壁リフォームは、引っかき傷の補修や壁の新設・撤去など、さまざまな方法があります。
壁リフォームを検討する際は、どのような種類があり、費用はどれくらいかかるかを知っておくことが大切です。
この記事では、壁リフォームの種類や相場をご紹介します。
費用を低く抑えるコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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壁リフォームの種類
壁リフォームは、壁紙を張り替えたり塗り壁に変更したりなど、さまざまな方法で施工できます。
壁リフォームをする際は、目的に応じて最適な方法を選択することが大切です。
ここでは、壁リフォームの種類をいくつかご紹介します。
壁を補修する
壁に傷がついたり穴が開いたりした場合、適切な補修をおこなうことで元通りの状態に修復できます。
壁の傷は浅いものから深いものまでさまざまですが、浅い傷であればDIYで直すことも可能です。
深い傷はパテを使って埋めてからペイントすると修復できます。
傷がかなり深い場合は、リフォーム会社に修理を依頼するのがおすすめです。
小さな穴や釘穴は、パテを使って埋めることで修繕できます。
大きな穴や亀裂には、補強用の網や補修テープを貼ってからパテを塗ることで修復が可能です。
修復後にペイントや壁紙で仕上げることで、元通りの見た目を取り戻せます。
穴や亀裂がかなり大きい場合は、リフォーム会社に修理を依頼すると良いでしょう。
壁紙を張り替える
壁紙の張り替えは代表的な壁リフォームの方法です。
比較的手軽な方法で部屋の雰囲気やデザインを変えられるため、壁リフォームの定番になっています。
壁紙はさまざまな色や柄、テクスチャがあり、自分の好みや部屋のテーマに合ったデザインを選べます。
壁紙の張り替えは比較的手間が少なく、特別な工具や技術を必要としません。
そのため、DIYでおこなうことも可能です。
ただし、正しい手順で張り替えないと、シワや気泡ができたり、剥がれたりする可能性があるため注意を要します。
また、壁の状態や種類によっては下地処理が必要な場合もあります。
初めての方や特殊な壁に対して張り替える場合は、リフォーム会社や工務店に依頼するのがおすすめです。
塗り壁に変更する
壁紙(クロス)を塗り壁に変更する方法でも壁リフォームは可能です。
壁紙の張り替えと比べると難易度は高いですが、DIYの知識と経験が豊富であれば、挑戦できる可能性はあるでしょう。
塗り壁に変更する際には、クロスの剥がしや下地処理、塗料の選定と塗布など、多くの工程が必要です。
また、塗り壁の仕上がりには均一な塗布技術やテクスチャの再現が求められるため、慎重に作業をおこなわなければなりません。
手間をかけずに美しく仕上げたい場合は、プロに依頼するのが無難です。
プロの塗り壁職人は、専門的な知識と経験を持っており、高品質な仕上がりを提供できます。
漆喰や粘土壁、大理石調の塗り壁など、自然素材の塗り壁に変更も可能です。
壁を撤去する
壁を撤去するリフォームは、部屋の間取りや空間を変更するためにおこなわれる方法です。
壁を壊す際には構造的な影響や安全性に関する要素が絡むため、経験豊富な専門家に相談しましょう。
住宅の壁は撤去できる「内壁」と撤去できない「構造壁」があります。
どちらの壁であるかは専門家でなければ評価できないため、正確な評価を受けることが重要です。
壁を撤去するリフォームをする際は、早い段階で壁を撤去できるかどうかを確認しておきましょう。
分譲マンションの場合は、管理規約で壁の撤去や改造に関する制約が設けられていることがあります。
分譲マンションで壁を撤去するリフォームをする際は、管理規約の確認が不可欠です。
壁を作る
新しい壁を作るリフォームは、広い部屋を分割して個室や寝室などを新設する方法です。
家族構成やライフスタイルの変化に対応して、住空間を最適化する手段として用いられます。
新しい壁を作るリフォームには構造的な配慮や建材の選定、内装仕上げなどが関わるため、専門家の適切なアドバイスを受けることが大切です。
また、壁の位置やサイズ、配置などを慎重に計画することも重要になってきます。
分譲マンションの場合は壁を撤去するリフォームと同様に、管理規約の確認が必要です。
もし、新しい壁を作るのが難しい場合は、代替手段として移動式パーテーションのスライディングウォールを使用すると、広い部屋を比較的簡単に分割できます。
壁面収納に交換する
壁リフォームには、壁面収納にするという方法もあります。
壁面収納は、壁のスペースを有効活用して収納スペースを作る手法です。
これにより、収納力を向上させつつ、部屋の美観や機能性を高められます。
壁面収納にはさまざまな種類やスタイルがあります。
ウォールユニットは 壁一面を使って大型の収納ユニットを設置する方法です。
キッチンに設置すると、調理の効率が向上し、スッキリとした空間を維持できる可能性があります。
隠し収納は、壁面に収納スペースを埋め込んだり、パネルで覆ったりすることで、スッキリとした外観を保ちながら収納スペースを確保できます。
壁収納の方法は多岐にわたり、部屋のデザインや用途に合わせて選択が可能です。
壁材の種類
壁リフォームで使用する壁材は、さまざまな選択肢があります。
ここでは、代表的な壁材である壁紙(クロス)と塗り壁を解説します。
壁材の選び方の参考にしてください。
壁紙(クロス)
壁紙(クロス)の張り替えは、壁リフォームの代表的な手法であり、さまざまな種類の壁紙が存在します。
壁は部屋の大部分を占めるため、壁紙のデザインや色を変更するだけでも、部屋の雰囲気や見た目を大きく変えられます。
ビニールクロスは、ビニール素材を使用して作られた壁紙です。
耐水性があり丈夫でお手入れが簡単なため、多くの場所で使用されています。
ビニールクロスは色や柄が豊富で、部屋のスタイルや雰囲気に合わせて、最適なものを選べます。
紙クロスは、紙を基材として作られた壁紙です。
紙の素材は自然な質感を持ち、部屋に温かみを与えられます。
紙素材ゆえに湿気や摩擦に弱いため、湿度の高い場所や高負荷な場所には適さないことがあります。
織物クロス(布クロス)は、布地を基材として作られた壁紙です。
織物の素材は独特の質感や風合いを持ち、部屋に温かみや深みを与えられます。
織物クロスは高級感や質感を重視する方や、クラシックなスタイルを好む方に向いています。
塗り壁
塗り壁は、壁の表面に塗料を塗ることによって仕上げる方法であり、色や質感を調整することで部屋の雰囲気やデザインを変えられます。
自然な風合いや質感があり、伝統的な外観や温かみを演出できるため、近年においては人気が高まっています。
塗装(ペイント)は、壁の表面に塗料を塗ることで仕上げる方法です。
塗料の種類によって質感や光沢感を調整できます。
色やトーンが豊富で、好みの色で部屋をカスタマイズできます。
漆喰(しっくい)は、自然素材である漆喰を壁に塗ることで仕上げる方法です。
消石灰が主原料で、呼吸する壁を作れます。
漆喰は環境に優しく、呼吸する性質を持つため、湿気を調整し室内環境を良くする効果が期待できます。
珪藻土(けいそうど)は、植物プランクトン由来の成分からできた壁材です。
湿気を吸収して蓄え、乾燥した環境では湿度を放出する性質があります。
これにより室内の湿度を調整し、快適な空間を保つ効果が期待できます。
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壁リフォームの費用相場と工期の目安
壁リフォームの費用や工期は工事内容によって大きく異なります。
ここでは、壁リフォームの費用相場と工期の目安を解説します。
なお、実際の費用や工期を正確に把握するには、見積もりを取ることが必要です。
壁の補修
壁に傷がついたり穴が開いたりした場合の補修費用の相場は、1万5,000~5万円程度です。
小さな穴や引っかき傷であれば、1万5,000円程度で補修できますが、大きな穴の場合は5万円以上になることがあります。
傷や穴が複数ある場合は状態にもよりますが、5~10万円程度になることがあります。
壁穴修理の工期は約1日です。なお、DIYで補修するのであれば、費用を低く抑えられます。
クロスの穴を埋める補修キットは数百~1,000円程度で販売されており、ネジ穴など小さな穴であれば、安価で補修が可能です。
壁のひび割れはコーキングで補修でき、コーキングも数百~1,000円程度で購入できます。
壁紙の張り替え
壁紙の張り替えの費用は、部屋の広さや使用する壁紙の種類によって異なります。
6帖の部屋であれば、費用は5~10万円程度です。
なお、壁紙の張り替えの費用は業者によって大きく異なるため、安くするには複数の業者から相見積もりを取りましょう。
壁紙の張り替えは職人が1人でおこなうことが多く、1部屋であれば当日中に完了します。
広い部屋や特殊な形状をしている部屋の場合、工期は2~3日程度になることがあります。
DIYで壁紙を張り替える場合の費用は、材料費と張り替えに必要な道具の購入費用だけです。
6帖の部屋であれば、材料費が2万円程度、道具の購入費用は5,000円程度であり、総額2万5,000円程度で壁紙の張り替えができます。
塗り壁に変更
塗り壁に変更する場合の費用は、塗装(ペイント)だと5~15万円程度です。
100平米で10万円前後が相場であり、リビングや廊下のような広い空間だと費用は10万円前後になるでしょう。
トイレや浴室などは、5~10万円程度で壁リフォームをおこなえます。
工期は塗装する範囲によって異なりますが、半日~1週間程度です。
漆喰塗りの費用は1平米あたり4,000~8,000円程度が相場です。
約30平米の6帖の部屋を漆喰塗りにする場合だと、12~24万円程度の費用がかかります。
漆喰塗りは手間がかかるため、費用は高めで工期は長くなりがちです。
珪藻土であれば、漆喰よりも費用を低く抑えられます。
壁の撤去
壁を撤去するリフォームの費用は、6~10万円程度です。
電気工事が必要な場合は11〜13万円程度になります。
これは壁の撤去・解体・処分に必要な費用であり、工事内容によって建具取付けなどの費用が加算されます。
壁を撤去して二つの部屋を一つの広い部屋にする場合だと、25~50万円程度が相場です。
壁を撤去して引き戸を設置する場合は15万円程度、電気工事が必要な場合は22万円程度が目安になるでしょう。
工期は工事内容によって異なりますが、12帖前後の部屋の壁を撤去して、二つの部屋を一つの広い部屋にする場合だと5日~1週間程度かかります。
正確な費用や工期を知るには、見積もりを取ることが必要です。
壁の設置
壁を設置して広い部屋を分割するのにかかる費用は、13~15万円程度が相場です。
広い部屋を分割してコンセントや照明を設置する場合だと、33~40万円程度の費用がかかります。
工期は工事内容によって異なりますが、4~6日程度が目安です。
壁を設置するのではなく、広い部屋をカーテンで分割するのであれば、費用は5~10万円程度になるでしょう。
工期は壁を設置するよりも大幅に短縮でき、半日程度で完了します。
家具を壁として活用する方法でも、簡易的な広い部屋の分割は可能です。
新しい家具を購入すると費用がかかりますが、既存の家具を使用すると大掛かりな工事は不要で費用はかかりません。
壁面収納に交換
壁面収納に交換するための費用は、10~60万円程度です。
壁面収納の種類や大きさ、工事内容によって費用は大きく異なり、玄関収納だと10~25万円程度で、工期は1日で完了します。
壁面クローゼットを新設する場合の費用は10~50万円程度で、工期は1~7日が目安です。
クローゼット内のカビと結露を防ぐために湿気対策リフォームをおこなうと、3~10万円程度の費用がかかります。
オーダー家具で壁面収納に交換する場合は、家具の材質やデザインによって大きく異なります。
費用相場は40~100万円程度です。
造作家具で壁面収納に交換する場合は、30~50万円、ユニット家具の場合は20~80万円程度になります。
壁リフォームはDIYでできる?
壁リフォームをDIYでおこなうことは可能です。
壁の小さな穴やひび割れ、引っかき傷などは難易度が低く、初心者でも直せるでしょう。
ただし、大きな穴やひび割れは難易度が高いため、プロに修理してもらうのがおすすめです。
壁リフォームの定番である壁紙の張り替えは、比較的簡単におこなえます。
小規模な壁面であれば、初心者でもDIYで取り組むことは可能です。
DIYで壁紙の張り替えをすると、自分の好みに合った壁紙を自由に選べ、理想のデザインで部屋をカスタマイズできます。
DIYで壁紙の張り替えをする際は、下地処理を丁寧におこなうことが大切です。
下地処理は壁紙をきれいに貼るための基本的な作業であり、下地処理が不十分だとボコボコとした仕上がりになってしまいます。
塗り壁もDIYでおこなえますが、塗料の選定や下地処理、塗装技術などが関わるため、きれいに仕上げるには専門知識や技術が要求されます。
塗装が広い範囲になる場合は、プロに依頼するのが賢明です。
新しい壁の設置や撤去は構造的な影響があるため、安全性が重要であり、DIYではなくプロの施工が推奨されます。
壁面収納の設置も一部はDIYでもできますが、重量物を収納する場合などは専門家に相談しましょう。
壁リフォームは賃貸住宅でできる?
賃貸住宅で壁リフォームをするには、オーナーの許可が必要です。
無断で壁紙を張り替えたり、壁面を大幅に変更したりすると、修復や損害賠償責任が問われることがあります。
オーナーの許可が得られたら壁リフォームは可能ですが、退去時には原状回復する義務が生じます。
原状回復とは賃借人が入居する前の状態に物件を戻すことを指し、張り替えた壁紙などは元通りにしなければなりません。
賃貸契約によっては、原状回復に関する細かな規定が含まれていることがあります。
契約書をよく確認し、退去時の手続きを理解しておくことが重要です。
なお、一部のプチリフォームや簡易的な装飾であれば、オーナーや管理会社の許可を得ることなくおこなえる場合があります。
リメイクシートなどの壁材を貼るなど、元の壁に傷をつけない方法であれば大丈夫でしょう。
それでも慎重におこなうことが大切です。
壁リフォームの注意点
壁リフォームをする際は、いくつかの注意事項があります。
注意事項を守ることで、安全かつ効果的な壁リフォームを実現できるでしょう。
ここでは、壁リフォームをする際に、特に注意が必要な事項を解説します。
壁の撤去ができない場合がある
壁の撤去は壁リフォームのなかでも特に注意を要する作業です。
建物の構造の一部である構造壁は撤去できず、構造壁がなくなると建物が倒壊する危険性があります。
構造壁は建物の構造において重要な役割を果たしており、構造壁に変更を加えることは大変危険です。
一方で、間仕切り壁は建物の構造には直接関与しないため、比較的容易に撤去できます。
間仕切り壁の撤去は部屋のレイアウトや使い勝手を変えるのに役立ちますが、その際も壁の下地や設置方法に注意を払い、無理な力を加えないようにすることが重要です。
壁を撤去することで部屋の間取りや空間が変わり、効果的なリフォームが可能ですが、専門家と相談して慎重に計画を立てるようにしましょう。
分譲マンションの壁リフォームは管理規約を確認する
分譲マンションで壁リフォームをする際は、管理規約の確認が必要です。
管理規約はマンションの共有部分や専有部分に関するルールや制約を定めており、住民の生活や建物の維持管理に関する基準を示しています。
壁リフォームに関する事項も管理規約に記載されていることがあり、具体的な壁材の選定や工法の使用、専門業者の選定方法などが制約として示されていることがあります。
壁リフォームをおこなう際は、他の住民や管理組合とのトラブルを避けるためにも、管理規約の遵守がとても重要です。
必要に応じて管理組合や管理会社に相談し、正確な情報を得ることをおすすめします。
なお、リフォームを前提に中古マンションを購入する際も、管理規約の確認は欠かせません。
リフォーム後の使いやすさを考える
壁リフォームをする際には、リフォーム後の使いやすさを考えることがとても重要です。
リフォームは単に見た目を変えるだけでなく、住空間の機能性や快適さを向上させるためにおこなわれます。
リフォーム後に使い勝手が悪くなると、費用と手間をかけて壁リフォームをする意味がなくなります。
壁リフォームを成功させるには、部屋のレイアウトや収納スペース、照明、電気設備などを総合的に考慮し、リフォームの目的や目標に合致するように計画を立てなければなりません。
特にコンセントの位置や収納スペースなどは、日常生活での利便性や使い勝手に大きく影響を与える要素です。
計画段階での検討が、のちのトラブルや手戻りを最小限に抑えるためにも役立ちます。
リフォーム会社は慎重に選定する
壁リフォームをする際は、リフォーム会社の選定が重要になってきます。
リフォーム会社はそれぞれ得意とする分野があり、工事内容に合わせて選ぶのがポイントです。
例えば、壁紙の張り替えは、内装工事が得意なリフォーム会社に依頼すると良いでしょう。
壁紙の張り替えに特化した業者も存在します。
専門的な知識や経験を有しており、さまざまな種類の壁紙に対応できるでしょう。
壁の撤去や新設などの構造的な変更が必要な場合は、建築士が在籍しているリフォーム会社がおすすめです。
リフォーム会社の信頼性を判断するには、利用者の体験談や口コミが役立ちます。
また、必要な免許や資格を持っているかも確認しましょう。
壁リフォームの費用を低く抑えるコツ
壁リフォームをするには、数万~数十万以上の費用がかかります。
しかし、工夫することで壁リフォームの費用を低く抑えることは可能です。
ここでは、壁リフォームの費用を低く抑えるコツをご紹介します。
複数のリフォーム会社から相見積もりを取る
複数のリフォーム会社から相見積もりを取ることは、壁リフォームの費用を低く抑えることにつながります。
リフォーム会社によって壁リフォームの料金は大きく異なりますが、相見積もりを取ることで料金を比較できます。
複数の見積もりを比較することで、適正価格がわかるようになるでしょう。
また、複数の見積もりを持っていると、業者との交渉時に材料として活用できます。
競合他社の見積もりを示すことで、価格交渉がしやすくなります。
ただし、料金だけでなく業者の信頼性やリフォーム工事の品質にも注意を払うことが大切です。
簡単な壁リフォームはDIYでおこなう
簡単な壁リフォームはDIYでおこなうと、費用の大幅な削減が可能です。
簡単な補修であれば、DIYでおこなうと数百円程度でできることもあります。
失敗する可能性が低い壁の補修は業者に依頼するよりもDIYがおすすめです。
壁紙の張り替えも、DIYだと材料費と道具の購入費用だけで良く、費用を低く抑えられます。
なお、家族や友人などの協力が得られる場合、壁紙の張り替えは2人以上で取り組むと作業効率が向上します。
ただし、壁の撤去など難易度が高い壁リフォームはDIYだと危険です。
費用がかかっても専門家に依頼しましょう。
部分的なリフォームを検討する
予算オーバーする際は部分的なリフォームを検討すると、限られた予算で壁リフォームができる可能性が高まります。
部分的なリフォームは、全体のリフォームよりも費用を低く抑えられます。
工期を短縮できることも部分的なリフォームのメリットです。
部分的なリフォームをする際は、全体のバランスを考慮して、全体の統一感を失わないようにすることが大切です。
リフォームをした結果、美観や機能性が低下することもあります。
部分的なリフォームを検討する際には慎重な計画と、全体のバランスが取れたデザインの考案が必要です。
リフォームの時期を考慮する
リフォームの時期を考慮することは費用を低く抑えるうえで役立つことがあります。
リフォーム業界には繁忙期が存在し、需要が高まる時期には工事業者のスケジュールが混雑し、人件費や材料費の上昇が見込まれます。
繁忙期を避けてリフォームをおこなうことで、工事業者との交渉余地が増し、コストの抑制が可能です。
3~5月と9~12月がリフォーム業界の繁忙期であり、この時期を避けると費用を低く抑えられる可能性が高まります。
壁リフォームを特に急いでいなければ、リフォーム業界の繁忙期を避けて依頼するのがおすすめです。
まとめ
壁リフォームには、壁の補修や壁紙の張り替え、塗り壁に変更、壁の撤去、壁の設置、壁面収納に交換などの種類があります。
壁リフォームの定番である壁紙の張り替えだと、6帖の部屋であれば5~10万円程度が相場です。
簡単な壁リフォームはDIYでおこなうと費用を低く抑えられます。
複数の業者から相見積もりを取ることも、費用を低く抑えることにつながります。
また、リフォーム業界の繁忙期を避けることも費用を低く抑えるコツです。
可能な限り費用を削減し、壁リフォームを成功させましょう。
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