中古一戸建て物件、リノベーション工事で後悔しないためのポイントについて解説!

積み木と電卓

リモートワークの普及により、郊外に中古一戸建て物件を購入して、リノベーションする方が増えています。

中古一戸建て物件は、価格を抑えられることや新築物件よりも幅広い選択肢があることなど、購入時のメリットが多いです。

しかし、場合によってはリノベーションをしてから後悔するケースもあります。

具体的にはどのようなケースで後悔するのか、また失敗を避けるためには何に注意をすればいいのかをまとめました。

ぜひ満足のいくリノベーション物件を完成させるためにも、ご一読ください。

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中古物件を購入する理由とは?

中古一戸建ての購入には、いくつかのメリットがあります。

特に次の2つの理由により、中古一戸建てを選ぶ方は少なくありません。

  • 価格が安い
  • 選べる物件数が多い

価格が安い

住宅は古くなるほど購入価格が安くなる傾向にあります。

同じ広さや立地でも、新築と中古では数百万円単位で価格が異なることも珍しくありません。

具体的な目安としては、東京都では新築一戸建てと中古一戸建てで数十万円、神奈川県では500万円、千葉県や埼玉県では800万円程度の差があるとされています。

選べる物件数が多い

幅広い選択肢のなかから購入する物件を選べることも、中古一戸建てならではのメリットです。

実際、新築住宅は土地がないことには建ちません。

現在、全国の住宅のうち約7軒に1軒は空き家です。

売りに出されている物件、出されていない物件がありますが、中古の方が物件数が圧倒的に多いので、希望に合う一戸建てが見つかる可能性が高いといえます。

中古一戸建て物件選びでの後悔しやすいポイント

価格や物件数の豊富さで選ぶならば、中古一戸建てがおすすめです。

しかし、中古一戸建てであれば何でもいいかというと、そうではありません。

中古一戸建てを購入しても次のいずれかに当てはまると、後悔する可能性があります。

  • 立地環境が悪い
  • 水回りの設備が整っていない

立地環境が悪い

物件自体は優れていても、立地環境に問題があるときは暮らしにくさを感じることがあります。

例えば、ご近所トラブルが多い地域や騒音が深刻な地域を選んでしまうと、「もう少し調べてから購入すれば良かった」と後悔するケースもあります。

また、買い物を忘れたときや子どもが熱を出したときなど、近くにショッピング施設や病院がないと不便です。

駅から離れていて、通勤通学しづらいエリアも、住み始めてから後悔する可能性があるでしょう。

水回りの設備が整っていない

住宅のなかでも、水回りは劣化が早い傾向にあります。

例えば、排水管や給湯器などが古くなっている場合はもちろん、トイレやキッチン、浴室などの設備が劣化している場合には、リノベーションの費用も高額になるでしょう。

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リノベーションで後悔しやすいポイント

水回りや環境などに注意して中古一戸建てを選んでも、リノベーションで失敗をしてしまうことがあります。

特に次の3つはリノベーションで後悔しがちなポイントです。

充分に留意してリノベーション計画を立てていくようにしましょう。

  • 費用が膨大になってしまう
  • 住むまでに時間がかかる
  • リノベーションができない部分がある

費用が膨大になってしまう

「ここが気になる」「あそこも気になる」とリノベーションする場所を増やしていくと、費用が膨大になってしまいます。

物件によっては、基盤となる基礎工事が必要なことがあり、高額の費用がかかることもあるでしょう。

耐震対策でお金がかかる

築年数が古く、土台が腐敗している場合は、耐震対策に膨大な費用がかかることもあります。

また、住宅が建てられたときと現在の耐震基準が異なる場合は、新しい基準に合わせた耐震工事が必要になるでしょう。

なお、耐震基準が現行のものではない場合は、住宅ローン減税が適用されません。

減税制度の適用を検討している場合も、リノベーションの際には必要に応じて耐震工事を実施するようにしましょう。

住宅ローン減税について詳しく知りたい方は下記の記事で解説していいるので、ぜひご覧ください。

関連記事:「住宅ローン控除は中古物件でも適用されるのか?条件や計算方法を解説

参考:住宅:中古住宅取得後に耐震改修工事を行う場合について – 国土交通省

ローンの利息が高くなる

住宅購入費やリノベーション費用をローンで賄う場合には、住宅ローンとリフォームローンを組むことにあります。

借入額が増えるとローンの利息も高くなるので、毎月の返済額が増えたり、返済期間が長くなったりするでしょう。

住むまでに時間がかかる

大がかりなリノベーションをおこなう場合は、工事に時間がかかるため、住むまでの時間もかかってしまいます。

すでに現在住んでいる家を売り払っている場合は、長期にわたって仮住まいの家賃が発生し、支出増につながるでしょう。

リノベーションができない部分がある

物件によっては、水回りや柱などはリノベーションできないことがあります。

購入する前に、リノベーションできない部分があるのか確認しておきましょう。

ちゅうこだて!の「住まいの紹介サービス」では、中古一戸建て探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
ぜひお気軽にご利用ください。

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リノベーションで失敗しないために

リノベーションで失敗を避けるためにも、次の3点を確認しておきましょう。

  • リフォームのプランニングをおこなう
  • 資金計画を立てる
  • 細部まで確認する

リフォームのプランニングをおこなう

思いつきでリノベーションを進めていくと、理想とする住宅にならない可能性があります。

まずは何を優先させたいのか何は不要なのかを決め、リフォームのプランニングを立て、希望に合う住宅を作りあげていきましょう。

資金計画を立てる

気になる部分をすべてリフォームすると、新築一戸建てを購入するよりも高額になることがあります。

そのため、綿密な資金計画を立てて、予算内で物件購入とリノベーション工事を進めていくようにしましょう。

細部まで確認する

良好な状態の物件を選べば、その分リノベーションにかかる費用を抑えることができます。

壁や床に歪みはないか、水回りの設備は劣化していないか、耐震構造は現行の基準を満たしているかなどの確認は必要です。

専門業者にホームインスペクションを依頼して、物件の状態を丁寧に確認してから購入するようにしましょう。

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