思いどおりにデザインできる点が新築一戸建て住宅の魅力の一つですが、すでにデザイン、建築された中古一戸建ての物件を選ぶ方も少なくありません。
この記事では、中古一戸建てならではのメリットや魅力をご紹介するので、中古一戸建てを考えている方はぜひ参考にしてください。
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なぜ中古一戸建てがおすすめなのか
新築一戸建てなら、予算の影響は受けるものの、希望どおりの間取りやデザインの住宅を作ることができます。
しかし、何度もおこなう建築士と打合せや、工期が長引くことも考えると、構想から完成までに早くても数ヵ月、場合によっては数年かかることもあるでしょう。
しかし、中古一戸建てならば、すでに完成している住宅を購入するため、今すぐ暮らし始めることが可能です。
少々リフォームをする場合でも、住宅自体はできあがっているため、新築一戸建てよりも早く完成します。
中古一戸建てを購入するメリット
今すぐ居住できる点以外にも、中古一戸建てならではのメリットは多数あります。
そのなかでも、次の3つのポイントは中古一戸建てを選ぶ大きなメリットでしょう。
- 新築より価格が安い
- 希望のエリアに住むことができる
- 実際の物件を確認できる
新築より価格が安い
同じ広さや立地、グレードならば、新築一戸建てよりも中古一戸建てのほうが安価な傾向にあります。
浮いたお金を家具や家電の購入、引っ越し費用に充てられるでしょう。
また、住宅購入の予算を決めている場合も、新築住宅よりも中古のほうが広めの間取りの物件を選択できるので、空間的にゆとりのある生活を楽しめます。
希望のエリアに住むことができる
新築住宅を建てられる場所は限られています。
すでに持っている土地か売りに出ている土地、あるいは新築住宅用に造成された土地のいずれかです。
ただし、新築住宅用に新しく造成された土地は、住宅とセットで販売されることもあるため、注文住宅を建てられない可能性もあります。
一方、中古一戸建ても視野に入れるならば選択肢は広がります。
希望するエリアに空き地がなくても、売り物件さえあれば暮らすことができます。
住みたいエリアが決まっている場合は、新築だけでなく中古一戸建ても視野に入れてみましょう。
実際の物件を確認できる
注文住宅を建てる場合、何度も建築士と話し合って間取りを決めながら進めますが、図面でイメージしたものと仕上がりが違うと感じるケースがあります。
近年では、コンピュータを使って立体的に仕上がりイメージを見せるハウスメーカーもありますが、実際に完成した状態を見るわけではないため、「思ったよりもリビングが狭い」「サンプルで見たときと壁紙の雰囲気が違う」と、あとで気付くことがあるでしょう。
中古一戸建てならば、すでに完成した物件を見て選ぶことができるため、イメージと違うことにはなりにくいでしょう。
イメージどおりの物件に住みたい方は、中古一戸建てを視野に入れて検討すると選択肢が増えます。
中古一戸建て購入のデメリット
中古一戸建てを選ぶ際にはさまざまなメリットがありますが、デメリットも知っておきましょう。
耐震性が基準を満たしていない場合がある
現行の建築基準法に基づく耐震基準は1981年6月1日に導入されました。
そのため、1981年5月31日以前に耐震診断をおこなっている住宅に関しては、耐震性が基準を満たしていない可能性があります。
中古一戸建てを選ぶ際には、耐震診断をいつおこなったのかも確認しましょう。
設備が古く、リフォーム費や維持費がかかる
住宅があまりにも古い場合には、リフォーム費がかかる可能性があります。
手直しが必要な住宅を選ぶ際には、リフォーム費も含めて予算を立てましょう。
また、設備の状態も確認してください。
例えば給湯器やエアコンなどが古くなっている場合には、住み始めてすぐに買い替えが必要になることもあります。
各設備の状態や年数も事前に確認しておきましょう。
ちゅうこだて!の「住まいの紹介サービス」では、中古一戸建て探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
ぜひお気軽にご利用ください。
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中古一戸建てを購入する際に気をつけること
お気に入りの住宅に長く住み続けるためにも、購入する際には次の2点に気をつけましょう。
長く住み続けられるためのポイントを確認する
建物の寿命は、どのように使われてきたかで大きく異なります。
丁寧に使われてきたのか、必要に応じてメンテナンスがおこなわれてきたのかを担当者に尋ねましょう。
また、構造上の欠陥がある場合も、長く住むことが難しくなります。
天井や壁上部に雨漏りのシミがないのか、家全体にゆがみがないか、床や廊下に浮きがないかなどを確認してください。
関連記事:「中古一戸建て購入時に確認するポイントや注意点は?」
周辺環境や近隣住民との人間関係を把握する
一戸建てに住むと、集合住宅よりも近隣住民との付き合いが頻繁になることがあります。
住宅の周囲を歩き、雰囲気がよさや長く住めそうかをチェックしてみましょう。
通学通勤に電車やバスを使う場合は、駅やバス停が近くにあるかを確認する必要があります。
子どもがいる場合は幼稚園や学校が近くにあるのか、危険そうなエリアが近隣にないのかも確認してください。
また、普段の買い物に便利なスーパーやコンビニ、医療機関の位置もチェックしましょう。
【まとめ】
新築だけでなく中古一戸建てにも目を向けると、住宅の選択肢は大きく広がります。
予算内で広めの物件を選択でき、住宅ローンで借り入れる金額を減らせることもあります。
耐震性と設備の状態には注意する必要がありますが、上手に選べば理想的なエリアに理想的な予算で暮らすこともできるでしょう。
中古一戸建て売買を活用して、自分にあった中古一戸建てを見つけてください。
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