暮らし慣れた場所から離れ新たな生活をはじめるとき、真っ先に気になるのは仕事の話。
働き盛り、子育て真っ最中の30代40代はなおさらですね。
このページでは、仕事選びの基準や、移住先で出会える仕事の種類、仕事付き移住先の見つけ方などをご紹介しています。
移住先ならではの仕事や、今の仕事を続けられるテレワークなど、自分のしたい仕事を移住先で叶えましょう!
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移住と仕事はセットで取り組むべき課題
移住先の多くは、都市部に比べて仕事の幅や絶対数が限られる傾向にあります。
そのため、移り住んでから職を探し始めるのは得策とはいえません。
安易に「田舎暮らしはお金がかからないから」と考えている方もいるかもしれませんが、車が増え、家の維持費が増えと、思ったほど生活費が減らない場合、貯金を切り崩しながらの生活では、家計がすぐ息切れしてしまいます。
移住者就職支援などをうまく活用して、移住前から仕事に目星を付け、可能な限り職を見つけてから移住するのが賢明です。
近年では、テレワークの普及によって、都会に勤務地を置きながら移住する方も増えていますし、起業支援制度を使って自ら職を生み出すこともできます。
移住先で仕事を選ぶ基準
では、具体的に移住先でどのような仕事をして暮らしていきたいですか?仕事を決めるうえで考慮したい3つのキーワードを見ていきましょう。
ライフスタイル
家事、育児、趣味の時間など、自分の理想とするライフスタイルを考えてみましょう。
移住のタイミングはライフスタイルを整えるチャンスです。
「仕事とプライベートはきっちり分けたい」「趣味を仕事にしたい」「家族や子どもとの時間をしっかり取れるように働きたい」など、ワークスタイルを導き出すためのキーワードを掘り下げ、“自分が叶えたい移住生活”をシミュレーションすることが大切です。
スキルの活用
今まで培ってきたスキルを活かせる仕事が移住先にもあるのなら、活用しない手はありません。
医療職や介護職、教職、保育士、土木・建築の管理職などは、人口が少ない地方にとって貴重な人材。
「職を変えて心機一転したい!」と考えていないのなら、スキルを活かした転職で、高待遇の転職を目指しましょう。
都会で培ったスキルがあれば、地方で即戦力として迎えてもらえるでしょう。
収入面
地方に移住すると、都会に比べ収入面が低くなりがち。
加えて都会の暮らしとは違った面での出費が増える傾向もあります。
いくら憧れの地方移住を叶えても、懐が不安だと喜びが半減してしまいます。
ライフプランの見直しをして、どの程度の収入があれば、無理なく移住地での暮らしを続けられるのか試算してみましょう。
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移住先で出会える仕事の種類
次に、移住先での仕事はどのようなものがあるでしょうか。
移住先でしか叶わない仕事もあれば、都会と変わらず続けられる仕事もあります。
移住先でしか叶わない仕事
地方移住先での魅力的な仕事の筆頭に挙げられるのが、農業・漁業をはじめとした第一産業や、自然相手の林業や森林セラピスト、特定地域で伝えられている伝統工芸などです。
やりたい仕事があって移住をしようという方に人気の職種ですね。
特に農業は、老若男女問わず移住先での就労先として根強い人気があります。
スキルを活かせる仕事
いわゆる“資格がないと就けない仕事”は、人手不足の地方において重要な人材です。
特に高齢化の進む地方において、介護職は引く手あまた。
また、30代40代の移住者が多い地域では、子育て世帯の増加から、保育士不足も深刻です。
安定収入重視の仕事
安定収入を考えるなら、現在働いている会社の支社や子会社に転勤を申し出てみたり、テレワーク制度があるなら活用してみるのも便利です。
仕事付き移住先の見つけ方
では、具体的に仕事付き移住先はどうやって探せば良いかご紹介します。
UIJターン支援制度を調べる
まずは、移住希望先のUIJターン支援を調べてみましょう。
内閣府が取り組んでいる『地方創生』の一環で、各都道府県に移住相談窓口が設置されています。
住まい支援・就職支援など、多くの情報が得られます。
移住セミナーや相談会に参加する
地方自治体が主催する移住セミナーや相談会、また移住体験などに参加することで、エリアに特化した仕事情報を集めることができます。
移住前に住まいや仕事を実体験できる“移住体験”では、農業や漁業、酪農、養鶏など、ツテがないとなかなか職業体験できる機会のない職種を経験できます。
『地域おこし協力隊』など、移住者にしかできない仕事でもあるので、移住ならではの仕事がしたい方におすすめです。
移住専門サイトを活用する
仕事付きで移住を始めたいなら、移住専門求人サイトを活用することを忘れてはいけません。
住み込み求人を専門に紹介するサイトや、年齢別のおすすめ求人、家族で入れる寮のある仕事など、普通の求人サイトを見るよりも効率よく仕事を探せます。
転職サイトを活用する
一般の転職サイトでも地方求人は見つかります。
人手不足の地方では、スキルや資格を活かした転職が有利です。
自分の能力を活かせる転職を移住と同時に叶えましょう。
新たな仕事を創出する
内閣府が取り組んでいる地方創生事業のなかには、『起業支援』もあります。
地方での起業や東京圏からUIJターンにより起業・就業をする方へ支援金を支給するもので、支援額は最大200万円。
場所を選ばない独立企業を考えているなら、こういった取り組みを有効に活用して、新しいことに挑戦する足がかりにしてみてはいかがでしょうか。
関連記事「移住するなら支援金を活用しよう!制度のしくみと利用方法」
まとめ
移住での仕事の立ち位置は人それぞれ。
移住先でしか叶わない職を求めて移住したり、農村や海辺で余暇を楽しみながらのんびりと仕事を続けたい人、心機一転、異業種転職で気分をリセットしたいと考える人。
大切なのは、自分の理想の暮らしを具体化して、その内容に無理なく寄せていくことです。
移住前にやりたい仕事を見つけて、良い移住を叶えてくださいね。
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