東京の中古一戸建ての平均費用や相場とは?1,000万以下で安く販売されている際の注意点

閑静な住宅街

東京都の中古一戸建て平均取引価格は、23区内では平均3,000万円、西東京では平均2,500万円です。

同じ23区内でも区によって差があり、商業地が多い千代田区や中央区、港区などは高額になる傾向があります。

実際、東京都の中古一戸建て費用相場はどのようになっているのか、また、東京都と地方の住宅の違いを見ていきましょう。

東京都で1,000万円以下の物件を購入する場合の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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西東京・東京23区の中古一戸建て費用相場

東京都で中古一戸建て住宅を購入する場合、23区内では平均3,000万円、西東京では平均2,500万円の費用がかかっています。

また、23区内だけに注目しても大きな差があり、たとえば千代田区では2020年度の中古住宅取引件数は一つのみで、8,500万円で売買されましたが、練馬区では1,000万円台の物件も多く、中央値も3,000~4,000万円ほどです。

一般的に商業地が多い千代田区や港区、中央区は土地が高額なため、中古一戸建てを購入する際の費用も高くなる傾向にあります。

反対に袋地であったり昭和中期以前に建てられている場合、費用は割安です。

建物が40年、50年と古く、なおかつ前面道路が4m以下でセットバック(建て直しの際に道路を広げること)の必要があるときは、さらに費用が安くなる傾向にあります。

参考:国土交通省の土地総合情報システム

東京都の住宅と地方の住宅の違い

一口に「中古一戸建て」といっても、地域によって住宅に違いがあります。

たとえば東京都は土地代が高いため、建物が地方の住宅と比べると小さくなりがちです。

また、近隣の家との距離が近いので、防音性の高い住宅が多いです。

一方、地方は建物や庭が広く、近隣の家との距離も遠いことが多いため、防音性はあまり考慮されていない場合があります。

また、土地にゆとりがあるので、駐車スペースが確保されている住宅も多いです。

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東京都1,000万以下の注意点

土地代が高いため、東京都で住宅を購入するとなると高額な費用が必要です。

しかし、なかには1,000万円以下で購入できる中古一戸建てもあります。

一見、お得に見えますが、なかには問題のある「訳あり住宅」が紛れている可能性もあります。

購入してから後悔しないためにも、次の5つのポイントに注意するようにしてください。

  • 建築基準を満たしているか
  • 劣化状況は問題ないか
  • 再建築可能物件かどうか
  • 瑕疵保険がついているかどうか
  • 防音性

建築基準を満たしているか

建築基準を満たしていない物件は要注意です。

例えば建ぺい率や容積率が基準よりも高い住宅や、用途制限を無視している住宅、未登記の物件などは、いずれも建築基準法に違反しています。

建築基準法に違反している場合は、融資審査が通りにくいだけでなく、売却もしづらい可能性があります。

購入前に建築基準法に準拠しているか検査し、問題が見つかった場合は購入しない方が良いでしょう。

劣化状況は問題ないか

劣化が深刻なときは、大幅なリフォーム工事が必要になります。

購入する際には1,000万円以下しかかからなくても、リフォーム工事に1,000万円、2,000万円かかり、結局は割高になってしまうかもしれません。

また、なかには土台から直さなくては住めない物件もあります。

この場合、いったん更地にして整地してから建築するため、中古一戸建てのない土地だけを購入するほうが割安になる可能性もあります。

リフォームなしに住めるのか、また、リフォームが必要な場合はどの程度の費用がかかるのか調べてから購入するようにしましょう。

再建築可能物件かどうか

都市計画区域と準都市計画区域には、「再建築不可物件」があります。

再建築不可物件は文字どおり再建築ができない物件のことで、申請不要のリフォーム工事なら実施できますが、古くなって建て替える際には許可がおりません。

また、建物ごとに再建築不可となった理由が異なりますが、大抵は前面の道路の幅が狭い、道路に面していない、道路に面している部分が狭いなどが原因です。

いずれも火事や地震などが起こったときに避難しにくい状況であることは間違いないので、万が一に備えるためにも購入は見送ったほうが良いでしょう。

瑕疵保険がついているか

瑕疵保険とは、購入後、住宅に重大な欠陥が見つかったときに購入前検査を実施した業者に補修を求めることができる保険です。

購入前検査ですべての瑕疵が見つかるとは限らないので、瑕疵保険に加入しておくことで安心です。

宅地建物取引業者を介して購入するときは2年以上の瑕疵保険がついていますが、個人間売買のときはついていない可能性があるので注意が必要です。

防音性

隣家との距離が近い場合は、防音性にも注目するようにしてください。

家庭内での音や声がすべて筒抜けなのは周囲に迷惑になるだけでなく、居住者自身にとっても大きなストレスです。

また、防音性が低い住宅では周囲の音もよく聞こえるため、落ち着いた暮らしができない可能性があります。

特に交通量の多い道路に面している場合や、人の出入りが多い店舗が近くにある場合も、防音性が高いのか確認してから購入するようにしましょう。

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