【完全版】空き家の探し方|サイトや自治体制度の利用

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不動産会社で販売されている空き家もありますが、なかには不動産会社に登録されていない物件もあり、空き家は容易に見つけられないケースもあります。

空き家の購入を検討している方は、空き家専門のサイトや自治体などにも問い合わせる必要もあるでしょう。

この記事では、空き家の探し方に関して詳しく解説します。

納得できる物件かどうかを見極めるためのポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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日本の空き家状況

空き家

日本には、多数の空き家があります。

総務省の住宅・土地統計調査によれば、2018年10月1日時点で848.9万戸もの空き家があり、すべての住宅のうち13.6%もの住宅において居住者がいません。

この数値は、住宅・土地統計調査が始まって以来もっとも高く、空き家の数は増加傾向にあることがうかがえます。

なお、空き家率が一番高いの都道府県は山梨県です。

空き家率は21.3%で、実に5軒に1軒以上の住宅に居住者がいない状況です。

参考:総務省「平成 30 年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」

空き家の探し方

空き家探し

空き家は物件ごとに登録されている場所が異なるため、特定のサイトなどで一括検索できません。

そのため、いくつかの方法を組み合わせて、理想の空き家を探していきましょう。

空き家を探す主な方法としては、次の5つが挙げられます。

  • 空き家バンクを使う
  • ポータルサイトを使う
  • 不動産会社を巡る
  • 自治体のホームページを確認する
  • 地元の人に聞く

それぞれ詳しく見ていきましょう。

空き家バンクを使う

自治体によっては、「空き家バンク」制度を実施していることがあります。

空き家バンクとは、自治体が地域の空き家情報を管理し、空き家を購入したい人や不動産会社などに提供する制度です。

居住用の中古一戸建てや民泊事業に使う住宅を探している方は、空き家バンクの利用をおすすめできます。

なお、空き家バンクはいくつかあるので、希望する住宅が見つからない場合は別の空き家バンクもチェックしてみましょう。

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空き家バンク制度のメリットやデメリットとは?自治体運営制度

ポータルサイトを使う

空き家情報を公開しているポータルサイトを活用しましょう。

空き家のなかには複数の不動産会社に販売を依頼し、複数のポータルサイトに掲載されているものもありますが、なかには特定の不動産会社だけに販売を依頼し、特定のポータルサイトだけに情報が公開されている空き家もあります。

そのため、いくつかのポータルサイトをチェックして、理想に近い物件を探してみましょう。

不動産会社を巡る

不動産会社は、すべてがポータルサイトを持っているわけではありません。

また、ポータルサイトを持っている不動産会社であっても、販売を依頼された物件すべてをサイトに掲載していない場合もあります。

まだオンライン上で公開されていない空き家を見つけるためにも、不動産会社を1軒ずつ巡ってみましょう。

全国展開していない地域密着型の不動産会社であれば、インターネットで見つけられないような地元の空き家情報を保有しているかもしれません。

住宅を購入したい地域に足を運び、地元の不動産会社に相談してみましょう。

インターネット公開前の最新の空き物件など、足を運ぶことで得られる情報もあるかもしれません。

自治体のホームページを確認する

自治体によっては、空き家情報や空き家情報の問い合わせ先をホームページで公開していることがあります。

空き家情報だけでなく、購入時に利用できる制度の紹介などを掲載している可能性があるので、物件を購入したい地域の自治体ホームページをチェックしてみましょう。

地元の人に聞く

不動産会社にも、空き家バンクにも登録されていない空き家は多数あります。

どうしても気になる空き家がある場合は、物件がある地域を歩き、地元の人や物件の近所に住む人に直接話を聞いてみるのも一つの手段です。

思わぬ好物件に巡り会えることもあるので、住みたい地域が決まっているなら、一度歩いてみるのもいいかもしれません。

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空き家探しのポイント

補助金

空き家を探す前に次の4つのポイントに注目してみましょう。

  • 補助金
  • 修繕費
  • 設備
  • 生活スタイル

それぞれのポイントを詳しく解説します。

補助金

自治体によっては、空き家購入の際に利用できる補助金制度を提供していることがあります。

例えば、購入費の一部を支給してくれる制度や、リフォーム費用や耐震補強工事の一部を支給してくれる制度などがあります。

空き家を解体する費用を補助する制度を実施している自治体もあるので、土地が気に入った場合などに活用できるかもしれません。

修繕費

空き家の状態があまり良くないときは、居住前にリフォーム工事が必要になるかもしれません。

空き家の価格自体は手頃でも、修繕費を加算すると予算オーバーすることもあります。

購入前にどの程度の修繕費がかかりそうか、見積もっておきましょう。

設備

空き家の多くは設備が不十分です。

また、整っているように見えても補修などが必要なケースもあります。

場合によっては、水道やガスなどのインフラ設備が整っていないこともあるかもしれません。

購入前に設備を確認し、設備関連の工事にどの程度の費用がかかるか見積もっておくことも必要です。

生活スタイル

生活スタイルに合う物件、エリアであるのかもチェックしましょう。

例えば、子どもが小さい場合であれば、近くに公園があるのか、学校や幼稚園に通いやすいのか確認しておくべきです。

また、スーパーや医療機関などが近くにあるかも確認しておきましょう。

電車で通勤通学する場合は、駅やバス停の近さも確認しておくことをおすすめします。

まとめ

空き家のなかには割安で状態も良好な物件もあります。

ご紹介した方法を活用し、理想に合う中古一戸建てを探してみましょう。

しかし、修繕費や耐震補強工事費がかさみ、割高になることもあります。

安易に購入手続きを進めるのではなく、購入前におおよその費用を見積もっておくことも必要です。

ちゅうこだて!では豊富な中古一戸建てを取り扱っています。

エリアや周辺施設などのさまざまな条件で物件を検索可能です。

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