別荘地に住むメリット・デメリット|子育て世帯が注意すべき別荘物件を選ぶときのポイント

別荘地に住むメリット・デメリット|子育て世帯が注意すべき別荘物件を選ぶときのポイント

リモートワークやテレワーク、ワーケーションなど、場所を選ばない働き方が生まれた昨今、都会を離れて自然豊かな場所で暮らしたいと考える方も増えてきました。

そんなとき思い浮かぶのが、別荘地での生活。

しかし、短期間の生活を目的とした別荘地に定住するのは、本当に快適なのでしょうか。

このページでは、別荘地のメリット・デメリットや別荘地選びのポイントなどをご紹介します。

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別荘地に住んでいる人はいる?

ひと時の避暑・避寒・休養などを目的として利用する別荘地。

そんな別荘地に住んでいる方は意外といらっしゃるようで、自然を満喫しながら優雅な田舎暮らしをしたい方に一定の需要があるようです。

光熱費を考慮しない豪邸では維持費がかさみますが、手頃なサイズ感のログハウスやリゾートマンションなど、定住に適した物件も存在します。

別荘地に住むメリット

漠然とした憧れの存在である別荘ですが、別荘地に住むメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

以下に代表的なメリットを挙げてみましょう。

自然に囲まれた周辺環境

別荘地は、高原や海沿い、温泉地、景勝地など、自然に囲まれた風光明媚な地域に多いため、自然に囲まれた生活が楽しめます。

自由なライフスタイル

別荘地の区画はゆったりとした面積のものが多く、都会や住宅地と比べて住人も少ないため、静かでのびのびと過ごせる傾向があります。

趣味や家族との時間を満喫し、心豊かな暮らしを求める方には適した環境です。

地域コミュニティに所属せずにすむ

地域にもよりますが、田舎暮らしにつきものの町内会などへの参加がないのもメリットの一つです。

そもそも定住人数が少ないため地域のイベントが少なく、道ですれ違えばあいさつを交わしますが、過度な干渉はし合わないことが多いようです。

多彩なアクティビティ

別荘地は観光地になっているところも多く、ウィンタースポーツやマリンスポーツ、サイクリング、乗馬、湯治などのアクティビティが身近にある場合が多いです。

趣味を身近で楽しみたい方にはもってこいの場所です。

別荘地に住むデメリット

次に、別荘地に住むデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。以下に代表的なデメリットを挙げてみましょう。

インフラに難あり

別荘地はもともと一時的な滞在を目的に整備されたエリアです。

そのため、定住生活や長期滞在の負荷に耐えられるインフラ機能がないことが多くあります。

水道管やガスの供給、送電などの基本的なライフラインが弱いため、悪天候などでひとたび不具合が起きれば、復旧まで時間がかかったり、自分たちで応急処置をする必要が出る場合もあります。

公共交通が乏しい

別荘地によっては、公共交通機関や舗装道路が整備されていないエリアもあります。

スーパーやコンビニ、病院などの施設へ行くには、自分で車を運転しなければ目的地にたどり着けないことが大半です。

自然の脅威に見舞われる

別荘地によっては、台風などで土砂崩れや高潮に見舞われ、道が寸断されて身動きが取れなくなる、豪雪に悩まされる、虫や獣被害が出る、草刈りや除雪などの作業が日常的に必要な場所もあります。

ハザードマップや四季の環境変化は事前によく観察する必要があります。

ランニングコストがかかる

別荘地では、寒暖差、湿度、地盤などによって、建物の劣化が起こりやすく、家の定期的な手入れ・保険料やメンテナンス、ライフラインの維持など、ランニングコストが多くかかると言われます。

避暑地や高原の冬は厳しく、ヒーターやストーブがフル回転ですし、水道管が凍結して使えなくなることもあります。逆に南国リゾート地は冷房利用がマスト、台風の懸念もあります。

また、地域によっては別荘税や都市計画税などの税負担が増えたり、別荘地独自の管理維持費が発生するなど、別荘地ならではの出費がある場合があります。

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別荘地への移住を検討する際のポイント

別荘地への移住を検討する際、チェックすべき代表的なポイントをまとめました。

自分たちのライフスタイルに照らし合わせてみましょう。

住居形態

別荘には、大きく分けて『一戸建て』と 『リゾートマンション』の2種類があり、以下の3つの購入パターンに分けられます。

  • 一戸建て(新築・中古)
  • リゾートマンション(新築・中古)
  • 土地購入して注文住宅

また、購入ではなく賃貸の別荘を借りたり、別荘のサブスクサービスを利用するなどの選択肢もあります。

エリア

軽井沢や蓼科、那須、熱海、伊豆などの有名別荘地から、新潟県湯沢町、長野県安曇野市、滋賀県大津市などのマイナーなエリアまで。

別荘地は全国各地にあります。

まずは、どのような環境下で暮らしたいか書き出し、条件に合う別荘地を探してみましょう。

土地の安全性

土地購入であれ、建売の購入であれ、土地自体の安全性は不動産購入時に最も重要視すべき点です。

別荘地は高台や傾斜地、海沿いなど、景観の良いところが多いですが、そういった場所は往々にして災害の危険性が高い場所であることが多いです。

移住・定住を考えるなら、長く安全に住めるかどうかしっかり確認しましょう。

建物の状態

別荘地に建てる建物は、その土地の風土に合った設計がされていることが望ましく、建売物件や中古物件を購入するなら、床下や屋根など、目に見えないところも、専門業者を利用して、丁寧に確認してから購入を検討しましょう。

土地を購入後、新築を建てる場合は、湿度や積雪、気温変化など、周辺環境に合った設計施工をしてもらいましょう。

周辺環境

学校や保育園、スーパーやコンビニ、公共施設や病院、バス停・駅など、周辺環境は、家族の成長に合わせて、住まいよりも重要になる場面が出てきます。

移住・定住を考えるなら、周辺環境の今後の変化も考慮して別荘地を探しましょう。

今後のライフプラン

子どもの成長や、両親の介護、自身の病気や老いなど、ライフスタイルは刻一刻と変化します。

10年、20年と住み続けるのに適しているのか見定めるのも長く住む秘訣です。

住まなくなった際の運用・処分方法

ライフプランの変化で、別荘地からの再移住を考えることもあるかと思います。

ただ、別荘の資産価値は下がることはあっても、上がることはないと思っておいた方が良いでしょう。

別荘地は物件売却が難しく、何年も買い手がつかないこともあります。

貸別荘としての活用や処分方法を具体的に検討しておきましょう。

お試し移住や宿泊施設の利用

多くの別荘地では、貸別荘物件も用意されています。

周辺環境の利便性や、別荘地の雰囲気などを実際に体感してから移住をしても遅くはありません。

移住・定住候補地の貸別荘宿泊はぜひ活用したいサービスです。

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まとめ

このページでは、別荘地のメリット・デメリットや別荘地選びのポイントなどを紹介しました。

全国にはたくさんの別荘地があります。自分たちに合ったエリアを見つけてみてくださいね。

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