明石海峡に面する兵庫県明石市は、2012年以降10年連続で人口が増加している子育て世代注目のまちです。
明石市に移住を検討するなら、市の特徴や物件・仕事事情、移住に関してどのような支援制度や補助金があるのか確認してみましょう。
明石市移住のメリットやデメリットを知って、理想の移住を目指してみてくださいね。
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目次
明石市はどのようなところ?
明石市は、兵庫県南部に位置し、瀬戸内海と大阪湾をつなぐ明石海峡に面しています。
県の29市(うち政令指定都市1市9区)、12町、合計41市町の一つで、人口は約30万6,000人。
神戸市・姫路市・西宮市・尼崎市に次いで兵庫県で5番目に人口の多い市です。
一方、面積は49.42k㎡で、41市町のなかで8番目に小さい市です。
市の北東部は神戸市と隣接しており、鉄道を利用すれば大阪まで約40分、神戸三ノ宮まで約15分、車は第二神明道路・国道2号線、新幹線は東海道・山陽新幹線、となりの神戸市まで出れば神戸空港など、近隣にも遠方へも交通の便の良い街です。
明石市移住支援金事業は、残念ながら令和4年度をもって終了していますが、全国トップクラスの子育て支援策が子育て世代の支持を集め、2012年以降10年連続で人口が増加。
5年で1万人が増えた人口増加率は、千葉県船橋市をおさえて全国の中核市でトップに輝いています。
瀬戸内海に面しているので、一年を通して温暖で晴れの日が多くとても過ごしやすい気候です。明石市は漁業が盛んで、明石鯛、明石たこ、あなごなど、明石海峡の恵みを楽しめるさまざまな海産物が楽しめます。
日常生活面では、大型商業施設をはじめ、生活を支えるスーパーやドラッグストアなどの生活用品店が充実しています。
医療機関は明石土山病院や明石医療センター、兵庫県立がんセンターなど、市民病院だけでなく兵庫県全体の医療を支える施設もあるため安心です。
天文科学館や図書館、博物館などの文教施設が充実しているほか、砂浜の続く海岸、大小さまざまな公園、明石城跡、などの自然・観光スポット、明石の海の恵みを楽しめる魚の棚商店街など見どころも豊富です。
明石市でおすすめの移住先
兵庫県明石市にはいくつかのエリア分け方法がありますが、ここでは6つのエリアに分けてご紹介します。
朝霧エリア
市の東部に位置するエリアです。
朝霧駅の南側には明石海峡大橋を一望できる大蔵海岸公園があり、海水浴やバーベキューなどが楽しめます。
明石エリア
JRと山陽電車の明石駅を中心に広がるエリアです。
博物館や科学館、図書館などの文化施設や、年間200万人が訪れる明石公園、魚の棚商店街など、多くの人でにぎわうエリアです。
西明石エリア
新幹線と在来線が接続する西明石駅のあるエリアで、新快速も停車するので通勤のほか旅行や出張にも便利なエリアです。
大久保エリア
市内でも近年特に人気のエリアです。
大型商業施設や商店街、医療センターなどが充実しているうえ、海側には江井島海岸、山側には明石北わんぱく広場など、自然とも触れ合えるエリアです。
魚住エリア
住宅と田園が広がる郊外エリア。
地形は坂が多い。
大きな公園からこじんまりした公園まで自然豊かな公園があるほか、伝統文化も残るエリアであり、文化施設が充実しています。
二見エリア
市民プールやテニスコートなど、スポーツが楽しめる明石海浜公園のほか、大型ショッピングセンターもあり生活に不便はないエリアです。
沖合の東二見人工島ではさまざまな工場が稼働しています。
エリアによって特徴が異なるので、どのエリアが気に入るか実際に足を運んでみるのがおすすめです。
明石市への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント
兵庫県明石市への移住を検討するうえで気を付けておきたいデメリットな面をいくつかご紹介します。
市内交通
神戸市のとなりの明石市は、地方都市のなかでは比較的公共交通が充実しているエリアです。
しかし、西部地域は鉄道やバスの本数が減少しつつあり、最終時間が早いと感じる方もいるようです。
また、東西方向への移動は快適ですが、南北方向への移動が不便との声も。
地形事情
住宅街のほとんどは斜面に沿ってつくられているため、生活するうえで坂道はさけて通れません。
自転車は電動のものがおすすめです。
また、海沿いは強風と塩害に悩まされる声も聞かれます。
ご近所付き合い
もともと明石市に住んでいる方と、新しく移住してきた方でコミュニティが異なるところもあるようです。
移住支援コンシェルジュなど、明石市事情に詳しい方にエリアの特性を聞くなどして、自分に合う合わないを見極めましょう。
ちゅうこだて!の「住まいの紹介サービス」では、中古一戸建て探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
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明石市に移住するならどのような物件がある?
兵庫県明石市内の物件数は、中古戸建てが約500件、中古マンションが約700件、賃貸物件が約3300件 (総物件数:約18600件)掲載があります。
兵庫県内の神戸市や姫路市に比べて物件は少なめです。
中古物件は、戸建てよりもマンションの物件数が多い傾向です。
中古一戸建て
中古一戸建て物件は、JR山陽本線の魚住駅や山陽電鉄本線の藤江駅周辺など、市内でまんべんなく見つけることができます。
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中古マンション
中古マンション物件は、JR山陽本線の土山駅や山陽新幹線と接続する西明石駅周辺など、市内でまんべんなく見つけることができます。
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賃貸物件
明石市で物件が多く集まるのは、明石駅・西明石駅周辺です。
明石市の賃貸は築年数が経っているものも多く、家賃相場は市内でも地域差があるため、現地に足を運んで実際に物件を確認するのがおすすめです。
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明石市に移住するならどのような仕事がある?
明石市は東西16kmにわたって瀬戸内海に面し、沖合は日本有数の豊かな漁場が広がっています。
季節ごとにさまざまな魚が獲れますが、なかでも鯛やたこ、あなごが特に有名です。
海苔の養殖も盛んで全国2位の生産量を誇ります。
また、農業も盛んでキャベツやブロッコリーなど、近くの大都市に新鮮な野菜を出荷しています。
明石市西部ではきれいな地下水が豊富に湧き出ることから、酒づくりも盛んです。
明石市には、二見人工島をはじめとして多くの工場があり、さまざまなものづくりがおこなわれています。
明石市で働くために役立つサイトをいくつかご紹介します。
『ひょうごで働こう! マッチングサイト』
兵庫県が運営するWebサイト。兵庫県内の企業や求人、イベント情報などを発信しています。
『ひょうご・しごと情報広場』
求職者と企業両者に専門のスタッフがさまざまな角度から丁寧に指導する就職支援Webサイト。
『ハローワーク インターネットサービス』
ハローワーク、雇用開発協会などとの連携によって、必要に応じた就労支援を実施しています。
明石市の移住支援・補助金
明石市は、東京圏から地方に移住する際に活用できる『移住支援金事業』は残念ながら令和4年度をもって終了していますが、子育て支援は全国トップクラス!充実した子育て支援が子育て世代の支持を集めています。
代表的な子育て支援をご紹介します。
- 第二子以降の保育料無料
- 高校生までのこども医療費無料
- 中学校給食無償
- 赤ちゃんに紙おむつや粉ミルクなどの子育て用品を毎月支給
- 子どもを対象に市内公共施設の利用料無料
- 18歳まで市独自の児童手当を支給
など
最新情報など詳しくは、明石市公式ホームページ 子育て支援に掲載されているのでチェックしてみましょう。
明石市の移住体験や役立つサポートサイト
明石市の自治体が運営する、移住関連サイトをいくつかご紹介します。
『笑顔のタネあかし』
明石市シティセールス課が運営する情報Webサイト。明石市の魅力を発信。
『明石市公式ホームページ』
明石市に住むなら市政もチェックしてみましょう。
『明石観光協会』
明石市の魅力がよくわかる。観光・旅行情報ならココ!
まとめ
明石市は、瀬戸内海に面し自然豊かでありながら、関西の都市部や関東へのアクセスも便利な街です。
のんびりとした雰囲気のなかでのびのび子育てできるよう、子育て支援を強く押す市の取り組みも注目を浴び、子育て世代の移住が増え、30万人都市となりました。
阪神間のベッドタウンとして近年人気の明石市移住、検討してみてはいかがでしょうか?
※この記事は2023年10月時点での情報をまとめています。
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