デザイン性が高くおしゃれなデザイナーズ住宅ですが、新築の場合通常の住宅よりも高くなってしまいがちです。
しかし中古のデザイナーズ住宅であれば費用をおさえることができますし、中古住宅を購入後にリノベーションすることも可能です。
この記事ではデザイナーズ住宅の特徴や、選ぶ際のポイント、新築以外の選択肢にどのようなものがあるか解説します。
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デザイナーズ住宅とは
デザイナーズ住宅とは、建築主側が住宅に対してこだわりを持って建てた住宅のことです。
有名な建築家やデザイナー、建築事務所がデザインを手掛けており、これらの建築主側とよく話し合って自分の理想の家を建てていきます。
顧客のライフスタイルや価値観を反映することができ、一般的な住宅よりもユニークなデザインの外観をした住宅が多い傾向にあります。
もちろん、内装にもこだわって建てられているため、生活空間での個性を大切にしたい方にも人気です。
デザイナーズ住宅を選ぶ際の注意点
デザイナーズ住宅を選ぶ際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
確認しておきましょう。
家賃や購入費用が高い
デザイナーズ住宅は普通の住宅と比較すると、購入費用が高い傾向にあります。
理由としてはデザイナーズ住宅は建てる際に建築士によるさまざまな工夫が施されているためです。
こだわりの設計では特殊技術を使用しているケースがあり、そのために高額になる可能性もあります。
さらにデザイン性の高い資材を中心に使用している場合、建築コストが高くなります。
また、建築費用に加え、一般の住宅より多い設備投資や、需要の高さから家賃も高くなる場合が多い傾向にあります。
このようなことから、家賃や購入費用が普通の住宅より高くなることを考慮しながら選ぶことが重要です。
住宅性能が低い場合がある
デザイナーズ住宅は、住宅性能よりもデザイン性を重視して設計されることがあります。
例えば断熱性に優れた資材、保温性に優れた資材を使用せずデザイン性を優先してしまうと、夏は暑く、冬は寒い家になってしまう可能性があります。
また、家の中での動線設計が考えられていないために水道が使いづらい、ドアが開けにくいなど、実際に暮らし始めてから不具合に気づくケースは珍しくありません。
名ばかり物件に注意
普通の物件でも、デザイナーズ住宅として売り出されていることがあります。
本当にデザイナーズ住宅として設計がされているのか内見をして確認するようにしましょう。
一般的な物件と比較をしてみて、物件の外装や内装などにこだわっている部分が感じられないなら名ばかり物件の可能性があるため注意が必要です。
例えば表面だけリノベーションしている名ばかり物件もあるので、水回りの劣化具合や、不自然な段差がないかなど、しっかり確認しましょう。
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中古のデザイナーズ住宅なら選択肢が広がる
上述のようにデザイナーズ住宅はこだわりのデザインを施すことから、新築で購入すると費用が高かったり、建つまでに時間を要したりする特徴があります。
新築で購入することに不安がある場合には中古での購入がおすすめです。
ここからはデザイナーズ住宅を中古で購入することのメリットについて紹介していきます。
費用を抑えることができる
新築で購入すると費用がかかるデザイナーズ住宅ですが、中古住宅であれば費用を抑えることができます。
予算が足りなくてデザイナーズ住宅を諦めてしまうといった方におすすめです。
また、中古住宅であれば予算の幅が広がり、自分好みのデザイナーズ住宅を見つけることができるでしょう。
物件数が多いから理想の住宅を見つけられる
中古住宅は全国的にも物件数が多いため、周辺環境を含めて検討ができ、駅から近い場所や学校などの教育機関が充実している場所など選ぶことができます。
多くの選択肢の中から家族構成や自分のライフスタイルに合わせたデザイナーズ住宅を選べるため、選択肢の幅が広がります。
中古住宅を購入し、リノベーションする方法もある
ここまで紹介した方法のほか、中古住宅を購入し、リノベーションする方法もあります。
メリットや、購入時の注意点を見ていきましょう。
中古住宅をリノベーションするメリット
リノベーションならより住宅に自分好みのデザインを反映させることが可能です。
例えば、購入した中古住宅のリビング部分が気に入っているなら、リビング部分だけを残して他をリノベーションすることもできます。
また、中古住宅なら外装や内装を確認し、図面だけではわからない物件全体の雰囲気や天井の高さ・日の入り方なども確認ができます。
間取りなどを確認しておけばリノベーションのイメージもしやすくなるでしょう。
中古のデザイナーズ住宅と同様に、事前に家の様子をしっかり確認できる特徴があります。
中古住宅をリノベーションする際の注意点
中古住宅をリノベーションする際は、耐震性や基礎構造部分に問題がないか確認をする必要があります。
比較的新しく建てられた中古住宅なら問題ないケースがほとんどですが、築年数が古い建物では耐震性に問題があったり、基礎構造部分が弱くなっていたりすることは珍しくありません。
中古住宅をリノベーションして長く住んでいくつもりなら、耐震性や基礎構造部分に問題がないか確認しましょう。
関連記事「リノベーションに適した中古一戸建てとは?リフォームとの違いや選び方のポイントを解説」
まとめ
デザイナーズ住宅は外装にも内装にもこだわりがあり、デザイン性と住みやすさを大事にしたいと考えている方には最適です。
しかし、デザイナーズ住宅は一般的な住宅よりもデザイン性にこだわって建築されているため、家賃や購入費用が高かったり、住宅性能が低かったりすることを理解しておきましょう。
デザイナーズ住宅を購入する際は、中古物件のほうが費用を抑えられます。
また、自分が思い描く理想の住宅をコストを抑えて実現したいなら、中古住宅の購入後にリノベーションを行うという選択肢もあります。
デザイナーズ住宅を購入する場合やリノベーションをする場合の費用やデザイン性などを比較して、自分に合っていると感じた方法で理想の生活を実現しましょう。
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