東京では、リモートワークの普及により自宅で過ごす時間が増え、より広さのある中古一戸建ての需要が高まっています。
修繕が必要な部分はリノベーションを済ませた物件も多く、新築住宅と同様、購入してすぐに暮らし始めることも可能です。
この記事では、リノベーション済み物件がおすすめの理由と、物件購入のポイントを詳しく解説しています。
新築住宅以外の選択肢を考えている方、また安価に理想の住まいを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
\ リノベーション済みの中古物件を探したい /
東京での中古一戸建て需要が高まっている
働き方改革やテレワークの普及は、住宅選びにも大きな影響を与えています。
自宅で過ごす時間が長くなることやワーキングスペース確保のためにも、部屋数が多く空間にゆとりがある一戸建て住宅を購入する方が増えてきました。
なかでも、価格が安く選択肢が広い中古一戸建て物件のニーズは高まっています。
リノベーション済みの物件であれば、購入後すぐに暮らし始められるので、今すぐ新しい住居に引っ越したい方にも向いているでしょう。
参考:首都圏不動産流通市場の動向(2020年) 公益財団法人東日本不動産流通機構
リノベーション済み物件がおすすめの理由
中古一戸建てのなかでもリノベーション済み物件は、特におすすめです。
その理由としては次の3つが挙げられます。
- 比較的安価で済む
- 選択肢が広がる
- 居住環境をイメージしやすい
比較的安価で済む
一般的に住宅は、築年数が増えるほど価格が低くなる傾向にあります。
そのため、中古一戸建てであれば、新築住宅よりも安価に購入することが可能です。
また、同価格の中古、新築の物件を見てみると、中古一戸建ての方が広い場合がほとんどです。
リノベーションを実施していない住宅も購入できますが、その場合は修繕工事が必要になる可能性があります。
修繕費がかさんだ場合は、新築住宅よりも高額になるかもしれません。
しかし、リノベーション済み物件であれば、修繕工事の必要がなく、購入後そのまま暮らすことができます。
選択肢が広がる
新築住宅と比べて、中古一戸建ては物件数が多いです。
特にすでに開発されたエリアでは、新たに住宅を建てる場所がないため、中古住宅のほうが選択肢は広がるでしょう。
例えば、駅近のエリアや高級住宅地として名高いエリアも、新築住宅よりも中古住宅のほうが多い傾向にあります。
暮らしやすい環境、人気のあるエリアでの生活を希望する方も、リノベーション済みの中古物件を選択肢に入れてみましょう。
居住環境をイメージしやすい
土地を購入して注文住宅を建てる選択肢もありますが、図面だけでは実際の生活がイメージしづらい点が気になります。
また、中古住宅を購入してリノベーションする場合は、修繕後のイメージが湧きづらいこともあります。
しかし、すでにリノベーション済みの物件であれば、手を加えずに生活を始められるため、居住後のことを簡単にイメージできます。
家具の配置なども決めやすいので、引っ越し前の準備もしやすくなるでしょう。
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リノベーション済み中古建てを選ぶ際に気を付けること
リノベーション済みの中古一戸建てには、選択肢が広く安価で居住環境をイメージしやすいメリットがあります。
しかし、注意すべきポイントも少なくありません。
特に次の2点は注意をしておきましょう。
- 建物の耐震性・断熱性
- 想定外の出費がある可能性
建物の耐震性・耐熱性
建物が現行の耐震基準を満たさない場合には、耐震工事が必要になります。
住宅の広さや補強部位によっても費用は異なりますが、一般的な一戸建てで100万円~200万円ほどかかるとされています。
工事内容によっても異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、断熱性も調べておくことが必要です。
断熱性が低いと室内の温度が外気に左右されやすくなります。
その結果、夏冬の光熱費が高くなるだけでなく、快適さに劣る可能性が生じてしまいます。
快適に過ごすためには、床や壁への断熱材の導入や二重サッシへの入れ替えが必要になるでしょう。
なお、耐震性や断熱性は、不動産会社に尋ねることもできますが、専門業者に依頼してホームインスペクションを実施してもらうことも可能です。
ホームインスペクションでは第三者の立場から住宅の設備や性能、構造を詳しく調査するので、購入後に「こんなはずではなかった」と後悔するのを回避できるでしょう。
想定外の出費がある可能性
リノベーション済みの物件を購入したからといって、修繕すべき部分がすべて修繕されているわけではありません。
追加で断熱性能を上げる工事が必要になることや、壁や床の張り替え、間取りの変更、水回りの交換などが必要になることもあるでしょう。
引っ越しを終えて、実際に暮らし始めたあとで更なるリフォームの必要性に気付くこともあります。
ある程度は予算を残しておき、想定外の出費に備えるようにしましょう。
リノベーションを前提として中古一戸建てを選択しよう
リノベーション済みの物件ではなく、リノベーション可能な中古一戸建てを選ぶ選択肢もあります。
自分好みにリノベーションできるので、自分が希望する理想により近い住宅を完成できるでしょう。
また、リノベーション済みの物件よりも割安なことも多いので、浮いた予算をリノベーションの工事費用に充てることができます。
さらに幅広い物件から理想の1軒を選べることも、まだリノベーションされていない物件を選択肢に入れるメリットです。
まとめ
新築住宅が滅多に販売されないエリアでも、中古一戸建て物件であれば多数流通していることがあります。
希望する住居に何を求めるのかを明確にしてから、理想の住宅を選んでいきましょう。
その際は、すでにリノベーションが完成している住宅だけでなく、未リノベーション物件も視野に入れてみると、さらに広い選択肢から物件を探せます。
そのうえで、自分好みに仕上げていくことが可能です。
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