移住・田舎暮らし | ちゅうこだて！コラム

三島市はどのようなところ？

静岡県三島市は、静岡県の23の市(10の区)、12の町、合計35市町のうちの一つ。

静岡県の北西に広がる『富士』エリアと、西に広がる『伊豆』エリアの境にある街で、箱根山麓と富士山を望む山岳地帯の真ん中にあります。

北東部は標高1,000m級の山々に囲まれる一方で、市を流れる川沿いには平地も広がっています。

人口は約10.7万人で、面積は約62k㎡。沼津市、裾野市や神奈川県の箱根町などが隣接しています。

日本のシンボル富士山が間近にそびえ、自宅の窓や通学・通勤路から毎日雄大な富士山を眺められるロケーションは、富士山好きにはたまらない贅沢。

富士山麓から生まれる豊かな天然水を自宅の水道から楽しめるのも、“水の都”三島市に住む特権です。

三島市内のおもな交通網は、伊豆縦貫自動車道・国道1号・国道136号、鉄道がJR東海道新幹線・東海道本線・伊豆箱根鉄道駿豆線などです。

東海道新幹線の停車駅・三島駅があるため品川まで約40分で行き来でき、転職なしで移住が可能なため、テレワーク移住の需要が高い市です。

観光名所は、三嶋大社、楽寿園、伊豆フルーツパーク、佐野美術館などがあり、市の近隣には、御殿場プレミアム・アウトレットや芦ノ湖、沼津港、浄蓮の滝など、伊豆・箱根・富士エリアの観光地も気軽に足を伸ばせます。

三島市でおすすめの移住先

静岡県三島市は、『北上』『市街地』『錦田』『中郷』の4つのエリアに分かれています。

北上エリア

三島市の文教エリアで、日本大学・三島校舎や昭和に造成された住宅地があり、新幹線通勤・通学する人も多いエリア。

市街地エリア

三島市役所や市立図書館、飲食店・スーパー・病院などが集まる、三島市の中心市街エリア。

錦田エリア

三島スカイウォークや山中城跡、伊豆フルーツパークなど、箱根西麓を中心とした自然豊かな観光・農業エリア。

中郷エリア

田畑と住宅が広がる平地地帯。国道136号にはロードサイド店舗が並ぶ商業施設が集まるエリア。

三島市への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

静岡県三島市への移住を検討するうえで、事前に知っておくべきポイントをいくつかご紹介します。

普段の生活にはマイカー必須

静岡県の主要都市に比べて市内の公共交通は限られており、普段の生活には一人一台のマイカーが必需品です。

車の所有は、購入費はもちろん駐車場代やメンテナンス費、保険料、税金もかかることを心得ておきましょう。

そんなに温暖じゃない

静岡県は首都圏に比べると温暖な気候ですが、九州・沖縄にはおよびません。

三島市の気候は昼夜の気温差が大きいのが特徴で、夏は茹だるように暑く、冬は底冷えする、内陸の盆地特有の気候です。

災害リスクが高い

三島市周辺は安政東海地震や関東大震災、となり町の函南町にある丹那断層による北伊豆震災など、大きな地震に見舞われた過去が何度もあり、今後も大きな地震が発生する可能性があります。

また、過去の富士山噴火の溶岩が三島市まで到達していた痕跡も見つかっています。

そのため、三島市では市をあげて災害に強いまちづくりを進めています。

ちゅうこだて！の「住まいの紹介サービス」では、中古一戸建て探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
ぜひお気軽にご利用ください。

＼三島市の中古物件を探したい／

三島市に移住するならどのような物件がある？

静岡県三島市内の物件数は、中古戸建てが約70件、中古マンションが約15件、賃貸物件が約4,300件掲載があります。

静岡県内の中古物件は、マンションよりも戸建ての物件数が多い傾向です。

中古一戸建て

三島市内の中古戸建て物件は、三島駅や駿豆線の大場駅周辺など、市内でまんべんなく見つけることができます。

静岡県は戸建て住宅の割合が比較的多いため、中古戸建ての物件数も豊富にあります。

三島市の中古戸建てを探す

中古マンション

三島市内の中古マンション物件は、三島駅や駿豆線の三島広小路駅周辺など、市内でまんべんなく見つけることができます。

三島市の中古マンションを探す

賃貸物件

三島市は新幹線を利用すれば、首都圏への通勤も可能なエリア。

生活に必要なインフラも充実しているため、単身・ファミリーどちらの物件も豊富です。

三島市の賃貸物件を探す

三島市に移住するならどのような仕事がある？

三島市は純度の高い水が豊富なため、豊かな水資源を活用した化学繊維業や製紙業などの工業が発展しています。

農作物は、水はけが良く耕土の深いことを利用して、古くから稲作よりもダイコンやニンジンなどの根菜類の栽培が盛んです。

新幹線を利用した通勤が可能なため、転職せずテレワーク・リモートワークを選択するのもおすすめです。

三島市で働くために役立つサイトをいくつかご紹介します。

三島市の仕事探しなら

『ゆとりすと静岡｜仕事』
静岡県で働くために、役立つ情報を発信する就職情報サイト。

『静岡県移住・就業支援金求人サイト』
地域で、職種で、静岡県内の移住・就業支援金の対象となる求人を掲載しています。

『静岡県プロフェッショナル人材戦略拠点｜SHIZ・PRO』
プロフェッショナル人材戦略拠点を設置し、地域の関係機関などと連携しながら、地域企業の“攻めの経営”への転身をあと押し。

静岡県内の移住・就業支援金の対象となる求人も掲載しています。

『静岡U・Iターン就職サポートセンター』
東京、横浜、名古屋に開設されている静岡県の就職相談窓口。キャリアカウンセラーに相談できます。

三島市の移住支援・補助金

静岡県三島市は、東京圏から市内に移住し、規定の働き方に当てはまり、規定の条件をクリアすれば最大100万円、子育て世帯は加算(対象人数×100万円)の移住補助金を受け取れる可能性があります。

詳しくは、三島市公式Webサイト内の『移住・就業支援補助金について』で確認しましょう。

また、

オンライン移住相談
空き家バンク
住むなら三島移住サポート事業
三島市移住・子育てリフォーム事業
子育て支援
三島市奨学金返還支援補助金
静岡U・Iターン就職サポートセンター

など、住まい・子育て・仕事ともに市の支援・補助事業が展開されています。

詳しくは、『三島市・移住定住応援サイト｜移住サポート』で確認しましょう。

三島市の移住体験や役立つサポートサイト

三島市が運営する移住に関係したサイトを、いくつかご紹介します。

『三島市・移住定住応援サイト｜笑顔マシマシ！三島市暮らし』
三島市の移住情報を発信しているWebサイトです。

『みしまりずむ』
三島市広報課が発信する、移住生活プロモーションサイト。三島市の魅力がたっぷりです。

『三島市　公式Webサイト』
三島市に住むなら市政もチェック。暮らしの手続きやハザードマップも確認できます。

『三島市観光Web』
三島市の魅力がよくわかる。観光・旅行情報ならココ！

『移住・定住情報サイト　ゆとりすと静岡｜三島市』
静岡県の公式移住・定住公式サイト内の三島市紹介ページです。

まとめ

箱根・富士山麓に抱かれ、きれいな水をたたえる静岡県三島市は、首都圏へのアクセスが良いため、仕事を続けながら移住を検討しやすい場所です。

また、市内や近隣のエリアには魅力的な観光スポットが多く、中京・関東へのアクセスも良いことから、休日の過ごし方の選択肢が豊富です。

自分のライフスタイルに合わせてさまざまな選択のできる三島市、移住先の候補にしてみてはいかがでしょうか。

この記事は2024年1月時点での情報をまとめています。

＼三島市の中古物件を探したい／

「ちゅうこだて！」は全国の中古住宅・一戸建て・一軒家・空き家の購入情報を検索できるサイトです。地域・駅・周辺施設・間取り・価格などから探すことができます。家探しに役立つ情報や最新物件も充実。夢のマイホームで開放感のある暮らしを実現しませんか？

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神奈川県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Wed, 24 Jan 2024 07:48:58 +0000

東京都に次いで、全国で2番目に人口の多い神奈川県。

このページでは、神奈川県に移住を検討する前に知っておくべき、神奈川県の概要や地域ごとの特徴、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などをまとめています。

神奈川県の魅力やデメリットを知って、自分にぴったりの移住先を見つけるための参考にしてみましょう。

＼神奈川県の中古物件を探したい／

神奈川県はどのようなところ？

神奈川県は日本列島のほぼ中央に位置し、北は東京都、東は東京湾、南は相模湾、西は山梨県と静岡県の両県に接する関東平野にある県です。

県庁所在地は横浜市です。

面積は約2,416k㎡で全国43位とそう広くありませんが、約923万人が暮らす、東京都に次いで全国で2番目に人口の多い県です。

神奈川県の地形は、県東部の丘陵と沿岸部、県西部の山地、県中央の平野と台地の3つに分けられます。

箱根と丹沢山地は“神奈川の屋根”と呼ばれ、1,500m級の山々が連なります。

相模川や酒匂川は、県の大切な水資源であるとともに、芦ノ湖をはじめ、相模湖や津久井湖、丹沢湖、宮ヶ瀬湖など、人造湖が多くあるのも神奈川県の特徴です。

海岸線は変化に富んでいて、東京湾側の京浜地帯は重要な港湾の一つです。

神奈川県内は東名高速道路が縦断しており、都内へのアクセスが良好です。

首都圏中央連絡自動車道から、中央自動車道や関越自動車道、東北自動車道への乗り継ぎもできるので、県外に出かけるときも便利です。

また、JR東海道本線や京浜東北線などの路線が多いところも魅力の一つ。

路線によっては乗り換えなしで都心を行き来できます。

残念ながら県内に大きな空港はなく、東京都大田区にある羽田空港が最寄りの空港です。

観光資源が豊富な神奈川県には、横浜中華街や八景島シーパラダイス、みなとみらい、新江ノ島水族館、古都鎌倉の街並みや由比ヶ浜、箱根温泉など、全国的にも名の知れた、魅力的な観光資源が数多くあります。

神奈川県民の特徴は、古くから日本の玄関口として栄えた港街だけに、県民気質は誰に対してもオープン。

男女とも自己主張が激しい面がありますが、気さくでおおらか。新しもの好き、おしゃれ、プライドが高いのが特徴です。

神奈川県でおすすめの移住先

神奈川県には16の市、13の町、1つの村、合計33市区町村があり、政令指定都市は横浜市・川崎市・相撲原市の3つがあります。

そのなかから、おすすめの移住先をいくつか紹介します。

神奈川県のエリアは、『横浜』『川崎』『横須賀三浦』『県央』『湘南』『県西』と大きく6エリアに分かれています。

都心へのアクセス◎神奈川県の県庁所在地『横浜市(よこはまし)　横浜エリア』

横浜市は18区に分かれている人口約377万人の大都市。子育て世帯に人気のエリアは西区です。

東京のベッドタウンであり都内へのアクセスに優れています。

渋谷や新宿など主要駅まで約30分、乗り換えることなく行けるため利便性が高い。

一方で、横浜市は子育てしやすい環境と支援が整っており、都市部でありながら公園やレジャー施設が多いのも、子育て世帯に人気の一つです。

横浜市

利便性と自然が調和し子育て世帯に人気『厚木市(あつぎし)　県央エリア』

神奈川県の中央に位置する厚木市は人口は約22.4万人。

駅を中心に都心までのアクセスが良く、西に丹沢山地の豊かな自然が広がる街です。

託児室から幼稚園への送迎をおこなう“幼稚園送迎ステーション事業”など、豊富な子育て支援制度が魅力です。

厚木市

相模湾に面した『真鶴町(まなづるまち)　県西エリア』

神奈川県内で数少ない地方創生移住支援事業対象の真鶴町は人口約6,700人の、のどかな港町。

北に小田原市、東と南が相模湾、西が湯河原町に隣接しています。

東京駅までは電車で約1時間40分かかり、神奈川県内の他の市区町村と比べてアクセスは良いとはいえませんが、都心へのアクセスを重視しないのであれば、箱根や小田原に近く、のんびりと暮らせそうです。

お試し移住体験などの移住支援もおこなっているので、一度足を伸ばしてみてはいかかでしょうか。

真鶴町

神奈川県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

神奈川県への移住を検討するうえで、事前に確認しておくべきポイントをお伝えします。

気候

神奈川県は中央部を流れる境川と相模川を境にして、大きく東部丘陵地帯、中央部低地帯、西部山地帯に分けられます。

気候も地帯によって異なり、箱根町などは内陸性気候となり寒さが厳く、湘南地域や三浦半島は海洋性の気候で温暖ですが海風が強く塩害も多い地域です。

移住を計画する際は、局地的な気候をリサーチするようにしましょう。

交通事情

神奈川県は地域によって公共交通機関が発達しているエリアと自家用車がないと不便なエリアがあります。

また、人気の観光スポットが多いため、観光シーズンになると主要幹線はしばしば渋滞に悩まされます。

また、都市への通勤圏内が魅力の県のため、都内へ通勤する方が多く朝の通勤ラッシュも避けられません。

住居費

神奈川県は東京に次いで家賃が高い県です。神奈川県のなかでも都心へのアクセスが良い地域は、特に住居費が高くなる傾向があります。

しかし、超人気エリアを外せば良心的な家賃相場のエリアもあります。

＼神奈川県の中古物件を探したい／

神奈川県に移住するならどのような物件がある？

神奈川県の物件数は、中古一戸建てが約6,500件、中古マンションが約1万1,500件、賃貸物件が約35万7,000件掲載があります。

中古一戸建て

神奈川県の空き家・中古住宅・中古一戸建ての人気エリアは、藤沢市、横浜市旭区、平塚市です。

物件数は中古マンションの方が上回りますが、中古一戸建て物件は全市区町村にあります。

神奈川県の中古戸建てを探す

中古マンション

神奈川県の中古マンションの人気エリアは、藤沢市、横浜市港北区、相模原市南区です。

神奈川県では、ほとんどの市区町村で中古マンション物件を探せます。

神奈川県の中古マンションを探す

賃貸物件

神奈川県の賃貸物件の約4割が横浜市に集中しています。

人気エリアは厚木市、横浜市鶴見区、平塚市などです。

神奈川県の賃貸物件を探す

神奈川県に移住するならどのような仕事がある？

神奈川県東部の横浜市や川崎市一帯は、東京都の大田区から広がる『京浜工業地帯』の一角を担っています。

また、幕末の黒船来航以降、今でも横浜港は日本と海外をつなぐ貿易の要所です。

工業都市・観光都市のイメージが強くある一方で、山海の自然に恵まれ、農業や水産業なども発達しています。

全国2位の人口ということもあり、観光業やサービス業・卸売業・小売業なども活発です。

また、交通網が充実しているため都心への通勤も可能で、テレワーク・リモートワーク、二拠点生活など、転職なしでの移住にも適した環境のようです。

神奈川県の仕事を探してみましょう

神奈川県は業種・求人数ともに充実しているため、県をあげての仕事情報サイトはありません。

しかし、仕事情報サイトを立ちあげている県内市区町村は多数あるので、市区町村単位で確認してみましょう。
一例
『小田原市　働きたい方へ』
小田原市公式Webサイト内にある就職支援情報。

『鎌倉worker’s station』
鎌倉市の企業・求人情報発信サイト。
など。

『アルパ』
神奈川県のアルバイト・パート・派遣・正社員・転職求人サイト。

『ハローワーク求人情報｜移住神奈川県のハローワーク求人』
神奈川県の求人・採用情報を確認できるハローワークのインターネットサービスです。

神奈川県にどのような仕事があるのか。

給料はいくらぐらいか。

全国のハローワークで受理した求人を求職登録をしていなくても検索できます。

神奈川県の移住支援・補助金が充実している自治体

神奈川県は東京圏に属するため、内閣府の『地方創生移住支援事業』は、大半の市区町村が対象外です。

神奈川県内で『地方創生移住支援事業』の対象市区町村は、山北町、真鶴町、清川村に限られます。

ここでは移住に限らず、神奈川県の支援制度や補助金をご紹介しておきましょう。

『支援制度|さぽなびかながわ』
神奈川県内の支援制度を、相談内容や支援分野から選択して探せます。

神奈川県の移住体験や役立つサポートサイト

神奈川県の自治体が運営する、移住関係サイトをいくつかご紹介しましょう。

『神奈川県ホームページ｜移住・定住』
神奈川県内の市区町村の移住・定住情報はこちら。セミナーやフェアの最新情報も手に入ります。

『神奈川県ホームページ』
神奈川県に住むなら県政もチェック。

『神奈川観光情報サイト観光かながわNOW』
神奈川県の魅力がよくわかる。観光・旅行情報ならココ！

『地方創生　いいかも地方暮らし　神奈川県』
内閣府発信の移住情報ポータルサイト。

まとめ

東京都に近く、自然豊かでアクティビティが多く、生活が楽しくなるスポット満載で、住みやすい神奈川県は、都心から少し離れて便利に暮らしたい方に人気の県です。

移住を成功させるためには、移住する県のメリット・デメリットを理解したうえで決定するのが重要です。

県や自治体が提供している制度やサポートを活用しながら、神奈川県移住の第一歩を踏み出してみましょう。

この記事は2024年1月時点での情報をまとめています。

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和歌山県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Wed, 24 Jan 2024 06:46:16 +0000

紀伊半島に位置する和歌山県は、年間を通して温暖な気候を利用して、みかんや梅などの果樹栽培が盛んな県です。世界文化遺産『熊野古道』や弘法大師空海によって開かれた『高野山』など、歴史ある観光スポットも点在しています。

そんな和歌山県の概要や地域ごとの特徴、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などをまとめました。

自分にぴったりの移住先を見つけるための参考にしてみましょう。

＼和歌山県の中古物件を探したい／

和歌山県はどのようなところ？

和歌山県は、関西地方にある日本最大の半島である紀伊半島の南西側に位置する県です。

県庁所在地は和歌山市で、県人口の約4割が和歌山市に集中しています。

面積は約4,725㎢で、その約80％を山地が占めています。

人口は約89万人。関西2府4県で一番人口の少ない県です。

和歌山県の気候は、紀伊半島沖を流れる黒潮の影響で年間を通して温暖です。

ただし、標高の高い山間部は冬場の平均気温が北日本に並ぶ寒さで、雪が降ることも多い特徴があります。

沿岸部は台風の襲来が多く、鹿児島県、高知県に次いで日本で3番目に台風の多い県です。

和歌山県の交通事情は、大阪府沿いの県北部に比べて県南部は不便な面があります。

陸路は、阪和自動車道や紀勢自動車道などの高速道路(一部未開通区間あり)、鉄道はJRのほか、南海電気鉄道などの私鉄が走っています。

空路は県南部に南紀白浜空港がありますが、県北部なら大阪の関西国際空港が便利です。

和歌山県の観光名所には、世界文化遺産に登録されている熊野古道をはじめ、弘法大師空海によって開かれた高野山、白浜温泉、那智の滝、アドベンチャーワールドなど、歴史と自然を感じるスポットが多い県です。

和歌山県の県民性は、県全域でのんびりとした性格ながら、県北部は商いの街・大阪の隣りにあって、金銭感覚が鋭く利己的なタイプが多いと言われ、変わって県南部は“陸の孤島”と揶揄されることもあり、独特で個性的、独立心旺盛な面があるそうです。

和歌山県でおすすめの移住先

和歌山県には、9の市、20の町、1つの村の、合計で30の市町村があり、政令市はありません。

そのなかでおすすめの移住先をいくつか紹介します。

和歌山県のエリアは、『紀北』『紀中』『紀南』と、大きく3エリアに分けて紹介されることが多いようです。

大阪府や和歌山市のベッドタウン『岩出市(いわでし)　紀北エリア』

岩出市は人口約5.4万人の、県内で5番目に人口の多い市です。

市北部には和泉山脈が、市内には紀の川が流れる緑豊かな街で、近年は、大型店舗やロードサイドショップの進出が相次ぎ、発展を続けるベッドタウンです。

移住支援金の対象市のため、条件に合う方は最大100万円の支援を受けることができます。

また、創業支援・住宅耐震化促進事業・中学校卒業までの子どもの医療費助成・結婚新生活支援事業などの定住支援が設けられています。

岩出市

世界遺産『熊野古道』のある市『田辺市(たなべし)　紀中エリア』

田辺市の人口は約6.6万人。人口・経済面で和歌山県第2の都市です。

和歌山県南部の経済・産業の中心地でもあります。

市中心部は熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、“口熊野(くちくまの)”とも呼ばれます。

面積も約1,027㎢あり、和歌山県下で一番広い市です。

こちらも移住支援金の対象市のため、条件に合う方は最大100万円の支援を受けることができます。

また、県外から移住すると、最大160万円の空き家改修の補助金交付や、移住者の起業に対して、補助金最大350万円の経済的起業支援なども用意されています。

田辺市

和歌山県の県庁所在地『和歌山市(和歌山市)紀北エリア』

和歌山市は県北部に位置する市で、和歌山県の県庁所在地です。

南北に丘陵と山地、西に和歌山湾が広がります。

人口は約35万人、和歌山県民の約40％が暮らす中核都市です。

大阪の中心部から電車や車で約1時間、関西国際空港からもリムジンバスで約40分の距離感から、大阪へ通勤・通学する方のベッドタウン需要があります。

こちらも移住支援金の対象市のため、条件に合う方は最大100万円の支援を受けることができます。

その他、子育て・住まい・仕事に関して支援があり、満18歳までこどもの医療費助成や出産祝いギフト(第3子以降)、和歌山市転入型三世代同居・近居促進補助金、トライアル和歌山市活動費支援金、わかやま市型移住支援金、奨学金返還助成事業など、都市部には珍しい支援の多彩さです。

和歌山市

和歌山県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

和歌山県への移住を検討するなら、以下のデメリットがあることを理解しておきましょう。

気候

県のかたちが北から南まで縦長な形が特徴の和歌山県は、南北で気候が異なります。

沿岸部は紀伊半島沖の黒潮の影響で年間を通して温暖ですが、高野山などの山間部は北日本のような厳しい寒さで雪も降ります。

また、南部の沿岸部は台風がよく通過する地域です。

交通事情

和歌山県の地形の特徴として、山地の多さが挙げられます。

県の面積の80%ほどを占めるのは、紀伊山脈を中心とする山岳地帯で、県内移動に山越えがあることもしばしば。

公共交通は、街や沿岸部に集中しており、県内どこでも移動するなら自動車は必須です。

職種

和歌山県は、東京や大阪と比較すると募集職種の種類が少ない傾向があります。

フリーランスやフルリモートの場合は問題ありませんが、それ以外の方は希望の仕事が見つけられない可能性があります。

大阪など近隣の府県での仕事も視野に職を探すと良いでしょう。

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和歌山県に移住するならどのような物件がある？

和歌山県の物件数は、中古戸建てが約790件、中古マンションが約170件、賃貸物件が約6万7,000件掲載があります。

物件の多くは和歌山市エリアに多く集まっています。

中古一戸建て

和歌山県内で中古一戸建て物件の人気エリアは、和歌山市、岩出市、紀の川市です。

エリアによっては物件数が0のところもあります。和歌山県は中古一戸建て物件が多い印象です。

和歌山県の中古戸建てを探す

中古マンション

和歌山県中古マンションの人気エリアは、和歌山市、岩出市、橋本市です。

マンションは都市部を中心に物件数が多い傾向です。

郊外では物件がヒットしない市町村も多くあります。

和歌山県の中古マンションを探す

賃貸物件

和歌山県の賃貸物件は、和歌山市がダントツ人気のエリアです。

和歌山市や岩出市は掲載物件数が多く、希望に合った物件が見つけやすい傾向です。

和歌山県の賃貸物件を探す

和歌山県に移住するならどのような仕事がある？

和歌山県の産業の特徴は、県北部は阪神工業地帯に属しているため、和歌山市を中心とする沿岸部は重化学工業が盛んです。

また、県全域で果樹栽培を中心とする農業が盛んで、県中部でのみかん栽培や田辺市を中心とする梅栽培が全国的にも有名です。

その他、水産業、林業などのブランド育成が進んでいます。

また、移住者の起業や継業に補助金が用意されている点も、移住者受け入れに積極的なあらわれです。

和歌山県の仕事をすなら

『わかやまLIFE｜しごとを探す』
和歌山県が運営している仕事情報サイトです。

『しごとくらし体験』の受け入れ先紹介など、わかやまでやりたい仕事を探してみましょう。

『UIわかやま就職ガイド』
和歌山で働きたい方の就職サポートサイト。

和歌山県内の就職情報を発信しています。

『厚生労働省和歌山労働局』
和歌山県のハローワーク情報サイト。

和歌山県にどのような仕事があるのか。

給料はいくらぐらいか。

全国のハローワークで求人をアカウント登録をしなくても検索できます。

和歌山県の移住支援・補助金が充実している自治体

和歌山県の支援制度や補助金は、『わかやまLIFE｜移住支援制度｜市町村支援制度を探す』から検索できます。

和歌山県内30市町村の支援内容を、『カテゴリ』『地域・市町村』『キーワード検索』を駆使して自分の求める条件を確認してみましょう。

和歌山県下の市町村の支援制度を一括で確認したい方はこちら。
『わかやまLIFE｜移住支援制度｜支援制度早見表』

また、東京23区の在住者または東京圏在住で23区への通勤者を対象に、マッチング支援事業、起業支援事業の活用、テレワークなどで移住した場合に移住支援金を支給する『移住支援事業』があります。

詳しくは、『和歌山県移住支援事業（移住支援金）等について』で確認しましょう。

和歌山県の移住体験や役立つサポートサイト

和歌山県の自治体が運営している移住に役立つサイトをいくつかご紹介します。

『わかやまLIFE -和歌山県移住ポータルサイト-』
和歌山県が発信する公式移住情報サイト。

県内の市町村と連携して情報を発信、セミナーやフェアの最新情報も手に入ります。

『和歌山県ホームページ Wakayama Prefecture』
和歌山県に住むなら県政もチェック！県の行政サービスをチェックして、移住後の生活をシミュレーションしてみましょう。

『和歌山県公式観光サイト』
和歌山県の魅力が詰まった、観光・旅行情をチェックするならココ！

『地方創生　いいかも地方暮らし　和歌山県』
内閣府発信の移住情報サイト。和歌山県の各市町村へのリンクを掲載しています。

まとめ

和歌山県は、自然あふれるのどかな田舎暮らしが楽しめる関西地方にある県です。

歴史ある観光地もあり伝統文化を感じながら、あたたかな環境と地元の人々に囲まれ、豊かな暮らしが待っています。

県や市町村が提供している移住支援やサポートを活用しながら、和歌山県移住の第一歩を踏み出してみましょう。

この記事は2024年1月時点での情報をまとめています。

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別荘地に住むメリット・デメリット｜子育て世帯が注意すべき別荘物件を選ぶときのポイント

ちゅうこだて！編集部14 — Wed, 24 Jan 2024 05:52:40 +0000

リモートワークやテレワーク、ワーケーションなど、場所を選ばない働き方が生まれた昨今、都会を離れて自然豊かな場所で暮らしたいと考える方も増えてきました。

そんなとき思い浮かぶのが、別荘地での生活。

しかし、短期間の生活を目的とした別荘地に定住するのは、本当に快適なのでしょうか。

このページでは、別荘地のメリット・デメリットや別荘地選びのポイントなどをご紹介します。

＼理想の中古物件を探したい／

別荘地に住んでいる人はいる？

ひと時の避暑・避寒・休養などを目的として利用する別荘地。

そんな別荘地に住んでいる方は意外といらっしゃるようで、自然を満喫しながら優雅な田舎暮らしをしたい方に一定の需要があるようです。

光熱費を考慮しない豪邸では維持費がかさみますが、手頃なサイズ感のログハウスやリゾートマンションなど、定住に適した物件も存在します。

別荘地に住むメリット

漠然とした憧れの存在である別荘ですが、別荘地に住むメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

以下に代表的なメリットを挙げてみましょう。

自然に囲まれた周辺環境

別荘地は、高原や海沿い、温泉地、景勝地など、自然に囲まれた風光明媚な地域に多いため、自然に囲まれた生活が楽しめます。

自由なライフスタイル

別荘地の区画はゆったりとした面積のものが多く、都会や住宅地と比べて住人も少ないため、静かでのびのびと過ごせる傾向があります。

趣味や家族との時間を満喫し、心豊かな暮らしを求める方には適した環境です。

地域コミュニティに所属せずにすむ

地域にもよりますが、田舎暮らしにつきものの町内会などへの参加がないのもメリットの一つです。

そもそも定住人数が少ないため地域のイベントが少なく、道ですれ違えばあいさつを交わしますが、過度な干渉はし合わないことが多いようです。

多彩なアクティビティ

別荘地は観光地になっているところも多く、ウィンタースポーツやマリンスポーツ、サイクリング、乗馬、湯治などのアクティビティが身近にある場合が多いです。

趣味を身近で楽しみたい方にはもってこいの場所です。

別荘地に住むデメリット

次に、別荘地に住むデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。以下に代表的なデメリットを挙げてみましょう。

インフラに難あり

別荘地はもともと一時的な滞在を目的に整備されたエリアです。

そのため、定住生活や長期滞在の負荷に耐えられるインフラ機能がないことが多くあります。

水道管やガスの供給、送電などの基本的なライフラインが弱いため、悪天候などでひとたび不具合が起きれば、復旧まで時間がかかったり、自分たちで応急処置をする必要が出る場合もあります。

公共交通が乏しい

別荘地によっては、公共交通機関や舗装道路が整備されていないエリアもあります。

スーパーやコンビニ、病院などの施設へ行くには、自分で車を運転しなければ目的地にたどり着けないことが大半です。

自然の脅威に見舞われる

別荘地によっては、台風などで土砂崩れや高潮に見舞われ、道が寸断されて身動きが取れなくなる、豪雪に悩まされる、虫や獣被害が出る、草刈りや除雪などの作業が日常的に必要な場所もあります。

ハザードマップや四季の環境変化は事前によく観察する必要があります。

ランニングコストがかかる

別荘地では、寒暖差、湿度、地盤などによって、建物の劣化が起こりやすく、家の定期的な手入れ・保険料やメンテナンス、ライフラインの維持など、ランニングコストが多くかかると言われます。

避暑地や高原の冬は厳しく、ヒーターやストーブがフル回転ですし、水道管が凍結して使えなくなることもあります。逆に南国リゾート地は冷房利用がマスト、台風の懸念もあります。

また、地域によっては別荘税や都市計画税などの税負担が増えたり、別荘地独自の管理維持費が発生するなど、別荘地ならではの出費がある場合があります。

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別荘地への移住を検討する際のポイント

別荘地への移住を検討する際、チェックすべき代表的なポイントをまとめました。

自分たちのライフスタイルに照らし合わせてみましょう。

住居形態

別荘には、大きく分けて『一戸建て』と『リゾートマンション』の2種類があり、以下の3つの購入パターンに分けられます。

一戸建て(新築・中古)
リゾートマンション(新築・中古)
土地購入して注文住宅

また、購入ではなく賃貸の別荘を借りたり、別荘のサブスクサービスを利用するなどの選択肢もあります。

エリア

軽井沢や蓼科、那須、熱海、伊豆などの有名別荘地から、新潟県湯沢町、長野県安曇野市、滋賀県大津市などのマイナーなエリアまで。

別荘地は全国各地にあります。

まずは、どのような環境下で暮らしたいか書き出し、条件に合う別荘地を探してみましょう。

土地の安全性

土地購入であれ、建売の購入であれ、土地自体の安全性は不動産購入時に最も重要視すべき点です。

別荘地は高台や傾斜地、海沿いなど、景観の良いところが多いですが、そういった場所は往々にして災害の危険性が高い場所であることが多いです。

移住・定住を考えるなら、長く安全に住めるかどうかしっかり確認しましょう。

建物の状態

別荘地に建てる建物は、その土地の風土に合った設計がされていることが望ましく、建売物件や中古物件を購入するなら、床下や屋根など、目に見えないところも、専門業者を利用して、丁寧に確認してから購入を検討しましょう。

土地を購入後、新築を建てる場合は、湿度や積雪、気温変化など、周辺環境に合った設計施工をしてもらいましょう。

周辺環境

学校や保育園、スーパーやコンビニ、公共施設や病院、バス停・駅など、周辺環境は、家族の成長に合わせて、住まいよりも重要になる場面が出てきます。

移住・定住を考えるなら、周辺環境の今後の変化も考慮して別荘地を探しましょう。

今後のライフプラン

子どもの成長や、両親の介護、自身の病気や老いなど、ライフスタイルは刻一刻と変化します。

10年、20年と住み続けるのに適しているのか見定めるのも長く住む秘訣です。

住まなくなった際の運用・処分方法

ライフプランの変化で、別荘地からの再移住を考えることもあるかと思います。

ただ、別荘の資産価値は下がることはあっても、上がることはないと思っておいた方が良いでしょう。

別荘地は物件売却が難しく、何年も買い手がつかないこともあります。

貸別荘としての活用や処分方法を具体的に検討しておきましょう。

住まなくなった別荘を貸別荘として検討するなら、HOME4Uの「賃貸経営サービス」を利用してみても良いかもしれません。不動産管理会社にまとめて相談ができるのでサービス内容などを徹底比較できます！

お試し移住や宿泊施設の利用

多くの別荘地では、貸別荘物件も用意されています。

周辺環境の利便性や、別荘地の雰囲気などを実際に体感してから移住をしても遅くはありません。

移住・定住候補地の貸別荘宿泊はぜひ活用したいサービスです。

お手頃な別荘を探すなら

お手頃な別荘を見つけたいなら、新築より中古物件がおすすめです。

中古住宅・中古一戸建て専門サイトなら、中古住宅物件の購入情報サイト『ちゅうこだて』がおすすめ！

また、中古マンションを探すなら、姉妹サイトの『ちゅうこマ』、賃貸物件を探すなら『賃貸スタイル』ものぞいてみましょう。

まとめ

このページでは、別荘地のメリット・デメリットや別荘地選びのポイントなどを紹介しました。

全国にはたくさんの別荘地があります。自分たちに合ったエリアを見つけてみてくださいね。

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三重県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Thu, 28 Dec 2023 01:10:19 +0000

中京工業地帯に属している三重県は、ものづくりが盛んな県です。

また、観光資源やグルメも充実しています。

三重県に移住を検討する前に、地域の特色や魅力はもちろん、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などを事前に知ることで失敗や後悔を少なくできます。

自分にぴったりの自治体を見つける参考にしてみてくださいね。

＼三重県の中古物件を探したい／

三重県はどのようなところ？

三重県は1府5県と接し、関西地方東部に位置する東海地方と近畿地方のつなぎ目の役割を果たしている県です。

県庁所在地は津市で、面積は5,774.47k㎡で全国25位。人口は約172万5,000人の県です。

三重県の地形は紀伊半島東部に沿って南北約170km、東西約80kmと南北に細長く伸び、山地や平野、盆地など、変化に富んだ地形が特徴です。

地形が複雑なため地域によって気候の特徴が異なります。

基本的に三重県は一年を通して温暖な気候で、夏は気温が高くなりますが、鈴鹿山脈のある北部や伊賀盆地のある山地・盆地部は、冬の寒さが厳しい大雪も降るエリアになっています。

三重県は中京圏・関西圏とほど近く、人口10万人を超える市も多く、市街地の利便性と郊外の自然をほどよく併せ持っているので、自分のライフスタイルに合わせた多彩な暮らしを実現できます。

三重県の交通インフラは高速道路ネットワークが充実しています。

東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道、名阪国道、新名神高速道路、紀勢自動車道と道路網が縦横に伸び、鉄道はJRのほか、近鉄やいくつかの私鉄が走っています。

残念ながら空港はありませんが、津市と中部国際空港を約45分で結ぶ『津エアポートライン』が就航しています。

三重県には、F1開催地の鈴鹿サーキットをはじめ、忍者発祥の地といわれる伊賀など、魅力ある観光スポットが数多く、伊勢神宮や世界遺産の熊野古道などの歴史と文化、おかげ横丁ではグルメも楽しむことができます。

志摩スペイン村やナガシマスパーランドなどレジャースポットも豊富です。

また、観光のイメージが強い一方で、山海の豊富な自然に恵まれ、農業や畜産業、水産業なども発達し、県北部の北勢には工業地帯もあり、日本屈指の商工業都市でもあります。

そんな三重県の県民性は、真面目で明るくコミュニケーション好きで、優しく人付き合いがうまい。控えめで我が強いほうではないので周りからの信頼が厚いといわれています。

三重県でおすすめの移住先

三重県には14市15町、合計で29の市町があり政令市はありません。

三重県のエリアは、『北勢』『中勢』『伊勢志摩』『伊賀』『東紀州』と大きく5エリアで紹介されることが多いです。

そのなかでおすすめの移住先をいくつか紹介します。

モータースポーツのまち『鈴鹿市(すずかし)　北勢エリア』

鈴鹿市人口は約19万6,000人。

自動車産業関連の企業が多く立地する県下有数の商工業都市です。

また、東に伊勢湾、西に鈴鹿山脈などの豊かな自然にも恵まれています。

生活面では、ショッピングセンター、病院、保育所、公園施設などが充実しており、移住がはじめての方にも暮らしやすい街です。

東京圏からの移住が対象の『移住支援事業』をはじめ、子育て・住まい・仕事などさまざまな移住支援が充実しています。
鈴鹿市

関西圏へのアクセス便利『伊賀市(いがし)　伊賀エリア』

伊賀市は人口約8万6,000人のまちで、伊賀忍者や松尾芭蕉のふるさととして知られ、観光資源が多くあります。

南北に細長い三重県のなかで、大阪・京都・名古屋まで約1時間の距離にあることも大きな魅力です。

また、災害が比較的少ないこともメリットです。

東京圏からの移住が対象の『移住支援事業』をはじめ、『空き家バンク』や『住宅助成』、『移住コンシェルジュ』など、さまざまな移住支援を展開しています。
伊賀市

名古屋市にほど近いちょこっと田舎『東員町(とういんちょう)　県南エリア』

東員町は人口約2万6,000人の、名古屋市など都市部へのアクセスにも恵まれた“ちょこっと田舎、ちょこっと都会”なまちです。

子どもたちの“生きる力”の育成を目的とした、胎児期からの16年間を大切にする『16年一貫教育プラン』を導入するなど、子育てのまちでも知られています。

東京圏からの移住が対象の『東員町移住支援金』をはじめ、『空き家バンク』や『住宅助成』、『医療・子育て支援』など、さまざまな移住支援を展開しています。
東員町

三重県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

三重県への移住を検討するうえで、事前に確認しておくべきポイントをお伝えします。

気候

三重県は南北に長く、長い海岸線や山岳地帯、盆地など多彩な地形があり、地域によって気候がさまざまです。

南部は全国的に見ても雨が多く台風がよく通過する地域。北部の山間は雪の多い地域です。

交通事情

三重県に移住すると首都圏とは異なり、普段の主な移動手段は車です。

そのため買い物や通勤、通院など、生活をしていくうえで自動車は必須。車の購入費や保険代、車検などの維持費やガソリン代がかかってくることは意識しましょう。

また、三重県には新幹線の路線や空港がないため、遠方への移動は愛知県や大阪府に出る必要があります。

職種

三重県は首都圏と比較して職種が限られます。特に少ないのがIT企業や広告代理店など。

地方都市では新たに同業職が見つけられない可能性があることを理解したうえで転職を検討しましょう。

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三重県に移住するならどのような物件がある？

三重県の物件数は、中古戸建てが約200件、中古マンションが約60件、賃貸物件が約5万6,000件掲載があります。

物件の多くは津・鈴鹿・四日市エリアに多く集まっています。

中古一戸建て

三重県内で中古一戸建て物件の人気エリアは、四日市市、伊賀市、津市です。

エリアによっては物件数が0のところもあります。
三重県の中古戸建てを探す

中古マンション

三重県中古マンションの人気エリアは、四日市市、鈴鹿市、鳥羽市です。

マンションは都市部を中心に物件数が多い傾向です。

郊外では物件がヒットしない町もあります。
三重県の中古マンションを探す

賃貸物件

三重県の賃貸物件は津市・鈴鹿市・四日市市エリアに多く集まっています。

特に津駅や近鉄四日市駅の周辺は、通勤やレジャーに便利なため人気のエリアです。
三重県の賃貸物件を探す

三重県に移住するならどのような仕事がある？

三重県の産業の特徴は、昔から自然豊かな山海の恩恵を受け、第一次産業が盛んです。

農作物では全国上位のものが多く、水産物もあおさ、ひじき、伊勢エビ、真珠など、全国上位の品目が多くあります。

また、第一次産業の収穫物を加工する食品加工業が多いのも特徴で、全国的にも有名な菓子メーカーなどが数多くあります。

また、三重県は第二次産業の製造業も盛んな“ものづくり県”です。

卸売業、小売業、医療、福祉、観光業も需要があり、商工業求人がバランス良くあります。

三重県の転職・求人情報を探すなら

『みえの仕事マッチングサイト』
三重県が運営する県内企業の無期雇用求人を掲載する求人サイトです。

移住支援金の対象求人ならこちらからチェックしましょう。

『おしごと広場みえ』
三重県が主導で運営する就職支援機関です。

就職・転職フェアや合同企業説明会などの情報を掲載しています。

『ハローワーク　インターネットサービス』
ハローワークのインターネットサービスです。

三重県にどのような仕事があるのか。給与水準はどのくらいか。

全国のハローワーク求人を検索できるので、仕事探しの参考にしてみてください。

その他、『三重県移住・交流ポータルサイト　ええとこやんか三重｜おしごと』にも、三重県の仕事紹介サイトのリンクがあります。

参考にしてみましょう。

三重県の移住支援・補助金が充実している自治体

三重県内の自治体の支援制度や補助金は、『三重県移住・交流ポータルサイト　ええとこやんか三重｜市町の応援制度一覧』で確認できます。

三重県内29市町の移住支援の有無が一括掲載してあり、市町名をクリックすると応援制度のより具体的な内容を見ることができとても便利です。

自分の求める条件を確認してみましょう。

また、東京圏からの移住が対象の『移住支援金』は、三重県内29市町のうち25市町で実施しています。

三重県の移住体験や役立つサポートサイト

三重県の自治体が運営する移住関係サイトをいくつかご紹介します。

『三重県移住・交流ポータルサイト　ええとこやんか三重』
このページは三重県内の市町と連携して情報を発信、セミナーやフェアの最新情報も手に入ります。

『三重県の公式ウェブサイト　三重県』
県政もチェックするとよりリアルな三重県移住を実感できます。

『三重県の観光・旅行情報はここ！｜観光三重』
三重県の観光・旅行情報ならココ！

『地方創生　いいかも地方暮らし　三重県』
内閣府発信の移住情報サイトです。各市町へのリンクを掲載しています。

まとめ

日本のほぼ中央にある三重県は、都会の利便性と田舎ののどかさが共存するバランスの良い県です。

移住するうえで、交通機関が不便なく使えて、生活しやすい環境が整っているのは大きなメリットですね。

移住を成功させるためには、移住する県のメリット・デメリットを理解し、自身のライフスタイルに合っているか擦り合わせたうえで決定するのが大切です。

移住支援が充実している今こそ移住生活の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

この記事は2023年12月時点での情報をまとめています。

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山口県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Thu, 28 Dec 2023 00:58:45 +0000

明治維新の立役者を数多く輩出した山口県は、関門海峡を挟んで九州の福岡県とをつなぐ本州最西端の県です。

山口県に移住を検討する前に、地域の特色や魅力はもちろん、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などを事前に知ることで失敗や後悔を少なくできます。

自分にぴったりの自治体を見つける参考にしてみてくださいね。

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山口県はどのようなところ？

山口県は本州の最西端に位置する中国地方の県であり、東に広島県、海を挟んで西に九州の福岡県、南東に四国の愛媛県が隣接しています。

面積は約6,113k㎡で全国23位の大きさです。

山口県の気候は、瀬戸内海沿岸部・内陸山間部・日本海沿岸部で大きく分かれますが、一年を通して比較的温暖で、災害や地震も比較的少ないのが特徴です。

ただ、梅雨期は梅雨前線と暖かい湿った空気の影響で大雨になりやすい傾向にあります。

県庁所在地は山口市にあり、県の人口は約130万人で都道府県人口ランキングでは27位です。

県庁所在地は県央部の山口市ですが、人口は下関市の方が多く、下関市の他にも、宇部市や周南市、岩国市など、瀬戸内側に人口10万人～20万人台の市が分散しています。

市中心部に住んでいても郊外に住んでいても、車で少し走れば都市と自然を往来できるため、どちらも気軽に楽しめます。

山口県内はJR・高速道路・空港の路線が複数あるので、県内外への移動が比較的しやすい県です。

高速道路は山陽自動車道と中国自動車道、山陰自動車道、関門自動車道など複数通っており、車でのアクセスが良好です。

山口市にはJRの各種在来線と山陽新幹線が乗り入れる新山口駅があり、鉄道のアクセスも良好で、さらに山口県には山口宇部空港と岩国空港、2つの空港があるので、遠方へのアクセスに便利です。

全国的に名を知られる下関のふぐをはじめとした海の幸、元乃隅神社や錦帯橋、角島大橋、秋吉台などの景勝地や歴史スポット、50ケ所以上と温泉も多く、観光業も盛んです。

吉田松陰・高杉晋作・木戸孝允などを輩出し、明治維新の中心的存在となった長州藩など、山口県には魅力がいっぱいです。

そんな山口県の県民性は、義理堅さと人情味に富んでいて、真面目で努力家と言われています。

地元の伝統や風習を大切にし、家族や友人への思いやりがあり、仕事や学業に対して誠実に取り組むだけでなく、趣味や地域のイベントなどにも積極的な方が多いようです。

山口県でおすすめの移住先

山口県には13市6町、合計で19の市町があり、政令市はありません。

山口県のエリアにはいくつかの区分方法がありますが、『岩国』『柳井』『周南』『山口・防府』『宇部・山陽小野田』『下関』『長門』『萩』の8エリア、もしくは『東・中・西・北部』の4エリアで紹介されることが多いです。

そのなかで特におすすめの移住先をいくつかご紹介します。

緑と花と彫刻のまち『宇部市(うべし)　宇部・山陽小野田エリア』

宇部市は人口約15万8,000人、瀬戸内海に面した温暖な気候の市です。

常盤湖畔を散策しながら野外彫刻作品が楽しめる『ときわ公園』など、宇部市は市内のあちこちで彫刻と出会える、長年彫刻コンクールを開催している“彫刻のまちです。

また、市内には生活に必要なさまざまな施設がそろっていて、生活や仕事に不便はありません。

大学病院などの充実した医療機関、幼稚園から大学までそろった教育機関、鉄道・空港・高速道路など交通環境も良好です。

東京圏からの移住が対象の『宇部市移住支援事業』をはじめ、子育て・住まい・仕事などさまざまな移住支援が充実しています。
宇部市

山口県最大の都市『下関市(しものせきし)　下関エリア』

下関市は人口約24万5,000人、本州最西端にある山口県最大の都市です。

関門海峡・周防灘・響灘と三方を海に囲まれた、本州と九州をつなぐ玄関口。

漁獲量日本一を誇るフグ(山口弁だと“フク”)など、海産物が有名です。

東京圏からの移住が対象の『下関市移住支援事業』をはじめ、出産祝い金の支給・定住奨励金・住宅購入補助金など、さまざまな移住支援があります。
下関市

豊かな自然と利便性の高い市街地が魅力『下松市(くだまつし)　周南エリア』

下松市は人口約5万5,000人の県東南部に位置する市です。

瀬戸内海に面する工業都市で、近隣の周南市や光市を含む周南エリアの中心です。

コンパクトな市ですが、市内には生活に必要な機能が集約されており移動距離が少なくて済むのが利点です。

東京圏からの移住者を対象とした『移住支援金』をはじめ、『テレワーク移住支援金』などの移住支援があります。
下松市

山口県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

山口県への移住を検討するうえで、事前に確認しておくべきポイントをお伝えします。

仕事探し

重化学工業や流通業が盛んな一方、都会に比べて職種の選択肢が少ない傾向にあり、給与水準も低くなる傾向にあります。

山口県内の移住支援金対象となる求人を掲載する就業マッチングサイトもあるので、希望の職種が見つけられるかどうか、ぜひ活用してみましょう。

県内交通

山口県は近県と比べて都市機能が県内に分散しているぶん、比較的公共交通が整備されています。

しかし、首都圏に比べるとやはりいささか不便で主な移動手段は車が便利です。

車の購入費、保険代、車検などの維持費や、ガソリン代がかかってくることは念頭に置いておきましょう。

虫問題

里山や山間部など緑の多いエリアでは、自然の豊かさと比例して虫も多くなります。

虫が苦手な方は、住まい選びを失敗しないよう気をつけましょう。

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山口県に移住するならどのような物件がある？

山口県の物件数は、中古戸建てが約420件、中古マンションが約130件、賃貸物件が約1万9,000件掲載があります。

物件数は下関市、山口市、宇部市、岩国市、防府市、周南市など、分散傾向です。

中古一戸建て

山口県内で中古一戸建て物件の人気エリアは、下関市、宇部市、防府市です。

一部の町は物件数が0のところもあります。
山口県の中古戸建てを探す

中古マンション

山口県は全域を通して戸建て率が高く、中古マンション物件は下関市、宇部市、周南市に集中しています。

一部の市町は物件数が0のところもあります。
山口県の中古マンションを探す

賃貸物件

山口県で賃貸物件数は下関市、山口市、宇部市、岩国市、防府市、周南市周辺に多い傾向です。
山口県の賃貸物件を探す

山口県に移住するならどのような仕事がある？

山口県の山陽地方にあたる瀬戸内海側は、コンビナートを中心とした製造業と、高速道路をはじめとした多彩な交通網を活かした流通業が発展しています。

一方で、山陰地方にあたる日本海側は、農業・漁業と、観光業などのサービス産業が中心です。

三方を海に囲まれた山口県は古くから水産業が盛んで、下関市はフグの漁獲量が日本一で、南風泊市場では全国のふぐの大半を取り扱っています。

山口県の転職・求人情報を探すなら

『やまぐち移住就業マッチングサイト』
山口県が運営する、UJIターンサポートサイト。東京圏からの移住就業に興味がある方向けです。

『住んでみぃね！ぶちええ山口｜お仕事情報』
山口県の『農業』『漁業』『林業』『医療・福祉・保育』『企業』『開業・創業』『地域おこし協力隊』を紹介。

各業種ごとに役立つサイトのリンクも掲載。

『山口県内での就職活動は｜山口しごとセンター』
山口県内の企業や求人情報検索はもちろん、イベント案内やキャリアカウンセリング、各種セミナー・就職説明会も実施しています。

山口県の移住支援・補助金が充実している自治体

山口県内の自治体の支援制度や補助金は、『住んでみぃね！ぶちええ山口｜各市町の支援策』で確認できます。

県内19市町の『住宅支援』『就労支援』『起業支援』『子育て支援』『定住お試し』『資金援助』を一覧で確認でき、気になる市町があれば、より詳しい内容をサイト内で確認できます。

また、サイト内に設置されている『移住先チェッカー』を使用すれば、いくつかの質問に答えるだけで、自分の状況に合った山口県内の市町を選び出してくれます。

山口県は移住支援金の対象なので、対象条件をクリアすれば最大100万円、子育て世帯は加算(対象人数×100万円)が受け取れます。

詳しくは、『東京圏から山口へ！移住就業された方へ移住支援金を支給します！』で条件を確認してみましょう。

山口県の移住体験や役立つサポートサイト

山口県の自治体が運営する移住関係サイトをいくつかご紹介します。

『住んでみぃね！ぶちええ山口』
山口県へのUJIターン応援サイトです。

県内市町の情報発信や、イベント情報など最新情報も手に入ります。

『山口県ホームページ』
山口県に住むなら県政もチェック！山口県民になったあとの役立つ情報をチェックしてみましょう。

『山口県観光サイト　おいでませ山口へ』
山口県の観光・旅行情報ならココ！山口県の魅力を確認してみましょう。

『地方創生　いいかも地方暮らし　山口県』
内閣府発信の移住情報サイトです。各市町へのリンクを掲載しています。

まとめ

角島・秋吉台・秋芳洞などの自然あふれる一面もあれば、錦帯橋や元乃隅神社などの旧所名跡も数多く残る山口県。

九州、広島、四国へのアクセスが良く、空港・新幹線もあるため、関西・関東圏へのアクセスも悪くありません。

移住を成功させるためには、移住する県の良い面・悪い面両方を知ったうえで、さまざまな視点から検討しましょう。

この記事を自分にぴったりの自治体を見つける参考にしてみてくださいね。

この記事は2023年12月時点での情報をまとめています。

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The post 山口県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！ first appeared on ちゅうこだて！コラム.

島根県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Thu, 28 Dec 2023 00:51:33 +0000

神無月(旧暦の10月)には、八百万の神々が出雲の国に集まるため、出雲でのみ“神在月”と呼ぶ風習の残る島根県。

島根県に移住を検討する前に、地域の特色や魅力はもちろん、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などを事前に知ることで失敗や後悔を減らせます。

自分にぴったりの自治体を見つける参考にしてみてくださいね。

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島根県はどのようなところ？

島根県は東西約230kmに細く伸びる中国地方北部に位置する県です。

県の面積は約6,708㎢、県土は本州の他、島根半島の北の海上には隠岐諸島があります。

県庁所在地は鳥取県に隣接する松江市で、県の人口は約64万9,000人。

47都道府県のなかで、最下位の鳥取県に次いで人口の少ない県です。

島根県の気候は県内全域が日本海側気候ですが、日本海側の県で最西南端に位置するため、他県と比べて比較的穏やかな気候です。

年間を通じて湿度が高めで雨も多く、どんよりとした曇りや雨の日が多いのが特徴です。

標高の高い内陸部では1m程度の積雪のある年もあります。

広域交通は、出雲市に出雲縁結び空港、益田市に萩・石見空港、隠岐の島町に隠岐空港と3つの空港があります。

新幹線はなく、おもな鉄道路線はJR山陰本線。高速道路は、東西に切れぎれに伸びる山陰自動車道と、広島県につながる松江自動車道があります。

島根県の県民性は仲間意識が強く、慣れ親しんだ環境や人を大切にする方が多い傾向にありますが、東西に長く、出雲・石見・隠岐の3つの地方が1県になった歴史から、地域で性格がまったく異なる側面もあります。

出雲地方は真面目で勤勉、我慢強く引っ込み思案で、うち解けるには時間が必要。

一方、石見地方は古くから出稼ぎが盛んで他地域との交流も活発、明るく積極的。

隠岐地方は島特有の独立心旺盛で飾り気のない性格といわれています。

人気の観光スポットは、島根県立古代出雲歴史博物館や石見銀山世界遺産センターなどの世界遺産スポット。

出雲大社、日御碕神社、美保神社などの神話の国ならではの神社。

松江城、足立美術館、稲佐の浜、玉造温泉など魅力的なスポットが多くあります。

島根県でおすすめの移住先

島根県には8市10町1村、合計で19の市町村があり政令市はありません。

島根県のエリアは、『出雲』『石見』『隠岐』と大きく3エリアで紹介されることが多いです。

そのなかからおすすめの移住先をいくつかご紹介します。

島根県の県庁所在地『松江市(まつえし)　出雲エリア』

松江市の人口は約19万5,000人で、宍道湖と中海に挟まれた島根県内最大の都市です。

日本海や緑深い中国山地に囲まれた自然豊かな地方都市で、公的機関、商業施設、教育機関など、生活に必要なインフラがひととおり整っています。

松江市から車で1時間以内に出雲縁結び空港があり、遠方への空路があることも魅力です。
松江市

住みたい田舎の呼び声高い『雲南市(うんなんし) 　出雲エリア』

人口は約3万5,000人。

松江市と出雲市、南側は広島に接していて、都市部へのアクセスが良好なのが大きな魅力です。

出雲神話が色濃く残る歴史あるエリアであり、神話や銅鐸・たたら製鉄などの歴史文化を身近に感じられます。

生活基盤は雲南で仕事は都市部に足を延ばすような、のどかな田舎の生活と利便性の良い都市部の生活を両立できます。
雲南市

半分田舎・半分都会の『出雲市(いずもし) 　出雲エリア』

出雲市は人口約17万3,000人、出雲大社を筆頭に、古事記や日本書紀を彷彿とさせる歴史に彩られた地方都市です。

日本海と宍道湖に面した出雲市は出雲平野が広がる、新婚家庭や子育て世帯が暮らしやすいまちです。

縁結びとして名高い出雲大社にちなんで新婚家庭や子育て支援に力を入れていて、賃貸物件も多いため移住をはじめやすい環境が整っています。
出雲市

島根県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

島根県への移住を検討するうえで、事前に確認しておくべきポイントをお伝えします。

気候

島根県は典型的な日本海側気候です。

沿岸部は比較的温暖ですが、内陸部は雪が多く積もりやすい地域もあります。

車のチェーンやスタッドレスタイヤなど、雪対策は必須と心得ておきましょう。

また、日本海側の冬はどんよりとした曇天が続くのも特徴です。

体調が天気に左右される方は要注意です。

交通

山陰地域には新幹線の路線がありません。

遠方へのアクセスは空路が主流で、島根県内の3空港に加え、おとなり鳥取県の米子鬼太郎空港も利用すると便利です。

また、県内の普段の足は車です。

買い物や通勤、通院など、生活をしていくうえで自動車は必須と心得ておきましょう。

虫問題

里山や農村部など緑の多いエリアでは、自然の豊かさと比例して虫も多くなります。

虫の観察や虫捕りが大好きな方には魅力的な環境ですが、虫が苦手な方は、機密性の高い住まいを選ぶなど、住まい選びを慎重におこないましょう。

ご近所付き合い

田舎暮らしは地域の方とのコミュニケーションが大切です。

プライベートを重視すると摩擦が生まれがち。

おおらかな気持ちで、おせっかいはポジティブにとらえましょう。

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島根県に移住するならどのような物件がある？

島根県の物件数は、中古戸建てが約90件、中古マンションが約15件、賃貸物件が約3,000件掲載があります。

島根県の賃貸物件は、松江市と出雲市の2つの市に集中しています。

中古一戸建て

島根県内で中古一戸建て物件の人気エリアは、出雲市、松江市、安来市です。

エリアによっては物件数が0のところもあります。
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中古マンション

島根県は全域を通して戸建て率が高く、中古マンション物件は松江市、出雲市以外にはあまりありません。
島根県の中古マンションを探す

賃貸物件

島根県で賃貸物件数が多いのは、利便性の良い松江市や出雲市です。

町村部で賃貸物件を見つけるのは難しく、物件がヒットしないところもあります。
島根県の賃貸物件を探す

島根県に移住するならどのような仕事がある？

島根県の主な産業は、情報通信機械、鉄鋼業、電子部品・デバイスなど。品目をみると、溶解パルプ、工具鋼、純綿糸の出荷額が全国で1位です。

農林水産業区分では、シジミやアカムツ、西条柿、しまね和牛などが全国的に有名です。

島根県の転職・求人情報を探すなら

『しまね移住情報ポータルサイト　くらしまねっと仕事検索』
県下最大級の求人掲載数、スタッフによる手厚いサポートで企業とつながる求人マッチングサイトです。

『ジョブカフェしまね』
島根県内の若年向け就職支援サービス。

職業相談や就職支援セミナー、職業訓練情報、職業紹介、就職後のフォローアップなど、仕事関連のサービスが集約されています。

島根県の移住支援・補助金が充実している自治体

島根県の自治体の支援制度や補助金は、『くらしまねっと｜市町村支援制度検索』サイトで確認できます。

サイト内の条件欄にチェックを入れれば、市町村独自の支援制度を確認できます。

県内19市町村の支援内容を一括検索できとても便利です。

地域を3地方および19市町村から、項目を『仕事』『暮らし』『住まい』『体験』『その他』から選択できるので、気になる条件を検索してみましょう。

例えば、『出雲地方』『子育て』『支援金・助成金』にチェックを入れると、19件の支援内容がヒットします。自分の求める条件を入力して検索してみましょう。

島根県は移住支援金の対象なので、対象条件をクリアすれば最大100万円が受け取れます。

詳しくは、『わくわく島根生活実現支援事業』で、条件を確認してみましょう。

島根県の移住体験や役立つサポートサイト

島根県の移住関連サイトをいくつかご紹介します。

『しまね移住情報ポータルサイト　くらしまねっと』
このページは島根県内の市町村と連携して情報を発信、セミナーやフェアなどの最新情報も手に入ります。

『公益財団法人ふるさと島根定住財団』
公益財団法人ふるさと島根定住財団は、島根県の外郭団体で、地域活性化や定住促進を目的とした事業をおこなっている、島根県への移住・定住の総合相談窓口です。

『島根県の公式ウェブサイト　島根県』
島根県に住むまえに県政もチェックして移住後のビジョンを膨らましてしましょう。

『島根県公式観光情報サイト　しまね観光ナビ』
島根県の観光・旅行情報ならココ！

『地方創生　いいかも地方暮らし　島根県』
内閣府発信の移住情報サイトです。各市町へのリンクを掲載しています。

まとめ

島根県は山や海の幸に恵まれ、自然を身近に感じる暮らしが楽しめる反面、人口の少なさ相応の不便さもあります。

移住を成功させるためには、移住する県のメリット・デメリットをしっかり理解したうえで自分に合った地域を見つけることが重要です。

支援制度や各種サポートを活用しながら、移住への第一歩を踏み出してみましょう。

この記事は2023年12月時点での情報をまとめています。

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二拠点生活の仕事事情｜職種や利用できる補助金・支援制度

ちゅうこだて！編集部14 — Wed, 27 Dec 2023 08:48:53 +0000

2つの拠点を行き来しながら暮らす『二拠点生活』。

コロナ禍でリモートワークなどの多様な働き方がうまれたことで、二拠点生活は以前よりも身近な選択肢になりつつあります。

例えば、都市で働き地方で休んだり、地方創生プロジェクトに参加してスキルを活かしたり。二拠点生活はライフスタイルとキャリアの幅を広げてくれます。

このページでは、そんな二拠点生活をしながら仕事をするための役立つ情報をご紹介します。

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二拠点生活(デュアルライフ)とは

『二拠点生活(デュアルライフ)』とは、その名のとおり2つの生活拠点を行き来しながら生活するライフスタイルのことです。

副業やリモートワークの普及など、働き方の多様化によって、働きざかりの現役世代でも職場に縛られず、二拠点生活が可能な環境が整いつつあります。

平日は都市部で仕事をしつつ、週末は好きな土地で趣味を楽しんだり、子どもの長期休暇に合わせて生活拠点を変えたり、趣味やレジャー目的で数ヵ月地方で過ごしたり、楽しみ方は千差万別です。

目的はさまざまですが、二拠点生活で豊かなライフスタイルを楽しむ方が多いようです。

二拠点生活(デュアルライフ)と仕事

現在の職場がリモートワークやフレックスタイム制を導入していたり、インターネット環境があればどこでも仕事のできるフリーランス、まとまった額の不労所得を得ている方などは、仕事を続けながら二拠点生活に移行もそう難しくはないでしょう。

二拠点生活のために新たに仕事を探したい方は、リモートワークを推進している移住支援や専門サイトで情報収集してみるのがおすすめです。

現在の仕事を続ける

はじめに検討したいのは、所属する会社に許可を得たうえで現在の仕事を続けることです。

今までのキャリアや仕事のルーティンを比較的変えずに、二拠点生活に移行できるため、経済的な安心感があります。

会社の制度で認められていない場合もありますが、週末や休日を利用して二拠点を行き来するのは可能です。

二拠点生活をしやすい企業に転職する

リモートワークやフレックスタイム制を導入している、柔軟な働き方ができる企業に転職する選択肢もあります。

特定の出社日や取引先の訪問など、必要なときだけ会社に出ればOKの企業も近年増えつつあります。

また、仕事付き移住を考えるのも一つの手です。

新たな拠点で仕事をし、週末や休日を利用して自宅に帰るスタイルです。

関連記事
『仕事付きで移住したい！仕事の種類や見つけ方をご紹介』

フリーランスとして独立または起業する

企業に所属せず、フリーランスとして独立したり、起業したりするのも選択肢の一つです。

場所を選ばずスマートフォンやパソコン一つで仕事ができるWebやIT関連の仕事などが適しています。

軌道に乗るまではなにかと大変な面もありますが、生活の自由度が増すだけでなく、今までのスキルを活かして仕事の幅を広げることもできます。

福利厚生がなくなったり、仕事をいちから自分でとってくる必要があったり、会社の後ろ盾がなくなるので、長期的な視点を持ちながら、よく考えて決断するのが大切です。

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二拠点生活(デュアルライフ)の仕事に役立つサービス

2016年に政府主導で動き出した“働き方改革”。

2020年に発生した新型コロナウィルスのパンデミックも相まって、短時間労働やフレックス勤務、テレワーク・リモートワークの導入などの多様性が生まれ、二拠点生活もしやすくなってきました。

二拠点生活をしながら仕事をするうえで、役立つサービスをいくつか紹介します。

国や地方自治体の移住支援制度

国や都道府県、市町村でも、二拠点生活のためのさまざまな支援制度を用意しています。

国が地方創生の一環としておこなっている『地方創生移住支援事業』を筆頭に、

空き家バンク
住宅購入支援
リモートワーク支援

など、二拠点生活を始めるうえで役立つ制度があります。

各都道府県、各市区町村で内容はさまざまです、積極的に活用しましょう。

シェアオフィスやコワーキングスペース

近年、複雑な賃貸借契約が不要な、シェアオフィスやコワーキングスペースなどのサービスが増えています。

シェアオフィスとは、一つのオフィスを複数の企業や個人で共有するオフィスのこと。

会議室やコピー機などのオフィス機器など、空間や設備をシェアして、費用を大幅に軽減できるのがメリットです。

フリーアドレス、個室、半個室など、利用方法はシェアオフィスごとに異なるため、好みのスタイルのものを探してみましょう。

コワーキングスペースも一つのオフィスを複数の企業や個人で共有するオフィスのかたちです。

”コワーキングは”、“協働”を指しているため、オフィスを介して共に働くことが重視され、利用者同士のコミュニケーションが活発な傾向があります。

二拠点生活(デュアルライフ)を推進している自治体

二拠点生活を実現するのに便利な、リモートワークやテレワークに積極的な自治体をいくつかピックアップしました。

参考にしてみましょう。

神奈川県鎌倉市

神奈川県鎌倉市の『鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会』では、テレワークに関する勉強会や情報発信を実施しています。

都市部などへの通勤を減らし、鎌倉内で働けるワークスタイルの普及を目指しています。
関連記事
『鎌倉への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！』

滋賀県長浜市

滋賀県長浜市は、古くから外から入ってくる文化や産業を積極的に受け入れる風潮です。

リモートワーカーの受け入れなど、新しい働き方にも関心が高く積極的です。
関連記事
『滋賀県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！』

埼玉県飯能市

埼玉県飯能市では、中小企業に就業または市内で起業した方、移住前からの勤務先の業務をテレワークで継続する方など、条件がありますが移住する方を積極的に支援しています。
関連記事
『埼玉県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！』

二拠点生活(デュアルライフ)のための家探し

二拠点生活をはじめるなら、家探しも重要です。

自治体が提供している空き家バンク情報をはじめ、初期費用を抑えたいなら、新築にこだわらず中古物件にも目を向けてみましょう。

中古一戸建て選び・購入なら、空き家・中古住宅・中古一戸建て・一軒家の購入情報サイト『ちゅうこだて！』がおすすめ！

また、中古マンションを探すなら、姉妹サイトの『ちゅうこマ！』、まずは賃貸に住んで、新しい拠点探しをしたいなら全国の賃貸情報が集まる物件数充実の『賃貸スタイル』が便利です。

まとめ

地域の魅力を満喫できる旅行とはひと味違った二拠点生活ですが、居住地が一ヵ所に留まらない特性から、会社勤めの方には縁遠いものでした。

しかし、近年の『地方創生』や『働き方改革』の影響で、その敷居が近年低くなりつつあります。

生活基盤である仕事を無理なく継続できるよう、さまざまなサービスや自治体の移住支援制度をうまく活用して、理想のライフスタイルを実現してみましょう。

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名古屋市への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Wed, 22 Nov 2023 10:29:18 +0000

日本の三大都市圏の一つの名古屋市は、愛知県の県庁所在地であり、市街地と自然のバランスがとても良い街です。

東京圏から地方に移住する際に利用できる『移住支援補助金』の対象でもあり、都会的な地方移住をしたい方には大きなメリットです。

このページでは、そんな名古屋市の概要やおすすめの区、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などをまとめています。

名古屋移住の参考にしてみてくださいね。

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名古屋市はどのようなところ？

愛知県名古屋市は、愛知県の38市(うち政令指定都市1市16区)、14町、2村、合計54市町村のうちの一つです。

人口は約232万5,000人で、愛知県の総人口約748万人の約3割を占めています。

市の面積は326.50㎢で県内4位の広さです。

日本の三大都市圏の一つで、多くのヒト・モノ・コトが集まります。

名古屋市は愛知県の県庁所在地です。

駅周辺は高層ビルが立ち並び、商業施設も充実していて利便性が良く、少し離れると自然豊かな景色が広がります。

都会的でありながら自然も楽しめる生活を満喫できます。

名古屋市は、日本のほぼ中央に位置し、広域交通の要となる鉄道網(新幹線)や高速道路があり、遠方へのアクセス抜群。

もちろん市内公共交通機関も発達しており、JRや名鉄のほか地下鉄も6路線あり、市内であれば自動車を持っていなくても安心です。

住環境は、東京・大阪に比べてゆとりある住居・生活空間を備えており、通勤時間が比較的短いなど、時間的にもゆとりのある都市です。

さらに、生活環境も市民の満足度が高く、住みやすい街となっています。

観光名所も『名古屋城』や『中部電力MIRAI TOWER』『オアシス21』『名古屋市科学館』『トヨタ産業技術記念館』など、史跡や産業、自然を楽しめるスポットまで幅広く充実しています。

名古屋市でおすすめの移住先

愛知県名古屋市は政令指定都市であり、16区に分かれています。

子育て世帯におすすめの区をいくつかピックアップしてご紹介します。

名東(めいとう)区

名東区は19.45k㎡に16万2,000人が住む、治安がいい区です。

新興住宅地として開発が進み、特に藤が丘駅周辺が利便性も良く人気のエリアです。

また、学習環境も整っているため、引っ越してくるファミリー層があとを絶ちません。

千種(ちくさ)区

おしゃれなカフェや古風な建物が立ち並ぶエリアです。

区内の星ヶ丘周辺は文教エリアとしても知られており、高級住宅地でもあります。

ショッピングやグルメスポットが充実し、多くの教育機関や公共施設があり、動物園・植物園・遊園地・東山スカイタワーを含む『東山動植物園』など、子育て世帯にうれしいスポットが揃います。

天白(てんぱく)区

子育て世帯や大学生が多く暮らすエリアです。

街全体がきれいに整備されており、天白川などの自然を感じるスポットがあるのが魅力です。

さらに、商業施設も多く、おしゃれなカフェや飲食店も数多くあるため住みやすい環境です。

参考：名古屋市｜区のプロフィール

名古屋市への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

愛知県名古屋市への移住で後悔や失敗をしないための、事前に確認しておくべきポイントをお伝えします。

市内交通

名古屋はTOYOTA関連企業が多いこともあり車社会と言われます。

名古屋の道路は車線数の多さと道幅の広さが特徴で、車線数が5車線もある交差点もあります。

また、名古屋では“名古屋走り”と呼ばれる荒い運転をする方もいるので、車の運転に自信がない方は注意が必要です。

治安

東京、大阪に次ぐ大都市圏の名古屋市。

治安が悪い地域が少なからず存在します。

とはいえ治安の悪い区もあれば、良い区もあります。

詳しい治安情勢は、地域をよく知る不動産会社さんにしっかりリサーチすることをおすすめします。

食の好み

“なごやめし”と言われる名古屋の郷土食。

赤味噌をベースにした濃厚な料理が多く、味噌煮込みうどんや味噌カツ、スイーツでは小倉トーストなどが有名ですね。

ご当地グルメはその土地ならではの味が楽しめる反面、個性的な味が苦手に感じる場合もあります。

気候

名古屋市はフェーン現象の影響を受けやすく、平均湿度は70%を超えるむし暑い地域です。

冬は“伊吹おろし”と呼ばれる冷たい北西の季節風が吹き、気候は季節によって厳しい面があります。

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名古屋市に移住するならどのような物件がある？

愛知県名古屋市内の物件数は、中古戸建てが約440件、中古マンションが約1700件、賃貸物件が約5万6,500件掲載があります。

愛知県内の中古物件は、戸建てよりもマンションの物件数が多い傾向です。

中古一戸建て

中古一戸建て物件は一部の区を除き、名古屋市内でまんべんなく見つけることができます。

名古屋市は戸建て住宅の割合が比較的多いため、中古住宅・中古一戸建ての購入できる物件数も豊富にあります。

名古屋市の中古一戸建てを探す

中古マンション

中古マンション物件は名古屋市内でまんべんなく見つけることができます。

中古マンションの人気エリアは、千種区、中区などです。

名古屋市の中古マンションを探す

名古屋市千種区の中古マンションを探す

名古屋市中区の中古マンションを探す

賃貸物件

愛知県では名古屋エリアが圧倒的な物件数を誇ります。

交通インフラが整っていて、生活に必要な施設も揃っているため、単身者・子育て世帯どちらにも人気があります。

名古屋市の賃貸物件を探す

名古屋市に移住するならどのような仕事がある？

日本三大経済圏の一つである名古屋圏は、自動車、航空機、工作機械をはじめとする日本のモノづくり産業の集積地です。

中心都市である名古屋市は、製造業従事者に支えられ、商業やサービス業が発達し、バランスの取れた産業構造となっています。

また、日本列島の真ん中に位置しており、空路・海路・陸路いずれも利便性が良く、交通インフラが整っているので、国内外どこに行くにも便利です。

名古屋市の転職・求人情報を探すなら

『なごや就職応援ナビ』
名古屋市での就職活動に役立つ情報を発信する就職支援ポータルサイト。

『なごやジョブサポートセンター』
一人ひとりに合わせた、求人紹介や履歴書の添削、面接トレーニングなど、きめ細かな就職相談を実施しています。

『あいちUIJターン支援センター』
愛知県が運営する、県内の企業情報や求人情報、イベント情報等発信サイト。

名古屋市の移住支援・補助金

『名古屋市移住支援補助金』は、東京圏から名古屋市に移住し、就業または起業など、一定の要件を満たした場合受け取れる補助金です。

大都市圏で移住補助金を利用できる市区町村は貴重です。

詳しくは、『名古屋市移住支援補助金のご案内』でチェックしましょう。

移住補助金以外にも定住支援策として、住宅取得支援・医療費助成・出産支援・子育て支援・就学支援・起業支援・就農支援などが用意されています。

また、市民として利用できる補助金や助成金・支援サービスに、子育て支援サービス・住まいづくりへの補助・助成制度などもあります。

名古屋市の移住体験や役立つサポートサイト

名古屋市・愛知県が運営する移住に役立つサイトをピックアップしてご紹介します。

名古屋市自体には残念ながら移住に特化した特設サイトはありません。

『名古屋市公式ウェブサイト』
名古屋市に住むなら市政もチェック。

『【公式】名古屋市観光情報　名古屋コンシェルジュ』
名古屋市の魅力がよくわかる。観光・旅行情報ならココ！

『愛知県移住・定住ポータルサイト｜愛知の住みやすさ発信サイト』
愛知県内の市町村情報を発信、愛知県移住の情報が満載。

『あいちUIJターン支援センター』
愛知県で働きたい人を応援するサポートサイト。

まとめ

名古屋市は、東京・大阪ともにアクセスが良い人気の移住先です。

大都市圏でありながら、東京圏からの移住時に一定の条件を満たせば受け取れる『移住支援補助金』制度の対象であることも、大きな要因です。

近年人気の名古屋市移住、検討してみてはいかがでしょうか？

この記事は2023年11月時点での情報をまとめています。

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埼玉県への移住！支援制度や住まい・お仕事など気になるポイント総まとめ！

ちゅうこだて！編集部14 — Wed, 22 Nov 2023 10:22:34 +0000

首都東京のベッドタウンとして発展を続ける埼玉県は、都道府県別の魅力度ランキングでワースト常連の県ですが、街の再開発や環境整備なども進み、物価が安くて都心に近い便利で住みやすい県です。

このページでは、埼玉県の概要や地域ごとの特徴、住まいや仕事事情、移住支援制度の有無などをまとめています。

自分にぴったりの移住先を見つける参考にしてみてくださいね。

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埼玉県はどのようなところ？

埼玉県は関東地方に位置する内陸県で、県庁所在地はさいたま市。

東京都心のベッドタウンとして発展し、3,797.75k㎡の面積は全国39位で、人口は約733万1,000人。

全国5位の人口となっています。

人口は県の南東部に集中しており、ベッドタウンという性質から昼間の人口流出は全国1位です。

県北部は近郊農業などが発達していますが過疎化が進みつつあります。

首都高速道路や東北自動車道、関越自動車道をはじめ、各方面に高速道路網が発達し、JRや東武鉄道、埼玉高速鉄道などの鉄道網も充実しています。

埼玉県の気候は太平洋側気候に属し、冬は北西の季節風が強く晴天の日が多くて空気が乾燥します。

夏はかなりの高温になり、雷の発生が多くひょうも多いのが特徴です。

近年では県北部の熊谷市が最高気温の常連に名を連ねています。

主な観光資源は、西武園ゆうえんちや西武動物公園、三峯神社、秩父神社、小江戸はつかり温泉などがあります。

最近では春日部市にある巨大地下神殿の首都圏外郭放水路や北欧を題材にしたムーミンバレーパークなども有名です。

埼玉県の県民性は、男性はいい人と言われやすい反面、無個性でマイペース。

女性も男性同様協調性が高くのんびりしていて楽天家と言われています。

人当たりが良く、移住者にも優しい印象があるようです。

埼玉県でおすすめの移住先

埼玉県には39の市、政令指定都市1市10区、22の町、1の村、合計で63市区町村があります。

おすすめの移住先をいくつか紹介します。

埼玉県のエリアは、『さいたま』『南部』『南西部』『東部』『県央』『川越比企』『西部』『利根』『北部』『秩父』の10エリア。

埼玉県は47都道府県で一番市の数が多く、エリア分けも細かいのが特徴です。

森林文化都市『飯能市(はんのうし)西部エリア』

飯能市は人口約7万8,000人。県の南西に位置しています。

『ムーミンバレーパーク』や『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』などがある北欧色の強い街です。

自然が豊富でちょっとオシャレな田舎暮らしが叶うと、若年層に人気です。

飯能市は『移住就業等支援金支給事業』の対象地域で、移住者に対して最大100万円の支援が受けられます。

飯能市の中小企業に就業または市内で起業した方、移住前からの勤務先の業務をテレワークで継続する方など条件がありますが、埼玉県は移住する方を積極的に支援しています。
飯能市

秩父山地に囲まれた『秩父市(ちちぶし)秩父エリア』

秩父市は人口約5万8,000人が暮らす、皆野駅や親鼻駅の周辺に住宅や学校が集中するコンパクトなまちです。

秩父七湯や奥秩父温泉郷、秩父高篠鉱泉郷などの温泉・鉱泉がたくさんあります。

市内には公共交通機関が充実していますが、一方でマイカー利用率も高いです。

移住支援金の対象であるため、条件に合う方は最大100万円の支援など、さまざまな支援を受けることができます。
秩父市

荒川の流れる子育てのまち『戸田市(とだし)南部エリア』

戸田市は、荒川を越えるとすぐ東京都です。

都内に程近く池袋駅や新宿駅まで20～25分程度で通えます。

約14万1,000人が暮らしており、自然やレジャースポットが豊富で子育て世帯に人気です。

都内通勤・通学に便利な、閑静な住宅街が広がり、さいたま市内や都内に比べておだやかに暮らせます。

残念ながら、『埼玉県移住支援金』の対象地域からは外れますが、埼玉県の『地域子育て応援タウン』に認定されており、子育て世帯が安心して生活できる体制が整っています。
戸田市

埼玉県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント

埼玉県への移住で後悔や失敗をしないために、確認しておくべきポイントをお伝えします。

通勤ラッシュ

都市への通勤圏内が魅力の埼玉県。

都内へ通勤する人が多いため、朝の通勤ラッシュは避けられません。

県内の主要路線である、埼京線や京浜東北線などの混雑率は160～200%にもなります。

ただし、県内の企業へ就職すれば通勤ラッシュは避けられます。

治安

東京、大阪に次いで全国で3番目に治安情勢の悪い埼玉県ですが、治安の悪い市区町村もあれば、良い市区町村もあります。

詳しい治安情勢は、地域をよく知る不動産会社さんにしっかりリサーチしましょう。

気候

埼玉の夏はとにかく暑いです。

暑い街で有名な熊谷市も埼玉県にあります。

暑さの原因は“フェーン現象”が起こり空気が高温になるためで、毎年猛暑に襲われます。

水害

観光地として有名な首都圏外郭放水路、通称『防災地下神殿』があることでもわかるように、埼玉県には河川の合流点が多く、洪水時に水位上昇しやすい側面を抱えています。

ハザードマップはしっかりチェックしましょう。

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埼玉県に移住するならどのような物件がある？

埼玉県の物件数は、中古戸建てが約6,000件、中古マンションが約9,300件、賃貸物件が約14万4,000件掲載があります。

中古一戸建て

埼玉県内で中古一戸建て物件の人気エリアは、川口市、所沢市、川越市です。

埼玉県は戸建て住宅の割合が比較的多いため、中古住宅・中古一戸建ての購入できる物件数も豊富にあります。

中古マンション

埼玉県の中古マンションの人気エリアは、川口市、所沢市、越谷市です。

逆に秩父郡や比企郡など、エリアによっては物件数が0のところもあります。

賃貸物件

埼玉県内の賃貸物件人気エリアは、川口市、蕨市、さいたま市大宮区です。

特にさいたま市大宮区は再開発が著しく、人気に比例して家賃も高い傾向です。

埼玉県に移住するならどのような仕事がある？

埼玉県では伝統を受け継ぐ地場産業のほか、精密加工技術や高度なハイテク機器を取扱う中小企業の製造業が多く存在します。

伝統的な製造業企業が、職人技や人材を駆使して宇宙開発や産業機械・ロボット制作に挑戦している企業もあります。

また、都道府県別の平均年収ランキングでは2021年度10位(474万円)と高水準です。

埼玉県の転職・求人情報を探すなら

『住むなら、埼玉。｜仕事に関する取組や支援』
埼玉県での就業や起業、就農など、しごとに関する情報をご紹介します。

『埼玉ハローワーク』
埼玉県内のハローワーク求人を掲載しています。

また、埼玉県では、『埼玉県移住支援金』対象地域の10市町村内に移住し、対象地域の中小企業等に就職した方に移住支援金を最大200万円支給する制度が設けられています。

詳しくこちら▼
『【埼玉県公式】移住支援金対象求人／就業マッチングサイト』

埼玉県の移住支援・補助金が充実している自治体

東京圏から埼玉県内の対象市区町村に移住する際に支給される『埼玉県移住支援金』が利用できるのは、秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町の10市町村に限られます。

詳しくこちら▼
『住むなら、埼玉。｜移住支援金について』

また、『移住ポータルサイト　住むなら、埼玉。｜63市町村の比較検索』では、県内63市区町村の支援内容を確認できます。

『住まい』『子育て』『仕事』『その他』の4カテゴリで支援金の有無や詳細を確認できるほか、都心へのアクセス時間や移住体験なども確認できます。

気になる市区町村の支援内容を確認してみましょう。

埼玉県の移住体験や役立つサポートサイト

埼玉県の自治体が運営する移住関係のサイトをいくつかご紹介します。

『住むなら、埼玉。』
埼玉県内の市区町村と連携して情報を発信し、セミナーやフェアの最新情報も手に入ります。

『埼玉県公式ホームページ』
埼玉県に住むなら県政もチェック。

『埼玉県公式観光サイトちょこたび埼玉』
埼玉県の観光・旅行情報ならココ！

『地方創生　いいかも地方暮らし　埼玉県』
内閣府発信の移住情報サイトです。

まとめ

東京のベッドタウンとして発展した埼玉県。

首都圏まで20〜25分ほどで通勤・移動できる埼玉県は、都内と比較して家賃が安く、一人暮らし・ファミリー問わず生活しやすい県です。

豊かな自然と都内からの利便性を兼ね備えた埼玉県で、ゆとりある生活にシフトしてみませんか？

この記事は2023年11月時点での情報をまとめています。

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