中古一戸建ての内覧チェックポイント!注意点も解説

明るい快適なリビング

中古一戸建てを購入する前には内覧をおこないます。

内覧の際には水回りや床、壁紙、水回りなどの建物内部だけでなく、基礎や軒下、屋根などの建物外部、風通しや眺望などの環境をチェックします。

ただ見れば良いだけでなく、それぞれの箇所によって細かくチェックすべきポイントがあるので、この記事で詳しく解説します。

より詳しく中古一戸建ての状態を確認するために、内覧時に持っていくべき物もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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不動産における内見と内覧の違いは?

不動産会社に行くと、内見や内覧という言葉をよく耳にします。

中古一戸建ての購入者や賃貸物件への入居者にとって、内見も内覧もどちらも物件の状態や周辺環境を見に行くことを指します。

細かく説明すると、内見は物件の内部見学を指し、室内の状態や雰囲気、また、周辺環境を見ることも含まれます。

一方で、内覧は主に新築一戸建てや新築マンションの見学の際に使われる言葉です。

いずれにせよ、内見や内覧は物件の購入前や賃貸契約前におこなわれるもので、これから自分が住むべき物件を選ぶために必ずおこなうべきことです。

中古一戸建ての内覧チェックポイント

中古一戸建ては内覧時に見るべき部分が多く、場合によっては大きな欠陥を見落としてしまう可能性があります。

内覧チェックポイントを以下の8つの部分に分けてご紹介するので、見落としがないように厳しくチェックしてください。

  • 基礎・軒下
  • 屋根
  • 部屋の向き
  • 風通し・眺望・騒音
  • 床や柱の歪み
  • 壁紙の汚れや臭い
  • ガスや排水の種類
  • 水回り

基礎・軒下

建物を支える基礎部分は、丁寧にチェックしましょう。

物件の回りを歩き、基礎部分に大きなひび割れが起こっていないか確認します。

ひび割れが起こっている場合は、地盤に問題があり、改良が必要かもしれません。

また、ひび割れの部分から湿気が入り、コンクリート内部が腐食する可能性もあります。

軒下も詳しくチェックしましょう。

雨どいが壊れているときや塗装が剥がれているときは、雨漏りの原因になるかもしれません。

また、物件の柱など木材の箇所が腐り、シロアリの被害が生じる恐れもあります。

屋根

屋根全体を調べるのは難しいため、窓などから見える範囲だけでもチェックしておきましょう。

屋根の瓦がずれているときや破損しているときは、雨漏りの原因になる可能性があります。

軒下と同様、雨漏りの部分から木材の箇所が腐り、シロアリが発生することも想定されるでしょう。

部屋の向き

方位磁石で部屋の向きを確認しましょう。

部屋の向きはリフォームでも修繕できないため、日光が入って明るさを確保できるのか事前に確認しておくべきです。

なお、日光がまったく入りにくい部屋でも、周囲の建物が低い場合はある程度室内が明るく保てるかもしれません。

できれば朝と夕方など、何度か時間を変えて内覧し、時間帯ごとに室内の明るさがどう変化するのか調べておきましょう。

風通し・眺望・騒音

部屋に二つ以上の窓があり、しっかりと風が通るのか確認しましょう。

窓が一つしかない場合でも、ドアを開ければ風が通り、適切に換気できるケースがあります。

換気ができないと室内に臭いがこもりやすくなるだけでなく、物件が早期に傷んでしまうかもしれません。

眺望もチェックしてみましょう。

見晴らしが良いにこしたことはありませんが、周囲から室内が見え過ぎるのも危険です。

実際に外から物件を見て、室内が見え過ぎないか確認しておきましょう。

また、周囲の騒音も確認しましょう。

線路が近い、交通量の多い道路が目の前にあるなど、住んでから騒音に困らないためにも、内覧時に現地で音を聞いて確認することをおすすめします。

床や柱の歪み

床が歪んでいないか、ビー玉などを転がして調べます。

スリッパを履かずに歩くことでも歪みをチェックできるため、隅々まで歩いて調べてみましょう。

また、柱の歪みは目視で確認します。

床や柱が歪んでいるときは、家全体が歪んでいるのかもしれません。

場合によっては地盤の改良が必要になることもあります。

壁紙の汚れや臭い

壁紙にタバコの臭いやヤニがついていると簡単には取れません。

壁紙全体の張り替えが必要になることもあります。

また、壁紙がよれているときは、建物全体が歪んでいるかもしれません。

細かくチェックしておきましょう。

ガスや排水の種類

都市ガスかプロパンガスかによってガス代が変わることもあります。

また、下水道を使用できるか、浄化槽を使うのかによっても、毎月の水道代の支出が変わります。

ガスと排水の種類も確認しておきましょう。

水回り

キッチンや浴室、トイレなどの水回りは劣化しやすい部分です。

漏水や床の浮きが起こっていないか確認するだけでなく、リフォームが必要かもチェックしておきましょう。

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中古一戸建ての内覧時に準備すべき持ち物

内覧には、以下のものを持っていくと詳しく物件の状態を調べることができます。

  • カメラ(スマートフォン)
  • メモ帳とペン
  • メジャー
  • 方位磁石
  • 物件の間取り図

気になる部分が見つかったときは、その場で担当者に尋ねるだけでなくスマートフォンなどのカメラで撮影しておきましょう。

メモ帳とペンを持って行けば、カメラだけでなく言葉や絵で残しておくことができます。

また、サイズが合うカーテンや家具、家電を用意するためにも、メジャーは欠かせません。

方位磁針を持っていくと、部屋の向きも調べられます。

中古一戸建ての内覧時の注意点

中古一戸建てを内覧するときには、住宅の内側と外側を丁寧に調べることが不可欠です。

さらに、ホームインスペクションと周辺環境にも注意をしましょう。

ホームインスペクションについて

建物の内外をしっかりと調べることも大切ですが、個人で調べるには限界があります。

専門業者のホームインスペクション(建物状況調査)を受けた中古一戸建てであれば、より安心して暮らせるでしょう。

また、ホームインスペクションに合格している建物を購入するときは瑕疵担保責任に加入でき、購入後に欠陥が見つかった場合に保証を受けられる可能性もあります。

関連記事
中古一戸建てのホームインスペクションとは?調査箇所やメリットについて

内覧時に「周辺環境」も確認

建物だけでなく周辺の環境も確認しておきましょう。

購入を検討している中古一戸建ての周辺にどのような建物があるのか、スーパーや医療機関などは近いのか、歩いて確認します。

ちゅうこだて!では物件を周辺施設から検索が可能です。

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まとめ

満足できる中古一戸建てを見つけるためにも、丁寧に内覧をおこなうことが不可欠です。

ご紹介したチェックポイントを調べ、納得できる物件を選びましょう。

また、ホームインスペクションに合格しているか、周辺環境は整っているのかもチェックします。

理想の物件に出会うためにも、内覧と内覧準備は時間をかけておこないましょう。

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