狭い庭でもドッグランは手作りできる!DIYや100均アイテムでの作り方を解説

狭い庭でもドッグランは手作りできる!DIYや100均アイテムでの作り方を解説

一戸建ては愛犬と一緒に暮らせるのが魅力ですが、狭い庭にドッグランは作れるのでしょうか?

狭い庭でも愛犬が走り回れるスペースがあれば、ドッグランは作れます。

この記事では、DIYや100均アイテムで、狭い庭でのドッグランの作り方を解説します。

一戸建ての庭にドッグランを手作りして、愛犬と一緒に思いっきり遊びましょう。

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ドッグランとは?

ドッグランとは?

ドッグランとは、愛犬がリードを外して自由に遊べる場所を指します。

多くの場合、公共の公園や施設に併設されたり、専門のドッグラン施設として提供されたりします。

周囲をフェンスで囲まれており、逃げる心配はありません。

障害物や遊具、水飲み場、ベンチなどが設置されており、愛犬は思いっきり走り回って遊べ、飼い主はベンチなどに座って見守れます。自宅の庭に作れば、愛犬はいつでもリードを外して自由に遊べます。

狭い庭でもドッグランは作れる

狭い庭でもドッグランは作れる

小型犬だと30坪(約100平方メートル)程度の広さは必要ですが、アイデア次第で狭い庭でもドッグランを作ることができます。

簡易なものであれば、脱走防止のフェンスを設置するだけでドッグランは完成します。

ただし、本格的なドッグランを作るには、安全性と快適さを考え、整地をしたうえで水飲み場や日陰スペース、遊具などの設置の検討が必要です。

DIYに精通していれば、業者に頼まなくても自分自身で手作りできます。

なお、大型犬だと150坪(約500平方メートル)程度の広さが必要であり、広大な敷地がないとドッグランを作るのは難しいでしょう。

したがって、狭い庭でもドッグランを作れるのは小型犬や超小型犬に限られます。

狭い庭にドッグランを作るメリット

狭い庭にドッグランを作るメリット

トイ・プードルやポメラニアン、マルチーズなどの超小型犬や、柴犬やパグ、シーズーなどの小型犬であれば、狭い庭でもドッグランを作れます。

ここでは、狭い庭にドッグランを作るメリットをいくつかご紹介します。

愛犬の運動不足を解消できる

自宅の庭にドッグランを作る大きなメリットは、運動不足を解消できることです。

愛犬はリードを外して自由に遊び、思いっきり走り回れます。

特に都市部だと、日常の散歩だけでは不足する運動量をドッグランで補えます。

ドッグランは犬にとって自由な遊びの場所です。

リードに拘束されず、好きなように走り回ることで、ストレスの軽減にもつながります。

運動をすることで骨や筋肉が強くなり、ストレスを発散させることで健康の促進に大いに役立つでしょう。

自宅の庭にドッグランを作れば、天候に左右されずに愛犬はいつでも外で遊べます。

雨や雪の日は散歩が困難になりますが、愛犬は庭で遊べるため、運動不足のリスクが低減します。

有料のドッグランを利用するための費用や手間を削減できる

自宅の庭にドッグランを作ると、有料のドッグランを利用するための費用や手間を削減できることもメリットです。

自宅の庭にドッグランを作れば、一度の投資で専用の施設を所有でき、長期的にみると有料のドッグランを利用するよりも経済的である場合があります。

有料のドッグランを利用するためには、営業時間や場所に合わせて予定を立てなければなりません。

自宅の庭にドッグランがあると、時間的な制約を受けずに、いつでも愛犬を外に出して遊ばせられます。

愛犬を車に乗せて移動する手間もなくなり、ガソリン代などのコストも削減できます。

特にドッグランが遠隔地にある場合は移動するだけでも時間がかかるため、自宅の庭にドッグランを作るメリットは大きいです。

子どもや犬好きの友人と一緒に遊べる

自宅の庭にドッグランを作ることで、愛犬と一緒に家族や友人と遊ぶ機会が増えます。

子どもたちは愛犬と遊ぶことで楽しい時間を過ごし、犬好きの友人を自宅に招待して一緒に遊べます。

友人の愛犬と一緒に遊ぶことで、ドッグランは犬同士の社交の場にもなるでしょう。

庭のドッグランは、犬の遊び場としてだけでなく、バーベキューや誕生日パーティーなど、愛犬と一緒に楽しむイベントも開催できます。

ペットを飼っていると、家族旅行やキャンプなどをしにくくなりますが、ドッグランがあると遠出をしなくても自宅でピクニック気分を味わえます。

家族や友人、子どもたちの遊び場にもなることは、庭にドッグランを作ることの大きな魅力です。

狭い庭にドッグランを作るデメリット

狭い庭にドッグランを作るデメリット

愛犬の運動不足やストレスの解消につながるなど、庭にドッグランを作るとさまざまなメリットが得られますが、デメリットも存在します。

ここでは、狭い庭にドッグランを作る前に知っておきたいデメリットを解説します。

庭に植えられる草花が制限される

狭い庭にドッグランを作ると、ガーデニングを楽しむためのスペースが減少します。

狭い庭だと、ほとんどの領域をドッグランのために確保しなければならず、ガーデニングを楽しむためのスペースはほぼなくなるでしょう。

ガーデニングのスペースを確保できても、庭に植えられる草花は制限されます。

アサガオやアジサイなどは犬にとっては有毒であり、犬にとって安全な植物しか植えられません。

なお、ドッグランとガーデニングのスペースをフェンスなどで完全に分離すると、気兼ねなくガーデニングを楽しめます。

狭い庭だと難しいですが、庭の面積に余裕があれば、ドッグランとガーデニングのスペースを完全に分離することを検討しましょう。

メンテナンスに手間がかかる

自宅の庭にドッグランを作ると、メンテナンスに手間がかかります。

フェンスや柵は劣化するため、経年劣化のチェックや定期的な交換が必要です。

フェンスや柵が劣化したまま放置すると、犬が逃げてしまう恐れがあります。

ドッグラン内に遊具を設置している場合、遊具の定期的な点検と保守も必要です。

遊具が劣化したり破損したりすると、犬が遊んでいるときに怪我をすることがあります。

フェンスや柵、遊具などを新品と交換する場合、費用がかかることにも考慮が必要です。

天然芝を敷設したドッグランは魅力的ですが、芝刈りや害虫駆除などで手間がかかります。

犬の活動で摩耗が激しい場合は、補修や新たな芝生の敷き直しが必要になることも考慮しましょう。

狭い庭にドッグランを作る際の注意点

狭い庭にドッグランを作る際の注意点

狭い庭にドッグランを作る際は、愛犬の健康や安全を守るために、いくつかの注意点があります。

対策が不十分だと、愛犬が逃げたり健康を損ねたりするリスクが高まります。

ここでは、狭い庭にドッグランを作る際の注意点をみていきましょう。

しっかりとしたフェンスを施工する

庭にドッグランを作る際には、しっかりとしたフェンスを施工することは極めて重要です。

ドッグランの重要な役割として、愛犬の安全の確保が挙げられます。

しっかりとしたフェンスを設置することで、愛犬が外に逃げたり、危険な場所に入ったりするリスクを最小限に抑えられます。

これは犬の安全を守るだけでなく、周囲のコミュニティや通行人の安全なども考慮した措置です。

逃走した愛犬が他人を噛んで怪我を負わせた場合、損害賠償請求をされる可能性があります。

また、フェンスはほかの動物の侵入を防止する役割も果たします。

野生動物との接触は愛犬に感染症のリスクをもたらす可能性があるため、しっかりとしたフェンスの設置は重要です。

水飲み場や日陰スペースを作る

水飲み場や日陰スペースは、愛犬が快適に遊び、健康を維持するのに役立ちます。

特に暑い季節や日差しが強い日には、水飲み場と日陰スペースは愛犬の健康と安全に大きく寄与します。

暑い日に激しい運動をした場合、水分補給は不可欠です。

ドッグランに水飲み場を設置することで、必要なときにいつでも水を飲めるようになり、熱中症や脱水症状の予防に貢献します。

熱中症や脱水症状を防ぐには、日陰スペースの提供も有効です。

日陰スペースはテラス屋根やオーニングなどを設置すると確保できます。

設置するにはコストがかかりますが、愛犬が休息し涼む場所としての役割を提供するため、日陰スペースは愛犬の健康と安全のために不可欠です。

テラス屋根などDIYだけで作るのは難しい部分もある

DIYに精通していれば、ドッグランを手作りするのは可能ですが、テラス屋根やウッドデッキなどDIYだけで作るのは難しい部分があります。

日除けのためにテラス屋根を設置するには、形状や傾斜などを調べたうえで適切な取り付けが必要です。

テラス屋根の構造や防水に関する知識も必要であり、DIYに精通していても難易度は高いため、外構工事業者などの専門家に依頼するのが無難でしょう。

テラス屋根の材質などによりますが、費用相場は20万円程度です。

天然芝の敷設も難易度は高いため、造園工事業者や外構工事業者への依頼をおすすめします。

業者によって違いがありますが、費用相場は1平方メートルあたり3,000~6,000円程度です。

除草剤や殺虫剤の後始末を徹底する

除草剤や殺虫剤などを使ったら、後始末の徹底が大切です。

除草剤や殺虫剤を庭に放置しておくと、愛犬が口の中に入れる危険性があります。

小さな子どもがいる家庭では、子どもが手にしないよう、徹底した管理が必要です。

除草剤や殺虫剤を使用後は、鍵付きの収納ボックスに保管しておきましょう。

天然芝用の化成肥料も子どもや愛犬には危険であるため、使用後は必ず保管しておくことが大切です。

除草剤の成分は、下痢やふらつき、血尿などの原因になる場合があります。

狭い庭であれば除草剤はなるべく使用せず、手作業で雑草を引き抜くことをおすすめします。

防草シートや植栽シートの使用も、ドッグランの雑草対策として有効です。

庭にドッグランを作っても散歩は必要

庭にドッグランを作った場合でも、毎日の散歩は依然として愛犬にとって重要です。

散歩は運動だけが目的ではなく、愛犬に社交性を身につける機会を提供します。

ほかの犬や人との交流を通じて、愛犬は適切な行動を学びます。

庭のドッグランは外部と隔絶された空間であり、運動不足は解消できても社交性は身につきません。

また、散歩中に新しい匂いを嗅いだり、周囲の景色を見たりすることで、愛犬の心と体の健康に貢献します。

愛犬と一緒に散歩をすることは、飼い主とのコミュニケーションを深めることにもつながります。

飼い主と一緒に散歩をすることで愛犬は幸福感を得られるため、庭にドッグランを作った場合でも、愛犬の健康と幸福を考え、散歩の継続が大切です。

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狭い庭にドッグランをDIYで手作りする方法

狭い庭にドッグランをDIYで手作りする方法

狭い庭にドッグランをDIYで手作りするには、一定の手順に従うことが重要です。

事前に計画を立てておかないと理想のドッグランは実現せず、予算オーバーになることがあります。

ここでは、狭い庭にドッグランをDIYで手作りする方法を解説します。

ドッグランの面積を決める

小型犬だと30坪(約100平方メートル)、大型犬だと150坪(約500平方メートル)程度の面積の確保が必要です。

100平方メートルの場合だと、縦横10メートル程度の広さになるため、庭の面積がどの程度であるかを計測しておきましょう。

もし、30坪に満たなかった場合でも、犬がリードを外して走れるスペースを確保できればドッグランは作れます。

トイ・プードルやマルチーズなどの超小型犬であれば、狭い庭でもドッグランを作れる可能性は高いです。

もし、庭に物置などを設置していて十分な面積を確保できない場合は、設置物の撤去も検討しましょう。

あまり使っていない物置などを撤去することで、ドッグランを作れる面積を確保できる可能性があります。

ドッグランの下地を決める

下地はドッグランの重要な要素です。

ドッグランの下地として、天然芝や人工芝、クラピアなどのグランドカバープランツなどがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、最適なものを選びましょう。

天然芝は犬にとっても快適な下地ですが、定期的な手入れが必要になってきます。

人工芝は犬にとっても快適でメンテナンスも比較的簡単です。

ただし、高品質なものを選ぶことが重要で、1平方メートルあたり3,000〜5,000円以上のものを選ぶようにします。

クラピアなどのグランドカバープランツは天然芝と同様のメリットが得られ、価格は1平方メートルあたり2,000円程度です。

ウッドチップや砂利も下地として使えますが、怪我をする危険性があるため、ドッグランにはあまり向きません。

ドッグランのフェンスを決める

ドッグランのフェンスには、アメリカンフェンスやネットフェンス、アニマルフェンス、木製フェンスなどがあります。

DIYによる自家製フェンスの制作も可能です。

YouTubeなどの動画共有サイトでは、DIYによる自家製フェンスの作り方の動画が公開されており、自作する際は参考になります。

フェンスを決める際のポイントは、「高さと耐久性」「隙間の幅」が特に重要であり、愛犬が逃げ出さないよう、適切なフェンスを選びましょう。

ご近所への騒音が気になる場合は、防音に特化したフェンスもあります。

なお、フェンスを設置する際は、地面に穴を掘って脱走を試みる愛犬に対処する対策も必要です。

フェンスを地下に埋めるオプションの使用も検討しましょう。

事前準備をする

庭にドッグランを作る際の事前準備として、除草や整地、排水設計などが必要です。

まずは、庭の雑草や不要な植物を取り除いて、地面を平らに整地しましょう。

地面が起伏や突起物で不均等だと、愛犬が怪我をする可能性があります。

ドッグラン内で水たまりができると、泥や汚れが問題となるため、適切な排水設計が必要です。

雨水がたまらないよう、水はけを考慮して排水システムを設計しましょう。

狭い庭であれば、除草は比較的簡単に行えますが、整地や排水設計はDIYでは難易度が高い場合があります。

整地や排水設計、排水工事などを自身でおこなうのが難しい場合は、外構工事業者などの専門家への依頼がおすすめです。

DIYで対処できる部分とプロに依頼すべき部分を判断し、計画を立てることが成功の鍵となります。

下地やフェンスを施工する

事前準備が完了すれば、下地やフェンスを施工します。

業者に依頼せずDIYで施工する際は、施工手順を確認しておきましょう。

まずは、天然芝や人工芝、グランドカバープランツなどの下地材料をドッグランエリアに敷設します。

下地材料を敷設できれば、ドッグランを囲むフェンスを設置します。

下地やフェンスの施工が終わると、ドッグランの主要な部分はほぼ完成です。

下地材料を均等に整え、フェンスや設備を確実に取り付けたら、最終的な整備作業をおこないます。

地面が平らで均等であることや、フェンスが確実に設置されていることを確認しましょう。

最後に、ドッグラン内に危険な要素がないかをチェックします。

愛犬が怪我をしないよう、フェンスの鈍いエッジや突起物などの点検が大切です。

ドッグランに水場を設置する

下地やフェンスを施工できればドッグランは完成しますが、水場の設置も重要です。

水場があると喉が渇いたら水を飲め、泥汚れを洗い落とせます。

ドッグラン内の水場は、愛犬の健康や清潔さを保つために不可欠です。

水場は、毎回延長ホースで水を供給する方法も一時的には有効ですが、長期的には便利ではありません。

ドッグラン内に立水栓を設置すると、水を持ち運んだり延長ホースを接続したりする手間が省けます。

立水栓は柱状の水栓設備であり、蛇口をひねると水が出ます。

立水栓の設置はDIYでは難易度が高く、水道業者に依頼するのがおすすめです。

水道業者は適切な高さで立水栓を設置してくれ、水圧や供給の安全性も確保します。

ドッグランに日陰スペースを確保する

愛犬が遊び疲れた場合は、快適に休息できる日陰スペースが必要です。

特に夏の暑い日に、直射日光の下で活動するのは危険であり、日陰スペースを提供することで、愛犬は熱中症や熱ストレスから身を守れます。

日陰スペースはテラス屋根やオーニングの設置で確保できます。

テラス屋根はひさしの一種であり、住宅の1階部分に取り付けるのが一般的です。

テラス屋根は雨除けとしての役割も果たします。

オーニング(サンシェード)は、建物や構造物の外部に取り付ける日除けの一種です。

一般的には、生地や布地を支持するフレームやアームが使用され、建物の外壁から突き出して、屋外スペースを日差しから保護するために設計されています。

テラス屋根の設置や一部のオーニングの敷設はDIYでは難しいため、業者に依頼するのが無難です。

ドッグランにトイレエリアを設ける

スペースに余裕があれば、ドッグランにトイレエリアを設けることも検討しましょう。

犬は運動をするとトイレに行きたくなることがあります。

ドッグランにトイレエリアを設けておくと、必要なときに外で用を足せるようになります。

狭い庭には必ずしも必要ではありませんが、多頭飼いの場合や、犬が長時間ラン内に滞在する場合は、トイレエリアの設置を検討する価値があるかもしれません。

トイレエリアを設けることで、犬がドッグラン内で快適に遊び続けるのに役立ちます。

ドッグランにトイレエリアを設ける場合、定期的な清掃とメンテナンスが必要です。

排泄物を取り除いたり、消臭剤を使用したりする必要があります。

消臭対策をしないと、近隣住民とのトラブルの原因になります。

ドッグランに穴掘り場を設ける

ドッグランに穴掘り場を設けるかは、愛犬の好みやドッグランの設計に依存します。

穴掘りは一部の犬にとって楽しい行為であり、特にテリア系やダックスフンドなどの犬種は穴掘りが大好きです。

穴掘り場を設けると、犬の本能に基づいた行動ができ、愛犬は満足感を得られ、ストレスの軽減に役立つことがあります。

穴を掘ることは愛犬にとって遊びの一部でもあり、穴掘り場があると、愛犬は思う存分ドッグランで遊べます。

ただし、穴掘り場は定期的なメンテナンスが必要です。

穴を掘り過ぎるとラン内が乱れ、穴の中に不潔なものが埋まることがあります。

スペースとメンテナンスに余裕があれば、穴掘り場の設置を検討しましょう。

ドッグランにあると便利な設備やグッズ

ドッグランにあると便利な設備やグッズ

ドッグランは整地してフェンスで囲むだけでも作れますが、水場の設置や日除け対策が必要です。

ここでは、ドッグランにあると便利な設備やアイテムをご紹介します。

庭の広さや目的に応じて最適なものを選びましょう。

立水栓・ガーデンパン

立水栓やガーデンパンがあると、水飲みや水洗いをするのが楽になります。

立水栓は先程説明したように柱状の水栓設備です。

立水栓を設置すると、水を入れたバケツを持ち運んだり延長ホースを接続したりする手間が省けるため、スペースや予算に余裕があれば、設置を検討してみましょう。

立水栓の設置を外構工事業者に依頼する場合の相場は、3~15万円程度です。

ガーデンパンは立水栓の水受けで、水を受け皿に溜められます。

ガーデンパンを設置すると、小型犬や超小型犬を洗う際に役立ちます。

ドッグランに水たまりが形成するのを防ぐ効果もあるため、立水栓を設置する際はガーデンパンも設置するのがおすすめです。

ガーデンパンの設置を外構工事業者に依頼する際の相場は、3~5万円程度になります。

日除けアイテム

テラス屋根の設置は日除け対策として有効ですが、業者に依頼すると20~30万円程度の費用がかかります。

高額な出費を避けたい場合は、オーニング(サンシェード)やガーデンパラソルなどでも代用できます。

オーニングは比較的広い範囲の日除けができ、数千円程度で購入できます。

建物への取り付けが必要になりますが、DIYに精通していれば自身で取り付けられます。

さまざまな種類があるため、目的に合致するものを選びましょう。

ガーデンパラソルも日除け対策として使用できます。

広い範囲の日除けには向きませんが、スポット的に日陰エリアを作れます。

ガーデンパラソルは1~2万円程度で購入でき、簡単に設置したい方におすすめです。

アジリティーキット

アジリティーキットはジャンプバーなどの障害物で、ドッグランに設置すると犬は喜びます。

アジリティーキットを使ったトレーニングは、犬にとって良い運動となります。

障害物を飛び越えたり、くぐったりすることで筋力を鍛え、体力が向上するでしょう。

アジリティーキットを使ったトレーニングは、愛犬と飼い主の絆を強めることにも役立ちます。

アジリティーキットは代表的なアイテムであるジャンプバーのほか、長いチューブ状のトンネルやスラローム、ウィーブポールなどがあります。

ジャンプバーは数千円程度で購入でき、ほかのアイテムも数千円~数万円程度です。

愛犬が喜びそうなアイテムを見つけ、ドッグランに設置しましょう。

100均アイテムでもドッグランは作れる

100均アイテムでもドッグランは作れる

100均アイテムを利用して、簡易的なドッグランを作るのは可能です。

ただし、100均アイテムは脆弱で耐久性に欠けることが多いため、本格的なドッグランとは異なります。

以下では100均アイテムを使用して簡易的なドッグランを作る方法を解説します。

ドッグランを作るために必要な100均アイテム

100均店で販売されているワイヤーネットを使用すると、簡易的なフェンスを作れます。

ただし、100均のフェンスパネルは耐久性が低いため、大型犬には適していません。

ドッグランの面積に合わせて複数枚のワイヤーネットを購入します。

結束バンドやワイヤーネットスタンド、連結ジョイントなども必要です。

ワイヤーネットの枚数に応じて、必要数を調達します。

100均で販売されているプラスチックのボウルやバケツを使用すると、水飲み場も設置できます。

また、100均で販売されている人工芝やプラスチックシートは、簡易的なトイレエリアを作る際に役立つでしょう。

なお、100均の人工芝は品質面で問題があるため、下地材料には向きません。

100均アイテムでドッグランを手作りする方法

ドッグランのフェンスを100均アイテムで作る際は、複数枚のワイヤーネットを結束バンドや連結ジョイントでつなぎ合わせます。

高さが必要な場合は、複数枚のワイヤーネットを縦方向につなぎ合わせ、犬が飛び越えない高さにします。

ワイヤーネットスタンドで、地面に立てかけると簡易的なドッグランは完成です。

超小型犬であれば、ワイヤーネットで取り囲まれたスペースで、リードを外して走り回れます。

ワイヤーネットが倒れないよう、見守ることが大切です。

簡易的なトイレエリアは、100均で購入した人工芝やプラスチックシートを複数枚敷くだけで完成します。

また、100均で購入したボウルやバケツに水を入れて設置すると、簡易的な水飲み場になります。

100均アイテムで室内のペットケージを手作りする方法

100均アイテムでドッグランを手作りするのと同様の方法で、室内のペットケージも作れます。

100均で購入したワイヤーネットを必要な高さと幅に調整します。

犬が外に出られないよう、十分な高さを確保しましょう。

ジョイントパーツを使用してワイヤーネットを組み立てます。

四角形のケージがおすすめですが、必要に応じて形状を調整しましょう。

これでペットケージは完成しますが、100均で売っているビニールシートを敷いておくと、床の汚損を防げます。

ワゴン車やSUVなどの大きめの車だと、同様の方法でペットケージを設置すると、愛犬が車内で動けるスペースが確保できます。

長距離ドライブや外出時にも愛犬は快適に過ごせるでしょう。

まとめ

まとめ

狭い庭にドッグランをDIYで手作りするには、下地とフェンスの施工、水飲み場や日陰スペースの設置が重要です。

DIYでは困難な場合は、必要に応じて造園業者や外構工事業者に依頼しましょう。

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