プロ野球をはじめとする、スポーツキャンプのキャンプ地として知られる、南国情緒あふれる宮崎県。
宮崎県に移住を検討する前に、地域の特色をはじめ、物件事情や仕事事情、どのような移住支援制度や補助金があるかなどを確認してみましょう。
宮崎移住のメリット・デメリットを知って、今後の移住地探しの参考にしてみてくださいね。
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目次
宮崎県はどのようなところ?
宮崎県は、九州7県のうちの一県で、九州の東南端にあり平均気温は約17度。
一年を通じて温暖な気候で、あたたかい地方が好きな方におすすめです。
冬でも降雪はほとんどありませんが、山間部は雪の積もるスポットもあり、日本で最も南のスケート場やスキー場があります。
日照時間・快晴日数・降水量ともに多く、バランスの良い気候が、“農業大国 宮崎”を支えています。
温暖な気候を活かした農業が盛んで、きゅうり、ピーマン、椎茸、マンゴーなどの野菜・果物が多く栽培されています。
また、牛・豚・鶏いずれも日本有数の生産量を誇り、特に肉牛は『宮崎牛』としてブランド化しています。
宮崎県の人口は約104万人。
全国14位の県面積はおよそ7,735㎢で、そのほとんどが山地で構成されています。
宮崎は消費者物価地域差指数が低く、地価も都市部に比べて安いため、全国的に見ても物価が安い県です。
日々の生活費を低く抑えられる利点があります。
観光面では、高千穂をはじめとするパワースポットや、サーフィンのメッカとして有名。
アクセス面では、空路にJRが直結していて利便性の良い『宮崎ブーゲンビリア空港』があり、高速道路は日南市まで走っています。
鉄道面では『東九州新幹線』の計画がありますが、まだ実現には至っていないのが残念なところ。
宮崎県民の県民性は、おっとりしていてお人好し、郷土愛が強くて、面倒くさいことを嫌う楽天家と言われています。
積極性は期待できませんが、正直で真面目なので、付き合いやすいです。
ただし、南国あるあるの“お酒大好き”傾向があるので、お酒の付き合いが苦手な方は少し難ありかも。
宮崎県でおすすめの移住先
宮崎県には9の市、14の町、3の村、合計で26の市町村があります。
そのなかからおすすめの移住先をいくつか紹介します。
宮崎県は大きく分けて『県北』『県央』『県西』『県南』エリアに分かれます。
宮崎県第2の都市『都城市(みやこのじょうし)』県西エリア
都城市は、宮崎県の南西部に位置し、東に鰐塚山系、北西に高千穂峰がそびえる、自然豊かな人口約16万人のまちです。
移住支援は日本トップレベルで、中山間地域等に移住する、18歳未満の子ども2人を含む子育て世帯なら、移住応援給付金500万円と、破格の移住支援が魅力。
お試し滞在制度や将来の人材確保に向けた“奨学金返還支援事業”など、移住探し中も移住してからも手厚い支援が受けられます。
宮崎県の県庁所在地『宮崎市(みやざきし)』県央エリア
青い海と空、豊かな自然が溢れる宮崎市は、人口約40万人が暮らす宮崎県の中心都市。
さまざまなスポーツのキャンプ地として知られていますが、サーフィンのメッカとして有名で、年中通して波がある宮崎市では、国際的なサーフィン大会が開催されるほど。
移住支援給付金も手厚く、教育環境や交通利便性も良いのも特徴です。
マリンスポーツを満喫できる町『日南市(にちなんし)』県南エリア
日南市の人口は約4万8,000人。
宮崎県の南部に位置し、『日南海岸国定公園』や、歴史的町並み、猪八重渓谷など、海あり山あり歴史ありの見どころの多いまちです。
移住支援は仕事・住まい・子育てと、ひと通りそろっています。
お隣りは大分県『延岡市(のべおかし)』
住みやすい街として人気の延岡市。
中心部は商業施設やオフィスなどが多く、生活に便利な施設が充実しながらも、豊かな自然のそばでのびのびと子育てをしたい方に人気のエリアです。
また、『チキン南蛮』発祥の地でもあり、地元の有名店には多くの観光客が訪れます。
延岡市では、子育てや住まいに関する移住支援に力を入れています。
宮崎県への移住で失敗や後悔をしないためのチェックポイント
宮崎県に移住を検討するうえで、失敗や後悔をしないための事前に確認すべきポイントをお伝えします。
交通事情
宮崎県は公共交通の利便性が良いとはいえません。
電車の本数が少なく、新幹線も通っていません。
通勤時間帯以外は車の渋滞は少ないですが、宮崎市の中心に『大淀川』が通っているため、通勤時間帯の市街は橋を中心に混み合います。
テレビ局の少なさ
宮崎県はTVの地上波チャンネル数が少なく、民放は2チャンネル、NHKを入れても4チャンネルしかありません。
今まで見ていたお目当ての番組が見えなくなり失敗したなと思う方も。
動画配信サービスなどを利用すると良いでしょう。
チェーン店の少なさ
全国展開しているイメージのチェーン店ですが、『サイゼリア』や『はなまるうどん』など、宮崎県に出店していないチェーン店が数多くあります。
ちゅうこだて!の「住まいの紹介サービス」では、中古一戸建て探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
ぜひお気軽にご利用ください。
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宮崎県に移住するならどのような物件がある?
宮崎県内の物件数は、中古戸建てが約400件、中古マンションが約130件、賃貸物件が約4万1,000件掲載があります。
中古一戸建て
宮崎県の空き家・中古住宅・中古一戸建ての人気エリアは、宮崎市、都城市、児湯郡高鍋町などです。
エリアによっては物件数が0のところもあります。
宮崎県は戸建て住宅の割合が比較的多くなっています。
県内の各市区町村にそれぞれ住宅街がありますが、なかでも物件を見つけやすいのは、宮崎市、都城市、延岡市、小林市、日南市、串間市、日向市、北諸県郡三股町などです。
中古マンション
宮崎県の中古マンションの人気エリアは、宮崎市、延岡市などです。
都市部以外のエリアには、マンション物件がない市町村がほとんどです。
賃貸物件
宮崎県で人気のある賃貸物件は、宮崎市、都城市、延岡市が人気のエリアとなっています。
山間部や村など、エリアによっては物件数が0のところもあります。
宮崎県に移住するならどのような仕事がある?
宮崎県は全国有数の農業県です。
宮崎県では、キュウリ、マンゴー、ピーマン、肉鶏の品種のブロイラー、豚などが全国有数の生産量を誇っており、なかでもマンゴーの認知度は高く、全国的に人気があります。
生産量は少ないものの、味が良く希少価値の高い、日向黒皮南瓜や佐土原なすなどの伝統野菜の生産にも力を入れています。
県北の沿岸部は『旭化成』発祥の地であり、工場群がある延岡市と、港湾工業都市として発展する日向市、その両市の間に位置する門川町では第2次産業に従事する方の割合が比較的高い傾向です。
また、宮崎では近年、大手IT企業の移転やサテライトオフィスの開設、IT関連の起業などが増えています。
宮崎県の転職・求人情報を探すなら
『あったか宮崎ひなた暮らし 仕事情報』
宮崎県移住・UIJターン情報サイト内のお仕事情報。
企業の誘致やサポートにも取り組んでいます。
『ハローワーク』
ハローワークインターネットサービスでは、パソコンやタブレット、スマートフォンから、全国のハローワーク求人を検索できます。
『ふるさと宮崎人材バンク』
宮崎県へのUIJターン者向け求人サイト。
『ふるさと宮崎人材バンク』は、県外在住で宮崎への移住を希望されている方と、県外の求職者を求める県内事業所との就職マッチングをおこなうWebサイトです。
宮崎県の移住支援・補助金が充実している自治体
宮崎県の自治体の支援制度や補助金は、宮崎県が運営する、『あったか宮崎ひなた暮らし』サイト内に、市町村情報を一括掲載しているページがあります。
MAP上の市町村名をクリックすれば、『仕事』・『住まい』・『子育て』に関する移住サポートの内容が確認できるので、気になる市区町村のサポート内容を確認してみましょう。
宮崎県の移住体験や役立つサポートサイト
宮崎県の自治体が運営する移住関係サイトをいくつかご紹介します。
あったか宮崎ひなた暮らし
宮崎県へのUJIターンを検討する方に向けたポータルサイト。
移住先を選ぶポイントや各地域の生活・環境情報、実際に移住した家族の体験談など、移住に関するさまざまな情報を発信しています。
宮崎県公式ホームページ
宮崎県に住むなら県政もチェックしてみましょう。
地方創生 いいかも地方暮らし 宮崎県
内閣府発信の移住情報サイトです。
宮崎ひなた移住倶楽部
宮崎県への移住をお考えの県外の方へ向けて、各種割引や特典サービスを提供する無料会員サービスです。
登録料や年会費は無料で、レンタカーや引っ越し料金、賃貸住宅仲介手数料割引など、移住先探し時に役立つ優待サービスが受けられます。
まとめ
温暖な気候に恵まれた宮崎県は、寒いのが苦手で、自然に囲まれた生活をしたいという方にぴったり。
暖かい地域がいいけど、沖縄県ほど遠くに移住するのは抵抗がある方におすすめです。
反面、都市部からのアクセスがあまり良くなかったりという面もあります。
しかし、近年のITの発達で、リモートでの働き方がしやすくなったりと、地方都市でも暮らしやすい環境がどんどん整ってきています。
南国の、のんびりとした暮らしへのシフト、一度考えてみてはいかがでしょうか。
※この記事は2023年8月時点での情報をまとめています。
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