「南向きのリビングは運気が良いと聞いたけれど、本当だろうか」と、疑問に感じている方もいるでしょう。
風水においても間取りにおいても、南向きリビングは良いといわれ人気があります。
この記事では、風水と間取りにおける南向きリビングのメリットと、運気を上げる方法を解説します。
記事を読んでいただければ、南向きリビングの風水・間取り上の特徴がわかり、適した間取りを選べるでしょう。
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目次
風水で南向きリビングは良い？
風水において、南は芸術や知性を象徴する方角です。
そのため、リビングが南向きの家は芸術やクリエイティブな仕事で成功を収める効果があります。
また、南は家族運が上がり、家族のコミュニケーションが活発になります。
風水における南は火を司る方角です。
火の気と相性の良い「木」を連想させるインテリアにすれば、南の気を強め運気を上げられるでしょう。
逆に、水とは相性が良くないため、水を連想させるものを置くと運気を下げてしまいます。
風水は気のパワーを上手に利用して、運気を上げようという学問です。
南向きのリビングで運気をアップさせるためにも、風水の効果を理解することが大切です。
そこで、次の章では風水の概要を詳しく解説します。
風水とは？
風水とは、開運のために用いられる環境学です。
衣食住や行動など自分を取り巻く環境に存在する気を利用して、運を切り開いていこうというのが風水です。
現代の風水では、気の流れを読む方法に方角の要素を取り入れています。
そこで、住宅やインテリアに風水を取り入れることにより、運気アップが期待できます。
例えば、気の流れを遮らない家具の配置や、方角を象徴する色のインテリアの設置などです。
本章では、風水の起源と五行の考え方を解説します。
風水における五行や方角の意味を把握することで、南向きのリビングの良さが理解できるでしょう。
風水の起源
風水の起源は、中国にあります。
古代中国において、農業を営み、人が住むのに適した場所を探すために、水や風など自然のなかにある気を見極めていたのが始まりです。
風水という言葉の語源は諸説ありますが、最も有力なのは、今から1700年前の晋の時代に郭璞(かくはく)という学者により伝えられた葬書です。
葬書には「故にこれを風水と謂う」と書かれており、それが語源だといわれています。
風水の五行とは？
風水の中心となる考え方を、五行といいます。
世界は木・火・土・金・水という5つの要素から成り立っているという考え方で、物質だけでなく色や方角、季節などにも当てはめて活用可能です。
風水では、5つの要素が互いに関係し合って、世の中のすべてのものに影響を与えていると考えられています。
5つの要素の関係性には2つの種類があります。
- 相生(そうじょう)：良い方向に影響し合うこと
- 相剋(そうこく)：悪い方向に影響し合うこと
5つの要素を相生と相剋の関係で表すと、以下のとおりです。
相生：木→火→土→金→水→木
木がこすれると火がつき、燃えた火は灰となって土になり、土から金が生まれ、金が冷えると水となり、水は木を潤す
相剋：木→土→水→火→金→木
木は土の養分を吸い取り、土は水を吸収し、水は火を消し、火は金を溶かし、金は斧になって木を倒す
相生の関係を活かし、相剋の関係を避けるのが、風水を活用して運気を上げる基本です。
ここでは、5つの要素をそれぞれ解説します。
木
木が象徴する方角は東、季節は春、色は青、徳は仁、感情は怒です。
木は火をおこし燃やす際に使われるため、火と相生の関係にあります。
一方で、木は土の養分を吸い取って育つため、土とは相剋の関係にあり相性が良くありません。
東の方角には、木や春を連想させるブルー系のアイテムを取り入れましょう。
火
火が象徴する方角は南、季節は夏、色は赤、徳は礼、感情は楽です。
火と相性が良く相生の関係にあるのは、土です。火が燃えると灰となり、灰が積もって土になると考えられています。
一方、火は金を溶かしてしまうため、金とは相剋の関係にあります。
南の方角には、火や夏を連想させる赤いアイテムを取り入れてみましょう。
土
土が象徴する方角は中央、季節は土曜、色は黄、徳は信、感情は欲です。
土と相生の関係にあるのは金です。
風水において金は土から生まれると考えられているため、相性が良いと考えられています。
一方、土は水を吸収してしまうため、水とは相剋の関係にあり相性が良くありません。
中央に置くのは、土を連想させるアイテムがおすすめです。色は黄色を取り入れましょう。
金
金が象徴する方角は西、季節は秋、色は白、徳は義、感情は喜です。
金と相生の関係にあるのは、水です。
金を冷やすと結露によって水が生じるためといわれています。
一方、金は斧となって木を切り倒すと考えられているため、木とは相剋の関係にあります。
西の方角には、秋を連想させる白系のアイテムを置きましょう。
水
水が象徴する方角は北、季節は冬、色は黒、徳は智、感情は哀です。
水と相性が良いのは木です。
水は木を潤し、水がないと木が育たないため、相生の関係と定められています。
反対に、水は火を消してしまうため、火と相剋の関係にあり相性が良くありません。
北の方角には、冬を連想させる黒いアイテムを取り入れましょう。
風水における南の方角とは
風水では、南は火を象徴する方角です。
火の気の影響を受けると、活動的でエネルギッシュになり、コミュニケーションが活発になると考えられています。
悪いものを燃やすのも火の気の作用であるため、悪運を断ち切るのに効果があるといわれる方角です。
また、南の方角は、美容や人気、知性、芸術、美、名声を象徴するといわれています。
そのため、南の方角の運気が上がると、知性や才能を発揮でき、人気運のアップや仕事の成功を期待できるでしょう。。
一方、南の火の気が強くなり過ぎると、自己主張が激しくなる、やる気が空回りするなど良くない部分が出てしまいます。
上手に火の気のバランスをとると、南の方角の良さを活用して運気を上げられるでしょう。
風水で見た南向きリビングのメリット
リビングは、家のなかでも人が集まる場所のため、活気に溢れる南の方角と相性が良い間取りです。
そのため、リビングを南向きにすると、知性や芸術、人気運などの運気が上がることが期待できます。
風水における南向きリビングのメリットは、以下のとおりです。
- 家族の会話が弾む
- 芸術やクリエイティブな仕事で成功する
- 勘がさえて幸運が舞い込む
それぞれの内容を詳しく解説します。
家族の会話が弾む
南向きリビングは、家族の団結力がアップして会話が弾む効果があります。
リビングは、家のなかで家族運を司る場所です。リビングを南向きにすると、家のなかが活気に溢れ、家族間のコミュニケーションが活発になるといわれています。
ただし、厚いカーテンで日光を遮ってしまうと、運気が下がってしまいます。
団結力が弱まり自己中心的な行動をとるようになってしまうため、注意が必要です。
さらに、南の方角をきれいに保つことで、より家族運アップが期待できます。
芸術やクリエイティブな仕事で成功する
南向きにリビングがあると芸術で成功するといわれています。
美意識を刺激する効果があり、芸術やスポーツなど瞬発力を必要とすることに向いています。
また、知性を象徴する方角であるため、クリエイティブな仕事で成功する可能性があるでしょう。
勘がさえて幸運が舞い込む
南は直感がさえる方角であるため、南の方角にリビングがあると、勘がさえて幸運が舞い込むことが期待できます。
また、南向きリビングは、インテリアをシンプルにすることで、さらに直感がさえる効果があるため、インテリアにもこだわりましょう。
なお、南向きリビングは宝くじが当たる方角ともいわれています。
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風水で南向きリビングの運気をアップさせる方法
風水において、方角と色は運気アップに深い関係があると考えられている要素です。
南向きリビングは運気が良いとされていますが、相性の良いカラーを取り入れることで、さらなる運気アップが期待できます。
この章では、南向きリビングに合うカラーや取り入れる方法を解説します。
南向きリビングに合うアイテムに上手にカラーを取り入れて、運気をアップさせましょう。
南向きリビングに合うカラーは？
南は火を象徴する方角であるため、火を表す赤やオレンジがおすすめです。
南向きリビングに火を象徴するカラーを取り入れると、家のなかが活発になる効果が期待できます。
ただし、適度に取り入れることが大切です。
過剰に取り入れると、エネルギーが強くなり過ぎて、ストレスがたまり、家族間で衝突が発生する恐れがあるためです。
そこで、南向きリビングには、火の力を上手に抑える木の色を使いましょう。
木の気を連想させる緑やベージュ、オフホワイトのような温かみのある優しい色がおすすめです。
南向きリビングでラッキーカラーを取り入れる方法
南向きリビングに合うカラーを上手に取り入れるには、2つの方法があります。
- インテリアに取り入れる
- リフォームで取り入れる
それぞれの内容を解説します。
インテリアに取り入れる
ラッキーカラーを住宅に取り入れるには、ラッキーカラーのインテリアアイテムを置くのが一般的な方法です。取り入れやすいインテリアには、以下のようなものがあります。
- カーテン
- カーペット
- ソファ
- テーブル・家具
- 観葉植物
- 絵画
- 照明スタンド
インテリアの組み合わせを工夫することにより、風水的に運気をアップさせながらおしゃれな空間を演出できます。
また、リフォームのようにまとまった費用がかかるわけではないため、気軽に模様替えをして気分をリフレッシュできます。
それぞれのインテリアにラッキーカラーを取り入れる方法は、後述するので、ぜひ参考にしてください。
リフォームで取り入れる
ラッキーカラーはリフォームで取り入れることも可能です。
例えば、ラッキーカラーのアクセントクロスを貼れば、壁の一部にラッキーカラーを取り入れられます。
また、南向きリビングに合わないカラーの床や天井を、思い切って合うカラーに貼り替えるというのも選択肢の一つです。
ただし、リフォームは費用がかかるため、しっかりと資金計画を立てる必要があります。
インテリアと違い、リフォームは何度もおこなえるものではありません。
リフォーム後に失敗したと後悔しないように、よく検討してからおこないましょう。
南向きリビングに合うアイテムは？
南向きリビングには、シンプルでデザイン性の高いインテリアが合います。
南向きリビングに合うアイテムには、それぞれ運気をアップさせるコツがあるので、事前に把握しておきましょう。
ここからは、南向きリビングと相性の良いアイテムに、ラッキーカラーを取り入れる方法を解説します。
カーテン
南向きの窓は無地のカーテンがおすすめです。柄物は運気を下げてしまうため、極力避けるようにしましょう。
火の気をうまく働かせるためにも、グリーンや白、ベージュなど落ち着いた色合いがおすすめです。
また、窓は気の通り道です。ホコリや汚れがたまらないように、こまめに掃除するとさらに運気がアップします。
カーペット
カーペットはグリーンやベージュがおすすめです。
木を連想させるコットン素材やウール、麻などの素材を使うのも効果的です。
カーペットはリビングの中央に配置すると運気が集まるため、カーペットを中心にしたインテリアの配置を考えてみましょう。
ソファ
南向きリビングに置くソファは、落ち着いた色合いが適しています。
また、ソファは入り口から離して設置するのがおすすめです。
風水では、ソファを入り口から離すことで、運気が逃げず金運が上がる効果があるとされているためです。
さらに、壁にソファの背中を向けて置くと、良い運気を捕まえられるといわれています。
テーブル・家具
南向きリビングに置くテーブルや家具は、火の気と相性の良い木の気を持つものを選びましょう。
具体的には、木製のものがおすすめです。
室内に圧迫感があると運気を下げてしまうため、なるべく背の低い家具を選びましょう。
色合いは、落ち着いたグリーンなど、寒色系のものも南向きリビングに合います。
観葉植物
運気を上げるためにも、観葉植物をリビングに置くのがおすすめです。
風水は、自然のエネルギーを使って運気を上げるために活用されます。
その点、観葉植物は土から栄養を吸って育つため、運気を上げる最適なアイテムです。
丸い葉の観葉植物は調和の効果があり安心感を与えるため、家族が集うリビングに置くと良い効果があります。
また、設置箇所はテレビの横がおすすめです。
テレビの横に置くことで、運気が安定する効果が期待できます。
絵画
絵画は、風水におけるラッキーアイテムとして人気があります。
相性の良いデザインや色の絵画を飾ることにより、運気アップが期待できます。
南リビングに絵画を飾る場合は、山や花など自然の絵を描いた絵画がおすすめです。
木を連想させるアイテムを置くことで、南向きリビングの火の気を上手にコントロールできるためです。
火の気が強くなり過ぎると家族間のトラブルに発展する恐れがあるため、木の気を用いてコントロールしましょう。
また、絵画は窓の代わりにもなるため、窓のない壁に絵画を飾ると運気がアップします。
照明スタンド
南向きリビングの隅には、照明スタンドを置くのがおすすめです。
部屋の隅に影ができると運気が下がってしまうため、強めの照明スタンドを立てて、部屋の隅まで明るく照らしましょう。
また、光沢のある素材は南の気を強めてくれるため、照明スタンドの色はゴールドがおすすめです。
なお、南向きのリビングでは、部屋の隅ぎりぎりまでものを置くのを避けましょう。
気の通り道が塞がれて運気を下げてしまうためです。
風水から見た南向きリビングの注意点は？
風水では、南向きのリビングに合わせると運気が下がると考えられているカラーやアイテムがあります。
知らぬ間に運気を下げてしまわないように、合わないカラーやアイテムを把握しておきましょう。
この章では、南向きのリビングで気をつけるべき注意点を解説します。
南向きリビングに合わないカラーは？
南は火の気を司る方角のため、水の色である黒やグレーとは相性が良くありません。
しかし、黒やグレーなどモノトーン系の色はおしゃれで好まれる傾向があります。
どうしても黒やグレーを取り入れたい場合は、割合を少なくするのがコツです。
また、原色や濃い色、派手な柄は避けましょう。
火の気は活気に溢れており、原色を使うと気が強くなり過ぎてリラックスできなくなるためです。
南向きリビングに合わないアイテムは？
南は火を司るため、プラスチック製品は避けましょう。
プラスチックは火で燃えるため、火の気が強くなり過ぎます。
水とも相性が良くないため、水槽や花瓶を置くのも避けましょう。
ロールスクリーンやシェードもおすすめしません。
ロールスクリーンは換気しにくく、風水的に良くないためです。
また、テレビを部屋のコーナーに斜めに設置するのも避けましょう。
尖った角から良くない運気が出るといわれているためです。
リビングにガラステーブルを置くのは相性が良くありません。
風水において、ガラスは意欲がなくなると考えられているためです。
リビングにガラステーブルを置く場合は、テーブルクロスで覆いましょう。
南向きリビングはシンプルにまとめると運気がアップします。
植物や装飾などを数多く設置すると圧迫感が出てしまうため、運気が上がりません。
あれもこれもと物を置き過ぎないように注意しましょう。
南以外の方角のリビングは？
ここまで、南向きリビングの運気を上げる方法を解説しました。
しかし、家を探すなかで、必ずしも条件に合った家が南向きリビングとは限りません。
そこでここからは、南以外のリビングで運気を上げるためにできることを解説します。
東
東は朝日が昇る方角であるため、東向きリビングは朝日のパワーをたっぷりと取り込めます。
東は仕事運や発展運に影響を与える方角です。
東向きのリビングに大きな窓を作ると、さらなる運気アップが期待できます。
東のラッキーカラーは青と水色です。
木を象徴する方角であるため、東向きのリビングには、青や水色を取り入れた木や水辺の絵などを飾ると運気アップにつながります。
東南
東南は、結婚運や家族運に影響のある方角のため、リビングに適した方角です。
日当たりの良い明るいリビングでは、明るい家庭を築けるでしょう。
東南のラッキーカラーは黄緑とオレンジです。
春や夏を連想させる明るい色のアイテムや花の絵を飾ると運気が上がります。
西
風水において、西は金運を司る方角です。
西向きのリビングは金運と商売運の上昇が期待できるため、自営業など商売をおこなう職業の方におすすめします。
西のラッキーカラーは白、金、銀です。
金を連想させる、黄色い葉や花の絵などを飾ると運気アップにつながるでしょう。
ただし、西向きのリビングが汚れていると、運気が下がり金運も逃げてしまいます。
西向きのリビングはきれいに保つよう気をつけましょう。
南西
南西は、風水において家庭運を司ることから、主婦の方角といわれています。
そのため、南西のリビングは女性が過ごしやすい空間にすることが大切です。
南西のラッキーカラーは黄色や若草色(あざやかな黄緑)です。
落ち着いた色合いのアイテムを取り入れると家庭運が上昇するでしょう。
若草色から連想される畳とも相性が良いため、リビングに畳コーナーを作るのもおすすめです。
北東
北東は鬼門の方角です。リビングを北東にすると良くないと思われがちですが、こまめに掃除をすれば運気が下がるのを抑えられます。
北東は財産運を司る方角のため、きれいに保たれていないと急な出費が増えるなど経済的にトラブルが起こる恐れがあります。
北東の方角のラッキーカラーは黄色、赤です。
黄色や赤が入ったアイテムを置くと運気が上がる効果が期待できます。
鬼門の北東をきれいに保つために、白を基調としたインテリアにするのもおすすめです。
北西
北西は、出世運や勝負運を司るため、風水では主人の方角とみなされています。
北西にリビングがあると、勝負運や男性の仕事運がアップするため、勝負事での勝利や家庭の安定につながると考えられています。
北西のラッキーカラーは、ベージュ、クリーム色、淡いピンク色です。
カーテンやソファなどにラッキーカラーを取り入れてみましょう。
北
北向きのリビングは、日差しが入り過ぎず、温度差が少ないため運気が安定します。
また、北は信頼を象徴する方角です。
北向きにリビングがあると、家族間の信頼が増し、家族関係が穏やかになるでしょう。
北と相性の良い色はピンク、アイボリー、緑です。北向きのリビングに置くインテリアには、これらの色を取り入れてみましょう。
中央
中央は、風水において対極と呼ばれ、運気が集まる大切な場所とされています。
そのため、家の中央にリビングがあると、すべての運気が上がる効果が期待できます。
特に、家庭運のアップに効果があるため、自然と家族が集まりコミュニケーションが活発になるでしょう。
中央のラッキーカラーは紫と金です。ゴールドのアイテムを置くとさらなる運気アップが期待できます。
南向きリビングのメリット・デメリット
南向きのリビングは、日当たりが良く使い勝手が良いため人気があります。
この章では、間取りから見た南向きリビングのメリットとデメリットを紹介します。
風水に加え、間取りとしての良さを把握することで、今後の判断材料になるでしょう。
南向きリビングのメリット
南向きリビングの一般的なメリットは以下のとおりです。
- 日当たりが良く明るい
- 冬に暖房費が抑えられる
- 洗濯物がよく乾く
- 湿気がたまりにくい
南向きのリビングは日差しが入りやすく、室内が明るくなります。
冬でも部屋が暖められるため、暖房費を抑えられるのもメリットです。
また、南向きのバルコニーや庭は日当たりが良く、洗濯物がよく乾きます。
同様の理由から湿気がたまりにくく、カビの発生を抑えられるため、健康面でも安心です。
南向きリビングのデメリット
南向きのリビングにはメリットがある一方で、以下のようなデメリットがあります。
- 壁や天井、家具が日焼けする
- 夏の光熱費がかさむ
- テレビやパソコンの画面が見にくい
- 道路からの人目が気になる
南向きのリビングは日差しが入りやすいため、壁や天井、家具が日焼けする恐れがあります。
日焼けにより色あせやひび割れが起こると、家具を早めに買い替えなければならない場合もあるでしょう。
また、日当たりが良く室内の温度が上がりやすくなるため、夏は暑くなります。
必然的にエアコンの使用頻度が増え、光熱費がかさむ傾向にあります。
差し込む日差しによってテレビやパソコンの画面が反射すると見にくくなるため、設置場所に工夫が必要です。
南向きリビングの家は道路に面しているケースが多く、通行人や車からの人目が気になるのもデメリットです。
人目を避けるためカーテンを閉めたままにすると、せっかくの日差しを遮ってしまいます。
南向きのリビングにもデメリットはありますが、デメリットを上手に対策すれば、心地良いリビングにできます。
メリットとデメリットをしっかりと整理して、理想の住宅を選びましょう。
まとめ
南向きのリビングは風水において運気が良いとされています。
家族運や知性、芸術を象徴する方角であるため、家族間のコミュニケーションが活発になり、芸術やクリエイティブな仕事で成功を収められるでしょう。
また、南は火の気を司る方角です。火の色である赤を室内に用いると家のなかが活気に溢れるメリットがある一方で、使い過ぎるとストレスがたまる恐れもあります。
火の気を上手に抑えるには、木の色を取り入れるのがおすすめです。木を連想させる緑やベージュ、オフホワイトなど温かみのある色をインテリアに取り入れましょう。
南向きのリビングは風水だけでなく間取りの面でもメリットがあります。
デメリットは上手に対策して、過ごしやすい空間を作りましょう。
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